かねてからメジャー移籍希望を表明していたダイエー井口選手のメジャー挑戦が決定的な状況のようだ。昨オフ、当時の高塚オーナー代行兼球団社長と結んだ契約には、球団の経営体制の変更や売却時の条項が付帯。今月、高塚代行が強制わいせつ容疑によって辞任したことで、井口が自由契約を選択できる状況となったとらしい。昨年の小久保無償譲渡に続いて、何の見返りもなく主力選手をリリースする異常事態。ここ数年、ダイエーには大学野球から有力な選手が集まってきていたが、こういった「密約」も入団の決め手になっていたのかもしれない。
球団としては最悪でもポスティングで入札金+メジャー移籍の確約を取り付けたいところだろう。自由契約となれば、メジャー移籍を隠れ蓑に日本の他球団への移籍の道も開いてしまう。仁志をFAで失う可能性が高い読売にとっては、のどから手が出る人材なのだから。
今年は新人の入団を巡って「裏金」の存在がクローズアップされたが、それ以外にも「移籍の密約」まで付帯しているとなったら、ドラフト改革も単純なウェーバー制導入で全てが片付くとも思えない。
この際プロ野球もサッカーを見習って完全自由化してみたらいいのに。契約金0、年俸も一律。1軍出場が規定数を越えたら年俸フリーの契約に切り替える。契約が切れればFA。金満チームに飼い殺されるのも、出場機会を求めて移籍するのも自由。こっちのほうがよっぽど健全な「競争」になると思うけどね。
球団としては最悪でもポスティングで入札金+メジャー移籍の確約を取り付けたいところだろう。自由契約となれば、メジャー移籍を隠れ蓑に日本の他球団への移籍の道も開いてしまう。仁志をFAで失う可能性が高い読売にとっては、のどから手が出る人材なのだから。
今年は新人の入団を巡って「裏金」の存在がクローズアップされたが、それ以外にも「移籍の密約」まで付帯しているとなったら、ドラフト改革も単純なウェーバー制導入で全てが片付くとも思えない。
この際プロ野球もサッカーを見習って完全自由化してみたらいいのに。契約金0、年俸も一律。1軍出場が規定数を越えたら年俸フリーの契約に切り替える。契約が切れればFA。金満チームに飼い殺されるのも、出場機会を求めて移籍するのも自由。こっちのほうがよっぽど健全な「競争」になると思うけどね。