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Steve Knightの気ままな日記

趣味の世界、面白いと思ったこと、きれいだなと感じたこと等の記録

小来川鉱山 再訪

2010-04-10 | Minerals

前回、2月に行った時には一面雪に覆われていて、たいした成果もなく、あえなく撤退を余儀なくされた。
4月に入って、雪もなくなったので、Tさんとの約束通り、リベンジを試みた。

【小来川鉱山】

雪がなくなると、そこらじゅう地面がえぐれていて、かなり荒れているのがよくわかる。
最近、人が入った形跡も全く無い。最早、忘れ去られた感がある。

旧事務所跡。トロッコも放置されたまま。


放置されたウィンチ。


トロッコのレール跡。


やっと辿り着いた最上部のズリ。


成果は2人で2時間かけてazuriteは3つ。しかもそのうちの2つは1mm以下の粒が3つだけ付いたもので、期待からは程遠いものであった。
唯一、Tさんの採った標本のみが見られるものであった。
その他には、放射状の孔雀石が2つと、おそらくラング石と思われるものが1つ、ポスンジャク石が1つであった。

藍銅鉱(Azurite) 小っちぇ~!


孔雀石(Malachite)


ラング石(Langite)


ポスンジャク石(Posnjakite)




【板荷鉱山】

午後は、前回同様、板荷鉱山に向かった。
雪がないと、こんな感じ。


2人でひたすらシマシマを割って探すが、お目当ての紅柱石は見つからない。
Tさんが見つけたのが、周辺が一部雲母化したものであった。

今回は僕はラング石、ポスンジャク石以外はたいした成果がなかったが、Tさんが良いものを採れたので、まぁ良かった。
それにしても、想像以上に厳しい結果にはいささか驚いた。やはり日光鉱山同様、歳月の経過を実感した採集であった。



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