オードリー・ヘプバーン

オードリー・ヘプバーン　

ベルギー、ブリュッセル出身、
貿易商の父とオランダ貴族出身の母のもとに生まれ、
５歳の時に戦争の為イギリスへ渡り、ロンドン郊外の寄宿学校に通う。
１０歳の時、両親が離婚したのをきっかけに、母と共にオランダに移住し
バレエのレッスンを始める。戦争の中、モデルなどをして生計を立て、
４８年、単身ロンドンに渡り、マリー・ランバート・バレエ学校に入学。
プロとして舞台デビューを果たす。

５０年に端役として映画に出演。以後、数本の作品に出演した後、
５１年、撮影中に「ジジ」の原作者であるコレット女史
と出会い、同作のブロードウェイ公演で主役に大抜擢。
その舞台を見たウィリアム・ワイラーにより５３年「ローマの休日」にて
主役の座を獲得。作品の世界的ヒットと共にアカデミー主演女優賞を受賞し、
一大人気を巻き起こす。以後はトップスターとして、「麗しのサブリナ」
「尼僧物語」「ティファニーで朝食を」「暗くなるまで待って」
でアカデミー主演女優賞にノミネートされる。

メル・ファーラーとの間に子供をもうけた後、６８年に離婚。
翌年医者と結婚するも一児を残して離婚。
晩年はユニセフに親善大使として参加。
ソマリアで難民救済に力を注いでいる。９３年ガンのため、この世を去る。

ティファニーで朝食を(1961)
麗しのサブリナ（1954）
ローマの休日（1953）