ヴィヴィアン・リー

ヴィヴィアン・リー

インド生まれ、イギリス人。
インドの別荘で株商人の娘として裕福な家庭に生まれる。
５歳の時に、ロンドンの寄宿学校に入学。
その後も上流家庭の娘としての教育を受け、演技は
パリのコメディ・フランセーズとロンドンの王立演技学校
で学び、３４年、“Things Are Looking up”で映画デビュー。

まもなく、舞台でのデビューも飾った。３７年、
アレクサンダー・コルダと契約の後に「無敵艦隊」に出演、
共演者のＬ・オリヴィエと恋に落ち、「嵐が丘」の出演
のためハリウッドに渡ったＬ・オリヴィエを追って渡米。
そこで、デヴィッド・Ｏ・セルズニックと運命的な出会いをし、
「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラ役に抜擢。
映画の大成功と共にアカデミー賞、主演女優賞も受賞。
一躍大スターへとその階段を上る。
以後も４５年に結核で倒れたりはしたが、
持ち前の美貌と演技力で次々と話題をさらい、５１年、
「欲望という名の電車」で再び、主演女優賞を受賞。

４０年に大恋愛の末に結婚した、
ローレンス・オリヴィエとも６０年に離婚。
結核を再発させ、ロンドンのアパートで息を引き取る。

欲望という名の電車（1951）
風と共に去りぬ（1939）