「三ッ谷」それとも「三ツ谷」

タイトルを見て、いったい何が違うのか、戸惑った方もいらっしゃることでしょう。
「三ッ谷」と「三ツ谷」。よく見てください。「ツ」の大きさが違います。

私の苗字を見て、「カタカナが入っているのは珍しいね」とよくいわれます。
父の出身は函館です。私はつい１０年ほど前まで「ツ」の大きさにほとんど無頓着でした。
「小さなツ」と教えてくれたのは、母方の祖母でした。

祖母は熊本出身ですが、母が生まれてしばらくして一家で函館に移りました。
三ッ谷家が近所だったようで、昔話をよくしてくれました。
鉄を扱う商社を営んでいた三ッ谷家は、大正初期の頃は函館で3本の指に入るほどの財を成し、
函館公会堂建設の際には、多額の寄付をしたそうです。

「公会堂に行くと、ミツヤの名前入りの火鉢があってね。「三ッ谷」の「ツ」は、小さい「ツ」なの」
残念ながら三ッ谷家は、祖父の代になって散財を繰り返し没落してしまいます。

それはそれとして、私は初めて「小さいツ」であることを知り、それ以来、名刺などでそれを通しています。
しかし、このブログのタイトルは敢えて「大きいツ」で「三ツ谷洋子のスポーツ２１・ブログ」と書きました。
理由は、キーワード検索に引っかかりやすくするためです。

私の名前を入力する際、「ツ」を「小さいツ」に変換する人は少ないからです。
ちなみにｇｏｏｇｌｅで検索をしてみると「三ッ谷洋子」では１２１件、
「三ツ谷洋子」にすると５０件多く、１７８件となります。

そして、タイトル下の説明を「スポーツビジネス・コンサルタントの三ッ谷洋子が
スポーツにまつわる話や日々の話題を取り上げます。」として、正しく「小さなツ」を使いました。

こうすることで、大小どちらの「ツ」を使っても、引っかかるというわけです。
こんな工夫もしながら、ブログを書いています。

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