GTAオンラインの世界で最強の乗り物は何か?と聞かれたら、多くのプレイヤーは戦闘機と答えるだろう。
とくに現行機版ではフリーモード(公開セッション)内で発生するイベントやジョブが追加されたこともあり、戦闘機による脅威が高まっている。
そこで今回は、GTAオンラインのフリーセッション内で最強とも言われる戦闘機への対処法を紹介してみる。
強盗ミッションにより、戦闘機は「乗りたい人だけが乗る」乗り物から、強盗ミッションのクリアのためには「誰もが一度は乗ることになる」乗り物になった。
■GTA界最強の乗り物・戦闘機
GTA5で戦闘機が最強とされる理由の一つには、その主兵装であるキャノン(機関砲)の仕様によるところが大きい。
GTA5における戦闘機(レーザーおよびハイドラ)が使用するキャノンは、他の多くの空戦ゲームやシミュレーター等と違い、発射してから着弾までの時差が存在しない。また、遠距離での弾丸の収束のバラツキや弾道の落下なども発生しないため、複雑な見越し射撃(偏差射撃=相手の未来位置を予測して敵の進行方向を照準して撃つこと)は必要ない。単純に、ターゲットが射程内で照準の中に入ったら発射ボタンを押せばよい。よって、その特性はどちらかと言うと、機関砲というよりは「エースコンバット」シリーズにおけるTLS(戦術レーザー)の短射程版に近い。
その上、戦闘機のキャノンは着弾時に爆発する榴弾仕様になっているため、一瞬でも火線上に入れば相手は即爆死、おまけに弾切れやリロード時間も発生しないためいくらでも撃ち放題という、難易度ACEのピクシーモルガンも真っ青なぶっ壊れ超性能となっている。
その一方で戦闘機のミサイルは射程距離も誘導性能も低く、命中時の加害範囲も狭いため、地上のプレイヤーにとっては大した脅威ではない。
このような仕様のせいで、GTA5の戦闘機は地上攻撃兵器としても強力で、そのため公開セッションではもっぱら対地攻撃機として猛威を振るっている。
現行機版ではアップデートにより、強力な誘導性能を持つミサイルを搭載した武装車両や、オプレッサーMK.2などの機動性で戦闘機に対抗しうる乗り物や、あるいは地下基地で研究開発できるヘビースナイパーMk.2用の炸裂弾など、戦闘機に対抗可能な装備が追加されてはいるものの、これらの乗り物や武器を持っていないプレイヤーにとっては戦闘機はまだまだ脅威度が高い存在と言える。
GTA5の戦闘機が搭載するキャノン(機関砲)は弾数無限で、スピンアップ時間もなければ発砲から着弾までの時間差も存在しない。目標をセンターに入れてスイッチで相手は即爆散する。
■GTA5の世界では圧倒的に戦闘機側優位
このような特性から、地上の生身のプレイヤーがまともに戦闘機に挑んだ場合、仮にどうにか撃墜することができたとしても、撃ち落とすまでに何回もキルされるか、あるいは一方的にキルされ続けるはめになるだろう。
他方で、戦闘機と同じく歩兵が生身で戦うのは現実的ではない兵器であり、登場当初は手がつけられないほどの強さを誇った戦車(ライノ)が、アップデートの度に弱体化していき、現在では「やわらか戦車」「豆腐」「おおきな的」などの散々な評価に成り下がってしまったのとは対照的である。(ただし、戦車はソロでのミッション攻略やギャングアタックでは役に立つ。)
ゲームバランスがおかしいという意見もあるが、そもそも現実の世界でも歩兵やテクニカルのような即席武装車両が簡単に戦闘機を撃墜できたら、今頃はゲリラが先進国の正規軍に勝っているだろう。
戦闘機対策として導入されたと思われるホーミングランチャーも、戦闘機に対しては絶対的な脅威ではなく、むしろ非武装ヘリや民間機での遊覧飛行を自殺行為にしてしまっただけの感がある。
コックピット内の計器類を見る限り、GTA5の戦闘機(レーザー、ハイドラ)は、純粋な制空戦闘機ではなく、対地攻撃任務もこなす「マルチロール機」であると思われる。
■戦闘機と生身で戦うのは「損」
基本的に、このゲームで地上のプレイヤーが戦闘機とまともに戦うのは「損」である。もっとも、このゲームではPK行為自体が弾薬代の無駄で損だと言えるが。
というのも、プレイヤーが戦闘機をとってくる時には、レーザーは基本的に無料または$5000、ハイドラでも$200。しかもどちらも強力なキャノンとミサイルが使い放題なので、こんなやつらに対して高価なロケットランチャーやホーミングランチャーで戦うのは単純に見積もっても大損になる。
■戦闘機への対処法
フリーセッションで自分を狙ってきた戦闘機への対処方法としては、
・セッションを変更する
・パッシブモードにして相手にしない
・逃げる・隠れるなどしてやりすごす
・自分も戦闘機で対抗する
・あえて地上で戦う
などの手段が考えられる。
基本的には戦闘機から粘着されそうになったら、さっさとセッションを変えるかパッシブモードにして無視することをお勧めする。
箇条書きの下に行くほど難易度が高くなり、また一方的に連続キルされるリスクも高まると言える。
それでも戦闘機に対抗するなら、まずは「敵」について知っておく必要がある。
■戦闘機乗りは地上を攻撃する時に何を見ているか
速度の速い航空機で空から地上のプレイヤーや車両を攻撃する場合、地上のターゲットを目視で捉えるのは難しい。高度と速度を落とせば多少見やすくはなるが、撃墜されるおそれも高くなる。とくに急降下しながらの掃射では、相手を目視できる高度よりも先に引き起こしを始めないと地面に激突してしまう。
そのため、戦闘機で地上を攻撃するプレイヤーの多くはレーダーマップだけを見ながらターゲットの位置を予測して攻撃している。
レーダーマップに表示されるのは、基本的に「道路」「線路」「建物の形」だけであるため、戦闘機プレイヤーが地上を攻撃する時には、レーダーマップを見ながら道路や建物とプレイヤーアイコンの位置関係からターゲットのおおよその場所を予測している。すなわち「十字路の北西の角に居る」とか「並行する2本の道路の間の中間辺り」といった具合である。
よって、「レーダーから消える」のは戦闘機に対しては有効な対処法である。
また、レーダーから消えた状態で近くに道路やレーダーマップ上の目印になるものが何も無い場所に行って動かずにいるのも有効である。ただし、目立つ車に乗っていないことという条件がある。
とくに夜間や悪天候時には地上のプレイヤーを目視することは難しい。戦闘機で地上を攻撃するプレイヤーは画面左下のレーダーマップを頼りにしている。
■派手な車は避ける
基本的に、戦闘機乗りは地上のターゲットを目視しておらず、レーダーマップしか見ていないと言っても、こちらがレーダーから消えたり死角に隠れていれば高度を下げて探しに来る者も中にはいる。反撃のチャンスでもあるが、その時にどう見てもNPCではありえない派手な車に乗っていたりすると、簡単に発見されて先制攻撃されてしまう。
とくにクロームや蛍光カラー、ネオンを付けた車は空から見てたいへん目立つため、たとえレーダーから消えていたとしても、空から難なく発見されて攻撃を受けるおそれがある。
また、スーパーカーなどで速度を活かして逃げようとしても、空から見れば人が歩いているのと大差がないレベルである。むしろ同じ方向に逃げる車は戦闘機との速度差が小さくなるため狙いやすくなるということも覚えておくべきだろう。
■地下に隠れる
警察から逃げて手配度を消す場合だけでなく、オンラインで他のプレイヤーや戦闘機から身を隠す手段としても「地下に潜る」のは有効である。
とくに地下道や地下鉄の路線はレーダーマップ上では薄く表示されて見にくいため、ロスサントスの地理を完全に把握しているプレイヤーでもない限り、レーダーマップからだけでは地下にいるプレイヤーは簡単には見分けづらい。
このように、レーダーから消えたり地下に潜ったり障害物の陰に隠れているだけでも戦闘機プレイヤーの多くはやり過ごせるが、今回はあえて地上で戦闘機と戦うというプレイヤーのために、考えられる対戦闘機戦法を紹介する。
■背の高い建物を盾にしながら攻撃
生身で戦闘機と戦う方法としては最も基本的と言える戦法である。
都市のビル街など障害物が多い地形を活かして、背が高い建物を降下してくる戦闘機との間に常に置くようにして動きつつ、上昇して離脱する戦闘機に対して背後からアサルトライフルやマシンガンで銃撃する。また、ペガサスの武装車両を持ってきて、戦闘機が降下して攻撃してきたら高架下やトンネルの中に隠れ、離脱上昇していくところを狙うのも同じ考え方の戦法である。
戦闘機から見るとなかなか攻撃しにくい相手となる上に、ビル街では障害物にぶつかって墜落する危険も大きくなる。
逆に、障害物の少ないセノーラ砂漠等は、戦闘機と戦うには不利になる場合が多い。
一方、背の低い建物やヤシの木などを盾にした場合、戦闘機からの銃撃をカバーしきれないこともある。
■ロケットランチャー・ホーミングランチャーによる偏差撃ち
こちらも対戦闘機戦術として一般的な方法である。
降下しながら攻撃してくる戦闘機に対し、敵機のコース(未来位置)を予測してロケットランチャー(ロケラン)やホーミングランチャー(ホミラン)を撃ち込む方法。
技量の低い戦闘機乗りプレイヤーは、地上攻撃時に地面への激突を恐れて浅い角度でまっすぐに降下してくることが多いため、進路とタイミングを予測しやすい。
双方の射撃が正確だった場合、こちらの撃った弾頭の着弾と戦闘機のキャノンが当たるのがほぼ同時なので、「相討ち」になってしまうが、アクションメニューを開いたままロケラン発射後に即「復活」すると、うまくいけば戦闘機にキルを与えずに撃墜できる。熟練者の間では復活ロケランとか逃げロケとも呼ばれる。
ところが、アップデートで国内CS版でも海外版と同じく復活時の予備モーションが入るようになったため、運良く戦闘機を落とせても相討ちになってしまうことが多い。
また、ホーミングランチャーを使う場合、ホーミングランチャーはロックオンして発射しても正面から突っ込んで来る相手に対しては誘導性能が低いため、誘導は当てにせずに、ロケランと同じく戦闘機の降下コースを予測して、前もって「通り道」に対して発射するイメージになる。
ただし、ホーミングランチャーはロケットランチャーとは弾速が異なる点に注意する必要がある。
また、戦闘機との間にロケランの射線を空けておく必要から、遮蔽物を有効に使いにくいという欠点もある。
慣れた戦闘機プレイヤーは、地上のプレイヤーからは武器で狙えない死角になる真上から垂直に降下して攻撃する方法(いわゆる「垂直空爆」「垂直」)を得意としているため、これに対抗するために地上攻撃後の戦闘機の離脱方向を予測して上昇時にロケランが命中するように戦闘機と逆方向に向けてロケランを発射する戦法もある。
いずれにせよ、高速で飛ぶ戦闘機に対し無誘導でロケットランチャーを命中させることは熟練者でも容易ではないため、よほど相手がぼーっとまっすぐ飛んで来ない限り、撃墜するのは簡単ではない。
■ラグキルを狙う
上記のロケットランチャーやホーミングランチャーを使った戦術の応用版。
複数、できれば大人数で戦闘機に向けて一斉にロケランまたはホーミングランチャーをぶっ放す。
大量のロケット弾が一度に発射されると、どう見ても直撃していないタイミングなのに、まるで近接信管が作動したかのように戦闘機を巻き込んで爆発を起こす場合がある。
他にも回線状態の悪いプレイヤーが撃ったロケットがズレた場所で爆発することもある。
戦闘機側から見ると、近接信管が作動したかのようにいきなり撃墜されるため、地上で迎撃準備を整えて待ち構えている集団のプレイヤーに対して警戒心(トラウマ)を植え付けることができる。
■ホーミングランチャーとヘビースナイパーの組み合わせで戦闘機に対抗する
単体では戦闘機に対しては切り札とは言えないホーミングランチャーも、運用法次第で戦闘機に対して有効な武器となる。
プレイヤー1人でも可能だが、できれば2人以上のプレイヤーが組み、ホーミングランチャーで戦闘機を牽制しておいて、ヘビースナイパーでダメージを与えていくという戦法。
1発のホーミングランチャーで戦闘機を落とすことは難しいが、ホーミングランチャーの追尾を受けている間は、戦闘機は回避機動をとらねばならず機動が制限されるため、その間にヘビースナイパーで戦闘機を狙撃してダメージを与える。
並のパイロットだと、ホーミングランチャーを撃たれるとその場でグルグル回り始めるので、その機動を読んでヘビースナイパーをペシペシ当てていくのはさほど難しくはない。このゲームのスナイパーライフルは、戦闘機の機関砲と同じく発砲から着弾までの時差が無く、射程も無限で遠距離での弾道の落下もないので、ヘビースナイパーは戦闘機に対して最も有効な武器の一つである。当たりどころにもよるが3~5発程度命中させればで戦闘機から煙を吹かせることができる。
また、ホミランの追尾時間は10秒間なので、10秒以内に再度ホーミングランチャーをロックオンして発射すれば戦闘機に対して継続して機動制限をかけることができる。
ホミランや誘導ミサイルの追尾警告音は、慣れたプレイヤーにとっても結構なプレッシャーになるので、不慣れなパイロットなら焦って地面や障害物に突っ込んでくれる可能性もある。
また、常に2発以上のホミランに追尾させていれば、1発目のホミランが時間切れで自爆した音を聞いて安心したパイロットが急旋回をやめた瞬間に2発目が直撃して撃破…ということもあるかもしれない。
■ミニガンは戦闘機に対しては相性が悪い
ミニガンは一見、戦闘機に対しても有効そうに見えるが、GTA5のミニガンは戦闘機に対して相性が良い武器だとは言えない。
なぜならGTA5のミニガンは射程が極端に短く、上空を飛ぶ戦闘機を狙っても実際には弾が届いていない場合も多い。またミニガンの弾丸は戦闘機に対しては与えるダメージが低く、距離や当たりどころにもよるが戦闘機から煙を吹かせるまでに約1200~1500発程の命中弾を必要とする。高速で飛行する戦闘機に対して全弾命中させることは難しいので、実際に必要な弾数はそれ以上になる。
さらに、地上から発射されるミニガンの弾の軌跡は、空からは1本の火線としてよく見えるため、戦闘機や他のプレイヤーに対して一瞬で自分の現在位置を暴露してしまう。
もっとも重大な欠陥として、ミニガンは上に向けて構えることの出来る角度(仰角)の制限が大きいため、プレイヤーの直上から急降下して攻撃してくる戦闘機を狙うことが出来ない。戦闘機上級者の多くは、プレイヤーの真上から垂直に降下して銃撃する戦法(いわゆる「垂直空爆」)をとることが多いため、これは致命的とも言える。
■個人車両を囮に使った保険金請求や負け犬送り狙いは有効ではない
戦闘機への対抗手段として、相手に高額な保険料を請求したり、個人車両破壊による負け犬ポイントを蓄積させる目的でわざと個人車両を何度も破壊させるために何度もキルされに行くという手段が紹介されることがある。
しかし今日び戦闘機で地上PK(空爆)ばかりやっているようなプレイヤーの中には、不正行為でお金を増やしていたり、アカウントを次々に使い捨てにしている者も多いので、高額な個人車両をわざと破壊させても大した損害ではなく、また負け犬送りになってもアカウント自体を乗り換えるだけなので別に痛くもないという者も多い。
むしろ「自ら進んで殺されに行く」プレイヤーのおかげでキルデス比が上がって喜んでいる者もあり、そういうプレイヤーにとって保険金請求のために個人車両(とプレイヤーの命)を献上するのは馬鹿げた行為だと言える。
いずれにせよ、現状では戦闘機に対してまともに地上で対抗するのは多くの場合は「損」で、その労力に見合うリターンは無いと言える。
■戦闘機で戦闘機に対抗する方法の解説が少ない理由
戦闘機と戦うのに最も有効な方法は、自分も戦闘機を持ってくることである。
しかし、GTAOで戦闘機同士で戦う(空戦)方法を具体的に解説した情報は少ない。
それは、空戦の方法を文章で説明するのが難しいということと、もう一つは見ず知らずの不特定の相手に空戦のコツや技術を教えても、自分には何の得にもならないからである。
どういうことか。たとえば強盗ミッションのような協力ミッションの攻略法だとか、NPC相手の銃撃戦のコツだとか、車の運転が上達する方法ならば、知らない相手に気軽に教えても、その人たちが上手くなることで結果としてミッションの成功率も高まり、みんなが得をする。
しかし、「戦闘機で戦闘機を撃墜する方法」は、むやみに人に教えれば、いずれ自分が紹介したのと同じ方法で自分が襲われる恐れが強くなる。
また、戦闘機に戦闘機で対抗する方法は、言い方を変えれば「戦闘機で地上のプレイヤーを攻撃している時に、別の戦闘機に攻撃された場合に返り討ちにする方法」でもあるわけで、空爆プレイヤーに守りの剣を与えるわけにはいかないのだ。
GTAオンラインには、戦闘機同士による「マシンデスマッチ」も存在するが、多くの強豪プレイヤーは空戦の技法についてはあまり語らず、多くはクルーで弟子を取るか、強くなりたい人は自分で練習しろというスタンスであるように見えるのもそのせいだと思われる。
戦闘機に興味が無いプレイヤーも、ミッションの合間にでも自分で戦闘機に乗ってみると、空から地上がどう見えているかなどいろいろ発見がある。
■戦闘機一強のゲームバランス改善のために
ついでに、最後にロスサントス市民が戦闘機に怯えずに過ごすことが出来るように、かつ戦闘機好きなプレイヤーが失望しないように、どうすればゲームバランスを改善できるかを考えてみた。
●戦闘機のキャノンを対空専用仕様にする。
最も簡単確実で手っ取り早い方法。戦闘機のキャノンを実際の航空機関砲と同じように、地面(ソフトターゲット)に当てても炸裂しない仕様にする。車両などはこれまで通り撃ち抜いて爆破できるが、プレイヤーが戦闘機に狙われたら車から降りて離れてしまえばほぼ殺されずに済む。個人車両の破壊には負け犬ポイントが付いてくるため、これだけで現在の不満はほぼ解消されるはずだ。
●対空車両の実装
現行の火器搭載型車両は航空機への攻撃力が不足しているうえに、なにより火器の仰角が浅すぎて対戦闘機用途としては使いものにならない。せめて既存の武装車両がほぼ直上を狙えるようにすれば、戦闘機側絶対優位の状況は変わるものと思われる。
●戦闘機で暴れるプレイヤーには軍の戦闘機が出動
現状、戦闘機でどんなに暴れて手配度がついても、空まで追尾してくるのは警察のヘリだけで戦闘機にとっては全く脅威ではない。しかし、これがもし軍基地上空と同じく戦闘機が出動して攻撃してくるようになったら、NPC戦闘機は無音でプレイヤーを撃墜できる超兵器を搭載しているため、空爆プレイヤーも手配度が付いたまま地上攻撃をしているわけにはいかなくなるだろう。
●飛行スキルが育っていないとまともに飛べないようにする
上述の「アカウントを使い捨てにするプレイヤー」への対策。現状では飛行スキルが低くても、固定翼機では着陸時などに多少グラグラする程度で大した弊害がない。そのため作ったばかりのキャラでも戦闘機で地上攻撃することができてしまう。そこで飛行スキルの育っていないキャラでは離陸すら出来ない仕様にして、「捨てキャラ」では戦闘機に乗れないようにすれば、負け犬サーバー送りにつながる地上攻撃(個人車両破壊)にも慎重になる。
ここでは改善案をいくつか考えてみたが、単に戦闘機の対地攻撃時の榴弾を廃止する、キャノンの弾数を制限してリロードタイムを設けるだけで戦闘機による地上への脅威はだいぶ弱まるはずである。
発射しているのは「レーザー」だと勘違いしているプレイヤーもいるほど強力なキャノン(機関砲)をコックピットの両脇に2門も搭載しているレーザー戦闘機。
GTAオンラインの戦闘機は対地攻撃機としても強力であるため、他のプレイヤーをほぼ一方的にPKできる手段・道具としてしか用いないプレイヤーも多い。そのため、セッション内でもとくに何もしていなくても戦闘機に乗っているだけで除外投票を食らうこともある。
しかし、戦闘機は車とは比較にならない速度、軽快な運動性、そしてなによりも美しいグラフィックで描かれたオープンワールドの空を飛べる自由さなども相まってとても楽しい乗り物でもある。
戦闘機を用いたレースやデスマ等のジョブもあるため、戦闘機を単なるPKの道具としてしか使わないのは実にもったいないことだと思う。
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とくに現行機版ではフリーモード(公開セッション)内で発生するイベントやジョブが追加されたこともあり、戦闘機による脅威が高まっている。
そこで今回は、GTAオンラインのフリーセッション内で最強とも言われる戦闘機への対処法を紹介してみる。
強盗ミッションにより、戦闘機は「乗りたい人だけが乗る」乗り物から、強盗ミッションのクリアのためには「誰もが一度は乗ることになる」乗り物になった。
■GTA界最強の乗り物・戦闘機
GTA5で戦闘機が最強とされる理由の一つには、その主兵装であるキャノン(機関砲)の仕様によるところが大きい。
GTA5における戦闘機(レーザーおよびハイドラ)が使用するキャノンは、他の多くの空戦ゲームやシミュレーター等と違い、発射してから着弾までの時差が存在しない。また、遠距離での弾丸の収束のバラツキや弾道の落下なども発生しないため、複雑な見越し射撃(偏差射撃=相手の未来位置を予測して敵の進行方向を照準して撃つこと)は必要ない。単純に、ターゲットが射程内で照準の中に入ったら発射ボタンを押せばよい。よって、その特性はどちらかと言うと、機関砲というよりは「エースコンバット」シリーズにおけるTLS(戦術レーザー)の短射程版に近い。
その上、戦闘機のキャノンは着弾時に爆発する榴弾仕様になっているため、一瞬でも火線上に入れば相手は即爆死、おまけに弾切れやリロード時間も発生しないためいくらでも撃ち放題という、難易度ACEのピクシーモルガンも真っ青なぶっ壊れ超性能となっている。
その一方で戦闘機のミサイルは射程距離も誘導性能も低く、命中時の加害範囲も狭いため、地上のプレイヤーにとっては大した脅威ではない。
このような仕様のせいで、GTA5の戦闘機は地上攻撃兵器としても強力で、そのため公開セッションではもっぱら対地攻撃機として猛威を振るっている。
現行機版ではアップデートにより、強力な誘導性能を持つミサイルを搭載した武装車両や、オプレッサーMK.2などの機動性で戦闘機に対抗しうる乗り物や、あるいは地下基地で研究開発できるヘビースナイパーMk.2用の炸裂弾など、戦闘機に対抗可能な装備が追加されてはいるものの、これらの乗り物や武器を持っていないプレイヤーにとっては戦闘機はまだまだ脅威度が高い存在と言える。
GTA5の戦闘機が搭載するキャノン(機関砲)は弾数無限で、スピンアップ時間もなければ発砲から着弾までの時間差も存在しない。目標をセンターに入れてスイッチで相手は即爆散する。
■GTA5の世界では圧倒的に戦闘機側優位
このような特性から、地上の生身のプレイヤーがまともに戦闘機に挑んだ場合、仮にどうにか撃墜することができたとしても、撃ち落とすまでに何回もキルされるか、あるいは一方的にキルされ続けるはめになるだろう。
他方で、戦闘機と同じく歩兵が生身で戦うのは現実的ではない兵器であり、登場当初は手がつけられないほどの強さを誇った戦車(ライノ)が、アップデートの度に弱体化していき、現在では「やわらか戦車」「豆腐」「おおきな的」などの散々な評価に成り下がってしまったのとは対照的である。(ただし、戦車はソロでのミッション攻略やギャングアタックでは役に立つ。)
ゲームバランスがおかしいという意見もあるが、そもそも現実の世界でも歩兵やテクニカルのような即席武装車両が簡単に戦闘機を撃墜できたら、今頃はゲリラが先進国の正規軍に勝っているだろう。
戦闘機対策として導入されたと思われるホーミングランチャーも、戦闘機に対しては絶対的な脅威ではなく、むしろ非武装ヘリや民間機での遊覧飛行を自殺行為にしてしまっただけの感がある。
コックピット内の計器類を見る限り、GTA5の戦闘機(レーザー、ハイドラ)は、純粋な制空戦闘機ではなく、対地攻撃任務もこなす「マルチロール機」であると思われる。
■戦闘機と生身で戦うのは「損」
基本的に、このゲームで地上のプレイヤーが戦闘機とまともに戦うのは「損」である。もっとも、このゲームではPK行為自体が弾薬代の無駄で損だと言えるが。
というのも、プレイヤーが戦闘機をとってくる時には、レーザーは基本的に無料または$5000、ハイドラでも$200。しかもどちらも強力なキャノンとミサイルが使い放題なので、こんなやつらに対して高価なロケットランチャーやホーミングランチャーで戦うのは単純に見積もっても大損になる。
■戦闘機への対処法
フリーセッションで自分を狙ってきた戦闘機への対処方法としては、
・セッションを変更する
・パッシブモードにして相手にしない
・逃げる・隠れるなどしてやりすごす
・自分も戦闘機で対抗する
・あえて地上で戦う
などの手段が考えられる。
基本的には戦闘機から粘着されそうになったら、さっさとセッションを変えるかパッシブモードにして無視することをお勧めする。
箇条書きの下に行くほど難易度が高くなり、また一方的に連続キルされるリスクも高まると言える。
それでも戦闘機に対抗するなら、まずは「敵」について知っておく必要がある。
■戦闘機乗りは地上を攻撃する時に何を見ているか
速度の速い航空機で空から地上のプレイヤーや車両を攻撃する場合、地上のターゲットを目視で捉えるのは難しい。高度と速度を落とせば多少見やすくはなるが、撃墜されるおそれも高くなる。とくに急降下しながらの掃射では、相手を目視できる高度よりも先に引き起こしを始めないと地面に激突してしまう。
そのため、戦闘機で地上を攻撃するプレイヤーの多くはレーダーマップだけを見ながらターゲットの位置を予測して攻撃している。
レーダーマップに表示されるのは、基本的に「道路」「線路」「建物の形」だけであるため、戦闘機プレイヤーが地上を攻撃する時には、レーダーマップを見ながら道路や建物とプレイヤーアイコンの位置関係からターゲットのおおよその場所を予測している。すなわち「十字路の北西の角に居る」とか「並行する2本の道路の間の中間辺り」といった具合である。
よって、「レーダーから消える」のは戦闘機に対しては有効な対処法である。
また、レーダーから消えた状態で近くに道路やレーダーマップ上の目印になるものが何も無い場所に行って動かずにいるのも有効である。ただし、目立つ車に乗っていないことという条件がある。
とくに夜間や悪天候時には地上のプレイヤーを目視することは難しい。戦闘機で地上を攻撃するプレイヤーは画面左下のレーダーマップを頼りにしている。
■派手な車は避ける
基本的に、戦闘機乗りは地上のターゲットを目視しておらず、レーダーマップしか見ていないと言っても、こちらがレーダーから消えたり死角に隠れていれば高度を下げて探しに来る者も中にはいる。反撃のチャンスでもあるが、その時にどう見てもNPCではありえない派手な車に乗っていたりすると、簡単に発見されて先制攻撃されてしまう。
とくにクロームや蛍光カラー、ネオンを付けた車は空から見てたいへん目立つため、たとえレーダーから消えていたとしても、空から難なく発見されて攻撃を受けるおそれがある。
また、スーパーカーなどで速度を活かして逃げようとしても、空から見れば人が歩いているのと大差がないレベルである。むしろ同じ方向に逃げる車は戦闘機との速度差が小さくなるため狙いやすくなるということも覚えておくべきだろう。
■地下に隠れる
警察から逃げて手配度を消す場合だけでなく、オンラインで他のプレイヤーや戦闘機から身を隠す手段としても「地下に潜る」のは有効である。
とくに地下道や地下鉄の路線はレーダーマップ上では薄く表示されて見にくいため、ロスサントスの地理を完全に把握しているプレイヤーでもない限り、レーダーマップからだけでは地下にいるプレイヤーは簡単には見分けづらい。
このように、レーダーから消えたり地下に潜ったり障害物の陰に隠れているだけでも戦闘機プレイヤーの多くはやり過ごせるが、今回はあえて地上で戦闘機と戦うというプレイヤーのために、考えられる対戦闘機戦法を紹介する。
■背の高い建物を盾にしながら攻撃
生身で戦闘機と戦う方法としては最も基本的と言える戦法である。
都市のビル街など障害物が多い地形を活かして、背が高い建物を降下してくる戦闘機との間に常に置くようにして動きつつ、上昇して離脱する戦闘機に対して背後からアサルトライフルやマシンガンで銃撃する。また、ペガサスの武装車両を持ってきて、戦闘機が降下して攻撃してきたら高架下やトンネルの中に隠れ、離脱上昇していくところを狙うのも同じ考え方の戦法である。
戦闘機から見るとなかなか攻撃しにくい相手となる上に、ビル街では障害物にぶつかって墜落する危険も大きくなる。
逆に、障害物の少ないセノーラ砂漠等は、戦闘機と戦うには不利になる場合が多い。
一方、背の低い建物やヤシの木などを盾にした場合、戦闘機からの銃撃をカバーしきれないこともある。
■ロケットランチャー・ホーミングランチャーによる偏差撃ち
こちらも対戦闘機戦術として一般的な方法である。
降下しながら攻撃してくる戦闘機に対し、敵機のコース(未来位置)を予測してロケットランチャー(ロケラン)やホーミングランチャー(ホミラン)を撃ち込む方法。
技量の低い戦闘機乗りプレイヤーは、地上攻撃時に地面への激突を恐れて浅い角度でまっすぐに降下してくることが多いため、進路とタイミングを予測しやすい。
双方の射撃が正確だった場合、こちらの撃った弾頭の着弾と戦闘機のキャノンが当たるのがほぼ同時なので、「相討ち」になってしまうが、アクションメニューを開いたままロケラン発射後に即「復活」すると、うまくいけば戦闘機にキルを与えずに撃墜できる。熟練者の間では復活ロケランとか逃げロケとも呼ばれる。
ところが、アップデートで国内CS版でも海外版と同じく復活時の予備モーションが入るようになったため、運良く戦闘機を落とせても相討ちになってしまうことが多い。
また、ホーミングランチャーを使う場合、ホーミングランチャーはロックオンして発射しても正面から突っ込んで来る相手に対しては誘導性能が低いため、誘導は当てにせずに、ロケランと同じく戦闘機の降下コースを予測して、前もって「通り道」に対して発射するイメージになる。
ただし、ホーミングランチャーはロケットランチャーとは弾速が異なる点に注意する必要がある。
また、戦闘機との間にロケランの射線を空けておく必要から、遮蔽物を有効に使いにくいという欠点もある。
慣れた戦闘機プレイヤーは、地上のプレイヤーからは武器で狙えない死角になる真上から垂直に降下して攻撃する方法(いわゆる「垂直空爆」「垂直」)を得意としているため、これに対抗するために地上攻撃後の戦闘機の離脱方向を予測して上昇時にロケランが命中するように戦闘機と逆方向に向けてロケランを発射する戦法もある。
いずれにせよ、高速で飛ぶ戦闘機に対し無誘導でロケットランチャーを命中させることは熟練者でも容易ではないため、よほど相手がぼーっとまっすぐ飛んで来ない限り、撃墜するのは簡単ではない。
■ラグキルを狙う
上記のロケットランチャーやホーミングランチャーを使った戦術の応用版。
複数、できれば大人数で戦闘機に向けて一斉にロケランまたはホーミングランチャーをぶっ放す。
大量のロケット弾が一度に発射されると、どう見ても直撃していないタイミングなのに、まるで近接信管が作動したかのように戦闘機を巻き込んで爆発を起こす場合がある。
他にも回線状態の悪いプレイヤーが撃ったロケットがズレた場所で爆発することもある。
戦闘機側から見ると、近接信管が作動したかのようにいきなり撃墜されるため、地上で迎撃準備を整えて待ち構えている集団のプレイヤーに対して警戒心(トラウマ)を植え付けることができる。
■ホーミングランチャーとヘビースナイパーの組み合わせで戦闘機に対抗する
単体では戦闘機に対しては切り札とは言えないホーミングランチャーも、運用法次第で戦闘機に対して有効な武器となる。
プレイヤー1人でも可能だが、できれば2人以上のプレイヤーが組み、ホーミングランチャーで戦闘機を牽制しておいて、ヘビースナイパーでダメージを与えていくという戦法。
1発のホーミングランチャーで戦闘機を落とすことは難しいが、ホーミングランチャーの追尾を受けている間は、戦闘機は回避機動をとらねばならず機動が制限されるため、その間にヘビースナイパーで戦闘機を狙撃してダメージを与える。
並のパイロットだと、ホーミングランチャーを撃たれるとその場でグルグル回り始めるので、その機動を読んでヘビースナイパーをペシペシ当てていくのはさほど難しくはない。このゲームのスナイパーライフルは、戦闘機の機関砲と同じく発砲から着弾までの時差が無く、射程も無限で遠距離での弾道の落下もないので、ヘビースナイパーは戦闘機に対して最も有効な武器の一つである。当たりどころにもよるが3~5発程度命中させればで戦闘機から煙を吹かせることができる。
また、ホミランの追尾時間は10秒間なので、10秒以内に再度ホーミングランチャーをロックオンして発射すれば戦闘機に対して継続して機動制限をかけることができる。
ホミランや誘導ミサイルの追尾警告音は、慣れたプレイヤーにとっても結構なプレッシャーになるので、不慣れなパイロットなら焦って地面や障害物に突っ込んでくれる可能性もある。
また、常に2発以上のホミランに追尾させていれば、1発目のホミランが時間切れで自爆した音を聞いて安心したパイロットが急旋回をやめた瞬間に2発目が直撃して撃破…ということもあるかもしれない。
■ミニガンは戦闘機に対しては相性が悪い
ミニガンは一見、戦闘機に対しても有効そうに見えるが、GTA5のミニガンは戦闘機に対して相性が良い武器だとは言えない。
なぜならGTA5のミニガンは射程が極端に短く、上空を飛ぶ戦闘機を狙っても実際には弾が届いていない場合も多い。またミニガンの弾丸は戦闘機に対しては与えるダメージが低く、距離や当たりどころにもよるが戦闘機から煙を吹かせるまでに約1200~1500発程の命中弾を必要とする。高速で飛行する戦闘機に対して全弾命中させることは難しいので、実際に必要な弾数はそれ以上になる。
さらに、地上から発射されるミニガンの弾の軌跡は、空からは1本の火線としてよく見えるため、戦闘機や他のプレイヤーに対して一瞬で自分の現在位置を暴露してしまう。
もっとも重大な欠陥として、ミニガンは上に向けて構えることの出来る角度(仰角)の制限が大きいため、プレイヤーの直上から急降下して攻撃してくる戦闘機を狙うことが出来ない。戦闘機上級者の多くは、プレイヤーの真上から垂直に降下して銃撃する戦法(いわゆる「垂直空爆」)をとることが多いため、これは致命的とも言える。
■個人車両を囮に使った保険金請求や負け犬送り狙いは有効ではない
戦闘機への対抗手段として、相手に高額な保険料を請求したり、個人車両破壊による負け犬ポイントを蓄積させる目的でわざと個人車両を何度も破壊させるために何度もキルされに行くという手段が紹介されることがある。
しかし今日び戦闘機で地上PK(空爆)ばかりやっているようなプレイヤーの中には、不正行為でお金を増やしていたり、アカウントを次々に使い捨てにしている者も多いので、高額な個人車両をわざと破壊させても大した損害ではなく、また負け犬送りになってもアカウント自体を乗り換えるだけなので別に痛くもないという者も多い。
むしろ「自ら進んで殺されに行く」プレイヤーのおかげでキルデス比が上がって喜んでいる者もあり、そういうプレイヤーにとって保険金請求のために個人車両(とプレイヤーの命)を献上するのは馬鹿げた行為だと言える。
いずれにせよ、現状では戦闘機に対してまともに地上で対抗するのは多くの場合は「損」で、その労力に見合うリターンは無いと言える。
■戦闘機で戦闘機に対抗する方法の解説が少ない理由
戦闘機と戦うのに最も有効な方法は、自分も戦闘機を持ってくることである。
しかし、GTAOで戦闘機同士で戦う(空戦)方法を具体的に解説した情報は少ない。
それは、空戦の方法を文章で説明するのが難しいということと、もう一つは見ず知らずの不特定の相手に空戦のコツや技術を教えても、自分には何の得にもならないからである。
どういうことか。たとえば強盗ミッションのような協力ミッションの攻略法だとか、NPC相手の銃撃戦のコツだとか、車の運転が上達する方法ならば、知らない相手に気軽に教えても、その人たちが上手くなることで結果としてミッションの成功率も高まり、みんなが得をする。
しかし、「戦闘機で戦闘機を撃墜する方法」は、むやみに人に教えれば、いずれ自分が紹介したのと同じ方法で自分が襲われる恐れが強くなる。
また、戦闘機に戦闘機で対抗する方法は、言い方を変えれば「戦闘機で地上のプレイヤーを攻撃している時に、別の戦闘機に攻撃された場合に返り討ちにする方法」でもあるわけで、空爆プレイヤーに守りの剣を与えるわけにはいかないのだ。
GTAオンラインには、戦闘機同士による「マシンデスマッチ」も存在するが、多くの強豪プレイヤーは空戦の技法についてはあまり語らず、多くはクルーで弟子を取るか、強くなりたい人は自分で練習しろというスタンスであるように見えるのもそのせいだと思われる。
戦闘機に興味が無いプレイヤーも、ミッションの合間にでも自分で戦闘機に乗ってみると、空から地上がどう見えているかなどいろいろ発見がある。
■戦闘機一強のゲームバランス改善のために
ついでに、最後にロスサントス市民が戦闘機に怯えずに過ごすことが出来るように、かつ戦闘機好きなプレイヤーが失望しないように、どうすればゲームバランスを改善できるかを考えてみた。
●戦闘機のキャノンを対空専用仕様にする。
最も簡単確実で手っ取り早い方法。戦闘機のキャノンを実際の航空機関砲と同じように、地面(ソフトターゲット)に当てても炸裂しない仕様にする。車両などはこれまで通り撃ち抜いて爆破できるが、プレイヤーが戦闘機に狙われたら車から降りて離れてしまえばほぼ殺されずに済む。個人車両の破壊には負け犬ポイントが付いてくるため、これだけで現在の不満はほぼ解消されるはずだ。
●対空車両の実装
現行の火器搭載型車両は航空機への攻撃力が不足しているうえに、なにより火器の仰角が浅すぎて対戦闘機用途としては使いものにならない。せめて既存の武装車両がほぼ直上を狙えるようにすれば、戦闘機側絶対優位の状況は変わるものと思われる。
●戦闘機で暴れるプレイヤーには軍の戦闘機が出動
現状、戦闘機でどんなに暴れて手配度がついても、空まで追尾してくるのは警察のヘリだけで戦闘機にとっては全く脅威ではない。しかし、これがもし軍基地上空と同じく戦闘機が出動して攻撃してくるようになったら、NPC戦闘機は無音でプレイヤーを撃墜できる超兵器を搭載しているため、空爆プレイヤーも手配度が付いたまま地上攻撃をしているわけにはいかなくなるだろう。
●飛行スキルが育っていないとまともに飛べないようにする
上述の「アカウントを使い捨てにするプレイヤー」への対策。現状では飛行スキルが低くても、固定翼機では着陸時などに多少グラグラする程度で大した弊害がない。そのため作ったばかりのキャラでも戦闘機で地上攻撃することができてしまう。そこで飛行スキルの育っていないキャラでは離陸すら出来ない仕様にして、「捨てキャラ」では戦闘機に乗れないようにすれば、負け犬サーバー送りにつながる地上攻撃(個人車両破壊)にも慎重になる。
ここでは改善案をいくつか考えてみたが、単に戦闘機の対地攻撃時の榴弾を廃止する、キャノンの弾数を制限してリロードタイムを設けるだけで戦闘機による地上への脅威はだいぶ弱まるはずである。
発射しているのは「レーザー」だと勘違いしているプレイヤーもいるほど強力なキャノン(機関砲)をコックピットの両脇に2門も搭載しているレーザー戦闘機。
GTAオンラインの戦闘機は対地攻撃機としても強力であるため、他のプレイヤーをほぼ一方的にPKできる手段・道具としてしか用いないプレイヤーも多い。そのため、セッション内でもとくに何もしていなくても戦闘機に乗っているだけで除外投票を食らうこともある。
しかし、戦闘機は車とは比較にならない速度、軽快な運動性、そしてなによりも美しいグラフィックで描かれたオープンワールドの空を飛べる自由さなども相まってとても楽しい乗り物でもある。
戦闘機を用いたレースやデスマ等のジョブもあるため、戦闘機を単なるPKの道具としてしか使わないのは実にもったいないことだと思う。
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いまだに修正されないのは運営側が空爆して遊んでるからではないかと邪推してます。
何にせよ弱体化は面白みが無くなるだけ
弱くするのではなく、それをさらに上回る力のもので対処すればいいかと
軍が出動するだけでどうにかなりそうですね
ミリタリーアップデートに期待です
自分は制空戦闘に特化した戦闘機が欲しいです。ベスラにバザードの機銃が付いていれば……。
バランスブレイカーに対してさらにバランスブレイカーを出して来たなという感じです。