たとえば模型道楽

タミヤ 1/24 メルセデス ベンツ 300SL

発売と同時に入手。パカパカと色も塗らずにパイプフレームを組んで、ボディーとインテリアを仮組してみたおーさすがタミヤ、何の苦労も無く一体になるぞと感心した。本当に組み易い、出来の良いプラモデルだと思う。

と言っておきながら、8年も置いてあったのは、ホイルカバーの塗りをどうしよう、そもそも、車体を何色にしようかが決められなかったせいだ。とても8年分の言い訳にはならないか。

メッキ部品のホイルカバー、スリーポインテッドスターの地の部分は車体色。組説では外周はマスクングして車体色で塗ってデカールを貼れなのだが、どうも気に入らない手順。何色にすっかねー、銀ねー、イタレリの濃紺も恰好良さそう、そうかホイルカバーが、なんて呻吟している内に早幾歳。

最近、何台か自動車作っている内にメッキ部品のくせが判ってきて、ひらめいたのはとりあえず塗って、そっと剥がすやり方。ホイルカバーの外周は普通にマスキング。色を乗せたい所辺りに細筆でプライマーを塗って車体色を吹いて、乾いてからウェーブのフィニッシュスティックでそっとベンツのマークの所だけ剥がす。かなり、危ない手順ではあったが、他に思いつかず、結果、まー良いかだったので、良かった。タミヤのメッキは丈夫だったのだ。

こうなると、あまりコントラストの強い色を使うとぼろが出かねないので、車体は銀に。色々考えた末、プリビアスシルバーにパールを混ぜれば高級感が出るかな(単なる思い付き、根拠なし。)とやって見たら、目で見る限りは良い感じになった。思うに、ボディーの成形の良さにも助けてもらったのだろう。残念ながら写真写りは、今一だった。腕が悪いか。

凝った造りのパイプフレームは組み立てると全く見えなくなる。ボディーのアンダーカバーが透明なのは、多分タミヤの開発チームの未練。ボンネットとガルウイングドアは可動になっているが壊す元だし、流石のタミヤでもピタっと収まるように組むのは私には難しいので閉。と、せっかく頑張ってくれたタミヤには申し訳ない姿で完成。

1954年頃のスーパーカー。当時の国産車と言えばダットサン1000だった。尚、タミヤのメタルカルは8年たっても問題なく使えた。

コメント一覧

辻堂ジップ
@t2018731838 黒猫2号さん、おはようございます。ありがとうございます。
ミニカーお持ちですか、これ、。我が家の300SLより丈夫で長持ち、遊べそうです。
流石に古さは感じる姿ですが、省エネとか安全基準とか気にしていなかった時代の車。イケイケですよね。
幸いメタルカルが使えたので、トランクのマークが綺麗に入ってほっとしています。もう少し寝かしていたら使えなくなったかもしれません。
メッキ部品、多分塗り分けが悩みの種と思いますが、荒業を試すのはランナーでメッキの丈夫さを確かめてからが良いと思います。
t2018731838
おはようございます、辻堂ジップ様
メルセデスベンツ 300SL、完成おめでとうございます(^^)

一言、シブイ!
この時代のデザインには本当に大人の渋さが感じられます。
しかも、塗装が自家製シルバーと云うのがまたまた(^^)

見どころのスリーポインテッドスターが見事に決まっていますね。
カーモデルではAFVやヒコーキ以上に塗装に気を使いますが、
メーカーのロゴマークはやり直し不可で、一番気を遣うところではないでしょうか。
この間購入したサンダーバードの所謂ペネロープカーにもメッキパーツが有りまして、何せ未経験なものでどう処理したらよいか悩んでおります、この傑作の手法を参考にさせて頂きます。

因みにワタシこのクルマ持ってます、キンスマートのミニカーですけど(笑)
ボディは真っ赤、ガルウィングドアも開閉します。
辻堂ジップ様のような300SLは逆立ちしても無理なので、
こっちでドアパカして遊んでお茶を濁すことにします(^^;。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「自動車」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事