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【珈琲】私に珈琲の美味しさを教えてくれた、今は無きバール『PerBacco!』

2012年10月21日 | *COFFEE / CAFE*



2001年2月、入っていたビルの都合で惜しまれつつクローズしてしまったイタリアンバール『PerBacco!』(ペルバッコ)。

当時『表参道VIVRE』の1Fにあった、といえば思い出す方もいらっしゃるかもしれません。

そして今現在はCHANELやBVLGARI、MOMA DESIGN STOREが入っている『GYRE』がある場所、といった方が分かるでしょうか。

何せもう、クローズしてから11年も経ちますからね…( ´ω`)=3 トオイメ…


【参考記事】

イタリア人が集うバール Addio! Per Bacco! [イタリアンの基本] All About この記事がまだちゃんとネットで読めるのは本当に嬉しいです!



オープンしていたのは1997年12月から2001年2月というたった3年3ヶ月の短い期間だったにも関わらず、このバールのお陰で私のように美味しい珈琲にハマった人も少なからずいたと思います。

併設されていたパン屋さんの焼きたてのフォカッチャやパニーニも大人気で、いつも人が溢れてましたっけ。

そうそう、ジェラートも美味しかったなぁ。


もちろん、バール自体も平日で800人、休日で軽く1000人を超えるほどの大人気で、座る場所があったら(= ̄ω ̄=)V ラッキ-♪なくらい。(スタンディングのカウンターを除いて席は70席)


今でこそスタバなどのコーヒーショップがたくさんできて“コーヒーをいろいろなアレンジで楽しむ”なんて当たり前のようになっていますが、当時はまだまだそういうのがそんなには一般的でなかったのもあり、このバールで“おいしくて美しくてオシャレでオトナ!”なコーヒーに出会ったことはもう衝撃的ですらありました。

その頃、イタリアとイタリア語にハマっていたことも大きかったですがw


ちょうどこの頃、90年代終わりから日本にカフェブームが到来したのですが、その先端切って走っていたのはこの『PerBacco!』だったのではないかと私は思っています。



あぁ、7年前のとある日のブログ記事にもこのバールの思い出が書いてある…そうそう、未だこうして思い出してしまうくらい、大好きなバールでした。


ちなみに、そのバールの記事が掲載されている、当時買っていた料理雑誌の該当号は未だ持っています。





これももう廃刊されてしまった「料理百科」1998年10月号。


この中には、





『PerBacco!』のレシピが載っているので捨てられません。

私が一番好きでもっとも良く注文していた『ラッテマキアート』も載ってます。

夏になると注文していた『エスプレッソシャケラート』や『カフェラッテシャケラート』もあります。

…これらが、11年以上も前に、普通にこのバールで飲めていたのは本当に幸せでした。



その中から、以前もブログに載せた「ペルバッコのラテマッキアート」の作り方をそのまま以下に再掲しておきますね。

ぜひ、作ってみてください♥


†††††††††††††††

【材料】イタリアンローストの珈琲粉7g(仕上がり30ml)、スチームドミルク150ml、砂糖大さじ1

【グラス】ガラスの縦長(まっすぐのもの)のグラス(8オンスタンブラーがより良い)

1.グラスに砂糖を入れる。
2.スチーマーで温め、きめ細かく泡立てたミルクをグラスに注ぎ、よく混ぜる。
3.エスプレッソを抽出し、2.に注ぐ。(NASHIKOより…この時、スプーンの背につたうようにしながら注ぐと、より綺麗に層が出来てGOOD! また、2.と3.の間に氷をいれると、アイス・ラテマッキアートに♪)


†††††††††††††††


“あわあわミルク”が好きになったのもこのペルバッコの影響が大きいですw




……さて。


その当時から長らく“深煎り”を好んで飲まれていたのが、最近では“浅煎り”がブームなのだとか。



この辺の知識は↑BRUTUSさんから(笑)


《トップクラスの豆が持つ繊細かつ華やかな果実味を引き出すため、あえて浅煎り》

《いい酸味の“質”を備えていることが、優れたコーヒーであるための重要な条件》

《酸味が明確に感じられる浅煎りが、アメリカでも人気になった》

《豆の個性がすべて出るフレンチプレスが流行したことも、味がクリアになる浅煎りブームを牽引》



フムフム…(*゜ー゜)(*。_。)ナルホド…勉強になります!



そしてまた、深煎りのエスプレッソを飲むからこその“エスプレッソマシン”だったのが、浅煎りブームからか“ハンドドリップ”の傾向にある、というのも興味深いですよね。

“マシンで出す”から“マニュアルで淹れる”

(……これって、コーヒー業界だけではない、と感じるのは私だけでしょうか?)





さぁ、何はともあれ、やはりコーヒーで一番大事なのは“豆”ですよね。

3年ほど前に書いた、神奈川・辻堂にある「かさい珈琲」さんの珈琲教室に参加した時の記事から抜粋。


“お話の中でショックだったのは、やはり「日本は珈琲に関して世界から10年は遅れている」と言うことでした。

日本ではまだ一部のお店でしか手に入らないスペシャルティコーヒーが、欧州等では普通にその辺のスーパーでパック詰めで売ってるとか(^-^;

つまり、普段から当たり前にメッチャおいしいコーヒーを飲んでる、ってことです。


日本でもここ数年、珈琲がいろいろな場所で身近に飲めるようにはなって来ましたが、肝心の珈琲の質は…orzって感じだそうで(T_T)

また、せっかくいい珈琲豆を仕入れたとしても、航空便で輸入しているのではなく船便で輸入してるのでは…ね(^-^;

珈琲豆も本当は生鮮商品なんですけど(;´▽`A``


日本は軟水の国なので本来であればメッチャおいしい珈琲が飲めるはずなのに、硬水の国が多い欧州等で飲む方がすごくおいしく感じる、というのも納得してしまいました。

ヨーロッパの珈琲って、おいしいですものね♥”



そうそう、かさい珈琲さんは最近リニューアルされて『27 Coffee ROASTERS brew + espresso lab』と、よりオシャレな、イマドキ風の珈琲豆屋さんっぽくなっています。

機会があったらまた行きたいと思ってます。




最近はネットのお陰で、簡単に、しかも世界中から直接個人で珈琲豆を買うことが出来る時代になってきました。

かくいう私自身も、先日デンマークから豆を購入したばかりです。


まぁ、そこまではしなくても今は日本中で美味しい珈琲豆を扱うお店も増えてきました。


そして、新しい珈琲器具も増えて来ました。


今後の珈琲業界も楽しみです♥






そういえば、すごく久しぶりにフレンチプレスで飲んでみました。

うん、やっぱこの味、好きだわ(笑)






寒い季節になると無償にチョコが食べたくなる…というのと同じ(?)で、やたらとあわあわモノにはチョコソースをかけたくなるのですが(笑)


発売元のこちらのページでは、このチョコソースを使ったアレンジコーヒーの作り方も載ってますので参考にどうぞ♥













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