*begejstring for DANMARK*

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保健体育…

2005年08月31日 | *デンマーク・北欧諸国*
今日、テレビで「これが世界の教科書だ!」なる番組が。そして項目の1つに「性教育の実情」とも。いろんな意味で、なんてグッドタイミング! そのテーマに入る前に紹介されていた北朝鮮の小学生の教科書に「これから日本兵を殺しにいきます。」(てなニュアンス)とフツーに書かれていたことに驚愕しながら(本当はこの番組自体が非常に興味ある内容だったのでいろいろ書きたいが、多分そうするとオワラナソウなので涙を飲んでパス)、ついにそのテーマへ。

保健体育もとい性教育は、その国の実情・背景によって方針などがまったく違う。アメリカなどは意外なことに、現在「純潔教育」(だったと思った)になっているとのこと。ほほぉ~、なるほどね…。

な~んて、実はかる~い感じで番組を見ていたのだが、「では次に、性教育が世界で最も進んでいるといわれている、北欧・デンマークの教科書を見ていきましょう」と。ぬわんですと!? 急に頭が本気モードになり、食い入るようにして画面を見つめる。
しかしこの教科書、どこかで見たことあるような…もしかしてビネバルにあったのかな? そしてもしや、この訳もそうだったりして…とか思いながら、話は教科書の中身へと移る。どうやらこれはストーリー形式になっているらしい。ちなみに小学6年生向き。内容は抜粋。原文はまず↑上の写真がそう。
主人公は男の子のSoeren(oeはoに/。以下S)、そして女の子Ane(以下A)。SはAに恋心を抱いている。今日Sはちょっとおされして街のクラブへ。そこで落ち着きなくソワソワ。Aが現れるのを待っている。
彼女が来た! 


…そして彼女がSをダンスに誘う(やはり誘うのは女の方か…)。
それから2人は仲良くなるが、しかし、Aは母親から聞いた言葉で不安を持っている。



妊娠したら大変だ…。
しかし、会う度に、



そして、


*************************************…

…ごめんなさい、本当はこのあと、もう一枚写真が流れたけど撮れませんでした…まあ、「これから…」って写真のちょっと前?みたいな。あああああああ、皆様のストレスを溜めてしまったかもしれません…。

いやしかし、ともかく「これから」が肝心の「教科書の内容」(あくまでこのお話は保健体育の教科書)、だけど番組でもこれ以上のストーリーすら教えてくれなかった。何故だ~!? やっぱかなりキワドイ、いやキワドイどころかそのまんま載せちゃってるのか? といろんな妄想は駆り立てられつつも、しかし流れなかったのはしょうがない。
ちょっと調べてみます…ていうか、誰か続きを教えて欲しい…あ、勿論、日頃気になっている性教育の勉強として、です。

それにしてもデンマーク、これが本当の事だとは信じられない気もするが、10歳の息子に母親がコンドームをプレゼントする、とどこかで読んだんだよね。まあ、彼女ができたと知った時にって話だけど。10歳!と俄かには信じがたいけど、昔読んだギネスブックかなんかで、世界で最も若い子供のいるカップルは「8歳と9歳」(どっちが男の子でどっちが女の子だったかまでは覚えていない)と書いてあったような…てことは、お互いに、既に機能はあるってことでしょうか…。
その話からすると、早期の性教育というのは(本当は家庭で教えるのがいちばんいいのか…?)必要かも、とも思う。それも閉鎖的なものではなく、とても大事な、大切なこと、そして隠し立てするようなことではない、というのも。

コンドームで思い出したけど、スペインではそのコマーシャルが結構ガンガン流れていて、最初の内、実はそれが何のCMか分からなくて…だって、その当時流れていたのは街中での撮影のものでドラマ仕立て、それにホストファミリーとかとのスペ語でただでさえ頭が混乱していたし画面を見る余裕はほとんどなし。で、しばらく経ってからよくよく(^^;)見たらそうだった、そしてあまりにもリアルな映像…というか仕草?で2度ビックリというシロモノだった。え、もっと詳しく? う~んと確か、街で雨が降ってました、やみました、彼女は使っていた折りたたみ傘をたたみます、それを彼(とは言っても、偶然通りすがったオトコなのか、カップルなのかは不明)が見ている、そして彼女はおもむろに例のブツを取り出し、それを折りたたみ傘に……プチッ……ザーッ……

後はご想像にお任せします…。


話が思わぬ方へ…しかし、世界のCMネタというのも面白そう♪


それにしても、その辺の話題は日本の小学生だって、立派に(?)興味を持っている(よね、当然)。
以前とあるイベントがあって、小学生の男の子たち7人(みんな11歳前後)と一緒に過ごす機会があったけれども、妙齢というか、からかいがいがありそうに見えたのか、まあ私に対していろんな事を訊いてくること訊いてくること まわりにもいろんな大人たちがいたけど、そういうことを訊くのは私に対してのみ、そしてその中で大きな声でまあイロイロと…ぷぷぷ、みんな可愛い子たちね♪(危険?)とは思いつつも、しかし内心では、その場でどの程度の事をどう答えていいものやら、途方に暮れていたのだが…まあその場はなんとかクリアできたが、かなりキワドイ事を訊いてくる割には「した人と結婚する」ということを彼らはみんなまだ信じきっていたというかそういうモンなんじゃないの、みたいな考えを持っていたので正直驚いた。まだ、彼らは純粋です…いつからそれが変わってしまうのでしょう? そして世のお父さん方、性教育をフザけて息子に教えないでください…。最近、そう思います。


↓ 以下、ビネバルの昔のメルマガより抜粋。デン語、もしくは英語分かる方は参考に。

*学校では補えきれない若い人たちの性的な悩みや問題について一緒に考えく
れるスタッフが常駐する施設をデンマーク第二の都市オーフース市が設置して
います。Lyshuset(希望の家、とでも訳せますか)という15歳から25歳ま
での若者が対象。
劇を取り入れたりしてユニークな性知識啓蒙活動をしています。英語でもその
活動を説明していますので、どうぞごらんになってください。


そして、こんな「性教育絵本」(アメリカ、デンマーク、スウェーデン、日本)も。機会があったら読んで見たいなあ。


しかし現在、デンマークでも性教育に対する教育方針が変わったのか? 性病などにかかる人が多いとか。デンマークの教育機関勤めてる人に是非イロイロ訊きたい!と思っていたことだけに、それを知ってだいぶショック。わかっていても…ってこと?

そしてこれも参考に。デンマーク映画「子供たちの城-ZAPPA-」。20年以上前の作品だけど、主人公3人の少年たちが性教育の授業を受けているシーンが出てくる。でもその態度とかは日本の子供と変わらないような気が…? この映画は既に絶版となっているのでレンタル店か中古で。私は安かったとこで中古を購入。AMAZONだと中古で15,000円以上…プレミア?


今日は思わぬテレビの話題で終わってしまった そろそろ家具研修旅行ネタに入ろうと思っていたのに…。でもその前に書きたいことがまだいくつか……(堂々巡り)。

さぁ~て、この話題で誰か、コメントしてくれるかな?(^^;)


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2 コメント

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Unknown (ユリ)
2005-09-03 10:45:18
これを読んでいて思い出したことがあります。私は小学生の女の子のクラブの先生をちょっとやっていいるのですが、あれは・・・ほとんどが3年生のクラスでした。よくおみやげ物で名前ハンコって売ってるじゃないですか、アレで自分のファーストネームのを買うか名字のを買うかで談義していたところ、やはりファーストネームということになりました。私が「そうだよね、名字は変わるかもしれないもんね~」って言ったら「そうそう」とみんな同意してくれます。でも次の言葉は衝撃的でした。「だって離婚したら変わっちゃうもんね」って言うんです・・・私は結婚したらと言うものだとばっかり思い込んでいたので・・・

今の子供達は学期が変わったりすると、クラスに何人か、「今日から名字変わりました」と言う子がいるそうなんです。珍しいことじゃないから抵抗も少ない。性教育についても

3年生ではまだ細部は語られませんが、5,6年生はかなり知識が豊富です。個人差はありますが、やはり私達のころよりは情報が欲しければ手に入りやすいし、心の壁も低いみたいです。そうなるとやっぱり親が自分で教えるほうがマシだという気がしますね。

やはり… (NASHIKO)
2005-09-03 12:48:56
日本でも、そういう場面が多くなってきているんですね。確かに母子・父子家庭がここのところ急激に増えてるな、というのを、依然いた部署でヒシヒシと感じていました。



性教育は小学生の時、女の子は別室で、というパターンでした。中学(高校だったかな?)の時は保健体育の時間に男女一緒で受けた記憶があります。



しかし正直な話、親自身が異性の子供のカラダの作りを知らない気がします。というか同性でも、つまり自分自身のカラダの作りを知らなかったり(汗)…あ、私も含めて、です。大人にこそ性教育が必要!?とも思ってしまいました。間違った大人の認識が、今の子供たちに対する性教育を妨げているいちばんの理由だと気付きました。

あとでまた、この記事の続きを載せていこうと思っています。

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