文章作成といえば多くの場合に、microsoft の アプリケーションソフト Word を用いるのが一般的かと思いますが、文章作成に Excel を用いる人も多い。
と、ここではその由来を予想されているのだけれど、オレは違うと思ったのです。結論から言えば
Word が文章作成ソフトとしては、初級者に対して敷居が高い
のが原因だと思います。“Word が(文章作成ソフトとして)使えないソフト”という話は巷でよく耳にしますが、それは厳密には“使いこなせない”でしょう。では、なぜ“使いこなせない”かというと、“わかりづらい”または“覚えにくい”からでしょう。そして、最も重要なのがニーズにあっていないからだと思います。
Word は“フェラーリの操作性を持ったカローラ”だと思っています。つまり、大衆車であるのに、扱いづらいという事です。フェラーリと言えば、「跳ね馬」の愛称で親しまれているエンブレム同様、一般的に運転しにくい車として有名です。で、カローラ(今ならヴィッツといったほうがいいのかな?)は、誰でも使いやすく乗りやすいように作られている。操作性もよく初心者でも扱いやすい。
しかし、Word は幸か不幸か、グローバルに普及してしまった文章作成ソフト。日本語なんて日本でしかほとんど使わないけど、文章を作る場合は、世界で流通してしまった Word で書かないといけない場合が多い。しかし、そこは“フェラーリ並みの操作性”ですから、多くの場合は使いこなせない。ってか、ご近所にちょっと買出しに行くのに“わざわざフェラーリ”でもないのである。
結局は、文章作成を重点的に必要とする人にとっては、流通してる Word を覚え、使いこなせるようになるけど、それほど文章作成する必要が無く、必要に迫られた場合にのみ使うくらいでは、使いづらいし覚えにくいソフトなのです。なので、文章作成ソフトではないけれど、Excel で書いたほうが早いし、楽だから Excel で文章を書くのです。
ほとんど結論は出ていますが、後編へつづく
何でもかんでもPowerPoint症候群の弊害を日記で書いたのだが、それよりも世の中に広く広まっている病的な物と言えば、なんでもかんでもExcel症候群であろう。とにかく通常の表だけに飽きたらず、提出書類から報告書まで何でもかんでもExcelなのである。つまり「何でもかんでもExcel症候群」とはExcelだけですべての仕事が完結してしまう恐ろしい病気なのだ。
その病巣の由来を簡単に予想するとすれば、子供の頃に升目の入ったノートで漢字の書き取りをやらされ(つまりカーニングとかに無頓着になる)、読書感想文などの類は原稿用紙で書かされ、漢字は少ない文字数で情報量を詰め込めることからすっきりとした表が書きやすく、何でもかんでも表にしないと気が済まないという日本人の悲しい習性に由来する物であろうと思うのだ。
なんでもかんでもExcel症候群:けんたろうのへや Diary of 2005/11/22
と、ここではその由来を予想されているのだけれど、オレは違うと思ったのです。結論から言えば
Word が文章作成ソフトとしては、初級者に対して敷居が高い
のが原因だと思います。“Word が(文章作成ソフトとして)使えないソフト”という話は巷でよく耳にしますが、それは厳密には“使いこなせない”でしょう。では、なぜ“使いこなせない”かというと、“わかりづらい”または“覚えにくい”からでしょう。そして、最も重要なのがニーズにあっていないからだと思います。
Word は“フェラーリの操作性を持ったカローラ”だと思っています。つまり、大衆車であるのに、扱いづらいという事です。フェラーリと言えば、「跳ね馬」の愛称で親しまれているエンブレム同様、一般的に運転しにくい車として有名です。で、カローラ(今ならヴィッツといったほうがいいのかな?)は、誰でも使いやすく乗りやすいように作られている。操作性もよく初心者でも扱いやすい。
しかし、Word は幸か不幸か、グローバルに普及してしまった文章作成ソフト。日本語なんて日本でしかほとんど使わないけど、文章を作る場合は、世界で流通してしまった Word で書かないといけない場合が多い。しかし、そこは“フェラーリ並みの操作性”ですから、多くの場合は使いこなせない。ってか、ご近所にちょっと買出しに行くのに“わざわざフェラーリ”でもないのである。
結局は、文章作成を重点的に必要とする人にとっては、流通してる Word を覚え、使いこなせるようになるけど、それほど文章作成する必要が無く、必要に迫られた場合にのみ使うくらいでは、使いづらいし覚えにくいソフトなのです。なので、文章作成ソフトではないけれど、Excel で書いたほうが早いし、楽だから Excel で文章を書くのです。
ほとんど結論は出ていますが、後編へつづく
僕は特に必要がない場合はnotepadを使ってます。
で、エクセルを使うメリットというのは結構あるんですよね。最大のポイントは「並べ替えが出来る」縦並べ替えはもちろん、横並べ替えも出来る。
つまり、時系列、章立て、重要度、それぞれの並べ替えがいつでも自由に出来る。議事録の作成には実はエクセルが向いてるのではないかと思います。
「Microsoft社の最大の功績は、Windowsではなく、Excelを開発したことだ」と、誰かが語ってました。
私は、一太郎Ver.4(MS-DOS版)からWordに流れて、やっぱり「文章」を書くならWordだろう、と思っていたのですが、最近は秀丸で下書きして、そのまま(秀丸から)印刷したり、テキストファイルを渡してたりします。 Wordの出番がめっきり減りました。
Excelは、印刷時に字が切れるのがキライです。 印刷プレビューで確認しないといけないのが少し面倒なので。
でわでわ。
そもそも英文タイプと和文タイプ(見たことあります?)の時代から、発想が全く違っていたわけで…。
文章を1次元の「段落」の積み重ねとして考えるWordにたいして、2次元の紙に文字を置いていく(当然改行位置をふくめ文字の位置は完全にコントロールできなきゃいけない)のが日本人の「文書」の発想というか…。
仮にWORDが日本人に扱い易いソフトであったとしたら
結局それはEXCELのようなソフトになってると思うです。
引用もとの方の考察通り、マス目こそが日本人の
文書作成のキャンバスなんだと思います。
昔の国産ワープロ専用機が、全角、半角、倍角・・・
というグリッドシステムから始まった事を考えても
そうではないかと。。。
Word が使いづらいのは、要らないお節介をやくからというのもあると思うんですよ。勝手に行頭を揃えたり、番号打つとナンバリンクを勝手にする。
「少しほっといてくれないか!」
だと、思うんですよ、初心者からすると。
勝手な事をしておいて、後で直そうとすると、スキルが無いと直せない。強制的にスキルを磨かせるように仕向けるのです。それが萎えるんですよね。初心者には取りあえず好き勝手やらせる。その後で、悪いところを指摘する。ならいいんだけど、中途半端に、お助けするから、癪に障るんですよ。
その点、Excel は勝手なお節介はしないですからね。自力で何とか作れてしまう。だからそこから、次はもっと上手く作れる方法を学んだり、楽をする方法を覚えようと考えるんじゃないでしょうか。
>議事録の作成には実はエクセルが向いてるのではないかと思います。
議事録を、パソコン入力で書く場合は、Excel のほうが、いいでしょうね。なんでも Excel 派は結構多いので、フォームを統一して使用する場合は、Word より Excel の方が好まれます。
日本人の思考と欧米人の思考は、文法ひとつ取っても違いますから、元々、文章や言語を扱うソフトというのは共有しにくいんでしょうね。
たこぽんさんへ>
>Excelは、印刷時に字が切れるのがキライです。
元々長文書くことを前提とは、してないでしょうからね。オレもそれは嫌いですが、仕方ないと諦めてますけどね。プレビューは、見る癖付いてるからあまり気にならなかったりする。
Lefty さんへ>
LSTY さんへのレスでも書いたように、「文法」「文書」が異なっているのですから、それを統一仕様にするのが難しい。ってか日本語のことなど、世界的に見ればなかなか考慮してもらえないのですよね。
そうですよ。Word が一太郎や国産ワープロソフトのようだったら、表計算ソフトでわざわざ文章を作る必要はなかったってことですから。病巣の由来ですからね。違うと書いたのは。升目云々ってのは、確かにそーゆー傾向があると思いますよ。
もちろん、Word がもし使いやすかったとて、一定数の「何でもかんでも Excel」の人はいるでしょう。でも、潜在的に、最初に Word を試みたけど、使いづらくて挫折して Excel を使っている層はいると思います。
最初から Word が日本人に使いやすくなっていれば、文章作成ソフトではない Excel で文章を書く人は少なかった。だから「何でもかんでも Excel」は無くならなくても、症候群にまではならなかったんじゃないだろうか?というのがこの記事で言いたかった事ですからね。ちとお互いの論点が、食い違ってるように感じます。