THE WAY

インディアンネーム「生命の声を聞く者」のヒーリングブログ

地球へのダイビング

2006-06-19 17:25:44 | セッション記録
地球へのダイビング
座った瞬間から彼女のオーラは輝きだしていた

その輝きは只者ではないくらいに・・・

彼女の体は見るとエネルギーで見ると真っ赤・・・
どこもかしこも、赤い

それなのに、この光は普通じゃない

まるで、もうこの世を去る準備が出来ているかのような
美しい光を放っていた

彼女とは親友。彼女はいつも純粋で、修道女で祈りを捧げている姿が私には映っていた

欲がないから、お金を得る事や仕事で自分で儲ける事はできない・・・
夢を見る純粋さにかけては、誰にも真似はできない波動を持っていた

彼女のエネルギー透視は彼女の体調がよくないので
どんな心使いが影響しているか見てという訳で私が見る事になった

彼女がそうなっている理由は一つ・・・すべてを解放しているから

哀しみと怒りと喜びと・・・すべてを総精算しているのだった

あなたは自分の心使いがそうさせていると思っているようだけど、そうじゃないようだよ
自分の人生の総決算をつけているようなの
もうすぐ、次元上昇して光そのものになる
新しい自分への幕開けのよう・・・

彼女はすべてから解放され、解脱する
そして、最後の瞬間が見えた
沢山の人に包まれて愛されて・・・人生を終える

死ぬという事を言った訳ではない

人は必ず、いつか死ぬ・・・肉体を離れる時が来るのだ

今すぐとかそういう意味ではなく、本当の意味で自分の人生を全うする時がきたのだ
今までの長い過去生からの彼女の祈り・・・
何度も体験した様々な事
苦しみ・・・人生を全うせずに死んでいった過去生の思い

人を救いたいという強い思いで自らを神の道に捧げた日々

私は知っている
それらのすべてが、光に溶ける事を・・・・

もう彼女はこの地球に戻らないかもしれない
この地球での転生はこれで終わりなのだ

彼女の魂は今度は誰かのガイドになって神の仕事を手伝う

そして、ある程度満足したら、元々やってきた星に帰るのだ

彼女にはたった一人の息子がいる

彼はひじょうに繊細で地球での生活、社会での生活が難しい

彼女は彼の事を心配しているようだった

そこで私は彼の透視を始めた
彼がなぜ、この地球に降りていたのかを・・・

彼はひじょうに波動が高く、天使レベルに近い波動
それも白くて、消えてしまいそう

彼の思いが流れてきた瞬間、私は声を失った
後から後から涙が落ちてきて・・・ふるえがとまらなかった

彼は青い地球にいる彼女を見つけた
彼女をずっとガイドしてきた魂だったのだ
彼女がこの地球に転生をして、やり残した事をするためには
色々な障害が必要だった
それを見ていた彼は、愛するがあまりに自分も飛び込んできたのだ

彼にとってはこの地球は恐怖そのものでしかなかった
まったく波動を合わせられないのに
地球にダイビングをするのは、彼にとってよほど勇気のいる事なのだ
彼は地球には興味がなかった
彼はたった一つ光る存在、祈る姿の彼女を見つけた
あまりにも美しい光

彼にとっての魂の目的は何でもない。たった一つなのだ
彼女を愛する事

彼女のためにダイビングしてきた

こんな事って・・・・こんな事ってあるんだろうか・・・

彼女がこの地球を去ったら、彼はすぐ後を追うように亡くなる
なぜなら、地球にいる意味がないから・・・

彼女と彼を見ながら、私は生きる事の不思議さと
なんとも言えないものを感じていた

それは、私が何度も見たあの光景
ゆったりと光が降りてくるあの感覚に似ていた

生きるとは・・・きっとカルマを解消するためとかなんかではなく、光を見たくて、感じたくてここに来るのかもしれないと
私はそう思わずにはおれなかった

私の世界ではカルマはないのだ
誰の生命の中にもそんなものは存在しない

あるのはただ一つ

感じる事

見て・・・触れて・・・味わう事

だからここに降りてくるのだ

ねねちゃんがママーと呼ぶ声がした
ねねちゃんは彼女に会うなりニッコリして
抱きつかなかった
いつも抱きつきにいくのに・・・
?きっと必要なかったのかもね

二人で彼女の後ろ姿を見送った
何度も・・・何度も振り返っては手をふる彼女に
私は深い感謝とそして愛おしさを感じていた




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時を越えた出会い

2006-06-17 20:23:56 | セッション記録
髪を三つ編みにして、私の前に女性は座った

東京でのセッションを終え、帰ってすぐの事で私は心身共に疲れていた

女性は座るなりに自分は子供が出来ない。何か前世であったからでしょうか?という質問だった

女性の過去生の一部で赤ちゃんが出来るなり身体に異常を持って生まれてきたためにすぐに死んでしまった画像がでてきた

どうしても理由が出てこない

見ると男の子
幸せにしてあげれなかった・・・
健康に生んであげれなかった罪悪感で、子供を生む事を許可していないのだろうと思った
ところが、ずっと色々質問に答えていくとその理由が判明してきた

それは女性と旦那さんとの関わりを見た時だった

彼がまさに、その子供、前世の赤ちゃんだったのだー

だから、もう生む必要がないのだ

彼は寂しさや、世間から認められないという鬱憤を抱えていた
彼女はすべての時間を彼に捧げていた

赤ちゃんを幸せに出来なかった罪悪感を、今生でクリアーしたいかのようにやっていたのだった

彼は、完全に彼女に依存していた
彼女がいないと生きていかれないくらい彼女を放したくないと思っていた

関係はどうあれ、二人は深く愛し合っていた

過去生の罪悪感・・・
そして子供を深く愛していた母のやるせない、切なさ・・・
自分の命を何度も絶とうとした哀しみが流れてきた
そして、その思いは、時々、彼女の自由を奪う

それでも、二人が寄りかかるように生きてきたのが分かる

いい悪いはない・・・

私は二人を見てそう思った

なぜなら、本当に幸せそうに一緒にいる事を満足しているのだから・・・

私達は、それはカルマだから・・・とか
依存はいけないだとか・・・
自由になれないはだめだ・・・とか言う

確かにそうなのだけれど・・・
本当の答えは実はそんな定義の中にはないのかもしれないと
二人を見て思っていた

どんな関係も、もしかしたら、それでいいのかもしれないと・・・

私達は自分で自分の人生を創っている
たとえカルマに振り回されるような人生でも・・・
それから、こちらの道に進んでいたら、ソウルメイトに出会えて幸せを見つけたかも知れないのに、と思う事が仮にあったとしても・・・
今、現実を創って生きている
それは間違いではなく、自分がドラマを創っているのだ
そして、そこにはカルマや、しなければならないことなど何もない

充分この地球でしか味わえないものを、自分をいう映画を創っているのだから・・・

時を越えたこの二人の出会いは疲れた私に、光をもたらした

本当に私がしたいことをすればそれはそれでいのだと・・・