10月31日付宮崎日日新聞に「 キバナノツキヌキホトトギス 」、「 ひっそり美しく 尾鈴山周辺 」
と題した記事があった 最近は尾鈴山に行っていないが、2004年までは殆ど毎年夏には尾鈴山の黄花
の突抜杜鵑草を観に行った しかし、黄花の突抜杜鵑草が咲くのは夏の台風襲来時期と重なる8月下旬か
ら10月上旬頃だと思い、今年は9月中旬に行く予定だったが都合で行けなかったので、「まだ咲いていた
か」と喜び、早速11月1日に出かけた
そそっかしい私は、見出しを読んだ後で「世界で尾鈴山周辺だけに自生し」という書き出しに続く文章は、
殆ど「拾い読み」をしていたことに、帰宅後に気が付いた 昨日の尾鈴山では黄花の突抜杜鵑草は既に花
が終わっていた 帰宅後読んだ宮崎日日新聞の記事には「日向市内の山中で」とあった 日向市と尾鈴
では花の時期が違うのだろうか
久し振りに白滝に向かう登山道を歩くと、渡渉する谷の浅瀬にあった小さな杉丸太を3~4本束ねただけ
で石の上に置いてあった個所には、長い鋼板が置かれていた 杉丸太を鋼板に替えても橋脚を設けずに流
失防止のために綱で確保している所が面白い 愉快な気分で慎重に渡った
勿論、必要な所には正式な橋がある 優れた装飾の施された木製の橋は、悠然とした構えで山の自然に
溶け込んでいる この橋を渡るのも、尾鈴に来る楽しみの一つだ
目指した黄花の突抜杜鵑草の咲く所に着くと、花は既になくなっていた 最初に行った所の近くには、
かつて8月下旬に行くと、垂直な岩の広い壁全面に黄花の突抜杜鵑草があった まだ蕾だったので、改め
て9月上旬に行くと、壁にあった黄花の突抜杜鵑草は、全て剥ぎ取られていた 剥ぎ取られた跡の岩肌の
白さが痛々しかった
その跡には今も黄花の突抜杜鵑草は全くなかった その近くの危険な岩場にある黄花の突抜杜鵑草の花
は既に終わっていた その後、何カ所かで黄花の突抜杜鵑草を見たが、全て花は終わっていたので、白滝
に向かった
落差75メートルの白滝は、素晴らしい眺めと心地よい水音を感じることができる
この辺りには黄色の「矮鶏杜鵑草」(チャボホトトギス)が8月下旬~10月中旬頃まで咲く
滝を観ながら、水音と鳥の声を聞きながら昼餉を食べるのは楽しい 至福の時を過ごす幸せを感じる
下山後は、明るいうちに木城町の温泉で疲れを癒し、明るいうちに帰宅した
帰宅してポストを開けると、市役所から「第38回市美術展審査結果通知」が届いており、入選していた
この作品は、昨年の宮崎日日新聞総合美術展に出展して入選した仁王像・阿形と対の仁王像・吽形 昨年
の阿形は「 喝 」とし、今回の吽形は、「 朽ちず 」とした 木像の外見は朽ち果てつつあり、特に頭部
は割れかけているので針金で固定しているが、それでも目は厳しく、何かを凝視している 未だ朽ちてい
ない
これらの仁王像は、かつて西都市の大きな寺の本堂の後ろに移転した末寺にある
仁王像の撮影などについては、ご住職や住職のご母堂にお世話になった
特にご母堂は撮影中に茶菓の接待を頂いた 有り難い
2013年11月2日
風
※ 写真は、クリックすると拡大する
※ 黄花の突抜杜鵑草(キバナノツキヌキホトトギス)と矮鶏杜鵑草(チャボホトトギス)の花は、全て2004年9月撮影
昨日の尾鈴山では黄花の突抜杜鵑草は花が終わっていた
参考 黄花の突抜杜鵑草の花
黄花の突抜杜鵑草の密を吸う蜂
黄花の突抜杜鵑草の蕾と花
葉と茎と花の基部に注目
上から見た黄花の突抜杜鵑草の花
矮鶏杜鵑草 (2004年9月 白滝で撮影 )
矮鶏杜鵑草
矮鶏杜鵑草
人字草
落差75メートルの白滝
浅瀬の渡渉用鋼板
木製の橋
朽ちず (吽形)
喝 (阿形)
と題した記事があった 最近は尾鈴山に行っていないが、2004年までは殆ど毎年夏には尾鈴山の黄花
の突抜杜鵑草を観に行った しかし、黄花の突抜杜鵑草が咲くのは夏の台風襲来時期と重なる8月下旬か
ら10月上旬頃だと思い、今年は9月中旬に行く予定だったが都合で行けなかったので、「まだ咲いていた
か」と喜び、早速11月1日に出かけた
そそっかしい私は、見出しを読んだ後で「世界で尾鈴山周辺だけに自生し」という書き出しに続く文章は、
殆ど「拾い読み」をしていたことに、帰宅後に気が付いた 昨日の尾鈴山では黄花の突抜杜鵑草は既に花
が終わっていた 帰宅後読んだ宮崎日日新聞の記事には「日向市内の山中で」とあった 日向市と尾鈴
では花の時期が違うのだろうか
久し振りに白滝に向かう登山道を歩くと、渡渉する谷の浅瀬にあった小さな杉丸太を3~4本束ねただけ
で石の上に置いてあった個所には、長い鋼板が置かれていた 杉丸太を鋼板に替えても橋脚を設けずに流
失防止のために綱で確保している所が面白い 愉快な気分で慎重に渡った
勿論、必要な所には正式な橋がある 優れた装飾の施された木製の橋は、悠然とした構えで山の自然に
溶け込んでいる この橋を渡るのも、尾鈴に来る楽しみの一つだ
目指した黄花の突抜杜鵑草の咲く所に着くと、花は既になくなっていた 最初に行った所の近くには、
かつて8月下旬に行くと、垂直な岩の広い壁全面に黄花の突抜杜鵑草があった まだ蕾だったので、改め
て9月上旬に行くと、壁にあった黄花の突抜杜鵑草は、全て剥ぎ取られていた 剥ぎ取られた跡の岩肌の
白さが痛々しかった
その跡には今も黄花の突抜杜鵑草は全くなかった その近くの危険な岩場にある黄花の突抜杜鵑草の花
は既に終わっていた その後、何カ所かで黄花の突抜杜鵑草を見たが、全て花は終わっていたので、白滝
に向かった
落差75メートルの白滝は、素晴らしい眺めと心地よい水音を感じることができる
この辺りには黄色の「矮鶏杜鵑草」(チャボホトトギス)が8月下旬~10月中旬頃まで咲く
滝を観ながら、水音と鳥の声を聞きながら昼餉を食べるのは楽しい 至福の時を過ごす幸せを感じる
下山後は、明るいうちに木城町の温泉で疲れを癒し、明るいうちに帰宅した
帰宅してポストを開けると、市役所から「第38回市美術展審査結果通知」が届いており、入選していた
この作品は、昨年の宮崎日日新聞総合美術展に出展して入選した仁王像・阿形と対の仁王像・吽形 昨年
の阿形は「 喝 」とし、今回の吽形は、「 朽ちず 」とした 木像の外見は朽ち果てつつあり、特に頭部
は割れかけているので針金で固定しているが、それでも目は厳しく、何かを凝視している 未だ朽ちてい
ない
これらの仁王像は、かつて西都市の大きな寺の本堂の後ろに移転した末寺にある
仁王像の撮影などについては、ご住職や住職のご母堂にお世話になった
特にご母堂は撮影中に茶菓の接待を頂いた 有り難い
2013年11月2日
風
※ 写真は、クリックすると拡大する
※ 黄花の突抜杜鵑草(キバナノツキヌキホトトギス)と矮鶏杜鵑草(チャボホトトギス)の花は、全て2004年9月撮影
昨日の尾鈴山では黄花の突抜杜鵑草は花が終わっていた
参考 黄花の突抜杜鵑草の花
黄花の突抜杜鵑草の密を吸う蜂
黄花の突抜杜鵑草の蕾と花
葉と茎と花の基部に注目
上から見た黄花の突抜杜鵑草の花
矮鶏杜鵑草 (2004年9月 白滝で撮影 )
矮鶏杜鵑草
矮鶏杜鵑草
人字草
落差75メートルの白滝
浅瀬の渡渉用鋼板
木製の橋
朽ちず (吽形)
喝 (阿形)