実家の兄に二人目の曾孫ができたので、お祝いをするために9月27日に帰省した
曾孫の母親は、長女と共に1か月近く帰省しており、1歳8か月の曾孫は「曾爺」である兄にすっかり
懐いていた また、家族に倣って生まれたばかりの妹をあやそうとしていた あまりに可愛いので、
私も四つん這いになってテーブルの周りで長女を追いかけたり、追いかけられたりして遊んだ
兄夫妻、兄の長女夫妻、兄の孫と二人の曾孫で、二人の男性に五人の女性の七人所帯は賑やかだ
建売住宅の狭い屋敷の小さな家に妻と二人で住んでいる私は、久し振りに開放感を楽しんだ
翌28日の朝は、九重連山に行くために3時半に起床した
庭に出てみると、暗い空に沢山の星が眩しいくらいに輝いていた このような星空を見るのは随分
久しぶりだった 田舎の夜は暗い 子供の頃、夜中に一人で近くの田圃に行って夜空を見ながら、
生と死について考えた 死ねばこの世に私はいなくなる それは寂しいので、死後に自分の生きた
証を残すために大きな碑を作ろうか、などと考えたことを思い出した
兄は、毎朝4時前には起床して家族のために朝食を作るのが例になっている 4時半には兄夫妻が
朝食を食べるので、私もご馳走になった
予定通り5時に実家を出発して九重連山に向かった 28日は、大分の山友二人と登ることになっ
ており、道の駅清川町で合流する 宮崎から九重連山に行くときは、延岡までは国道10号と有料道
路、国道326号等を経由して清川町に行くが、今回は佐伯から国道10号で野津町まで行き、そこか
ら「日向街道」を経由し、三重町で国道326号を経由して清川町に行く この道は、多分20年以
上通っていないので、暗い夜道だったが、中学校時代の友人の家などを眺めながらゆっくり走った
道の駅清川で合流した二人の内の一人は、4か月の入院生活から自宅に帰って凡そ1か月過ぎたばか
りなので、九住山を目指しながら、山友の体調によっては途中の扇ガ鼻などに変更しようと決めていた
登山口は牧ノ戸を考えていたが、車内で私が「若い頃は、1月3日が登り始め、12月27日が登り
納めで、12月27日の登り納めは赤川登山口か瀬の本登山口から扇ガ鼻~九住山に登っていた」と話
していると、かつて二人の山友が道迷いで公共施設に救助を依頼した登山口が瀬の本登山口だったこと
が話題になり、今日は瀬の本登山口から登り、道迷いをした個所を確認することにした
やまなみハイウエイを牧ノ戸峠に向かって進み、有料道路「久住高原ロードパーク」の料金所手前西
側近くにある駐車場に車を駐車し、やまなみハイウエイを牧ノ戸峠に向かって5分ほど歩いた所に登山
口がある 以前は、この登山口と赤川登山口を利用することが多かったが、多分最近10年以上利用
していなかったと思うので、懐かしい登山道を楽しんだ
のんびり、ゆっくり、ぼちぼち登ったので、頂上に着いたのは予定時間を1時間以上過ぎていたが、
退院後1か月の山友も元気に歩いた
伐採のために途中に迂回路ができていたりしたが、二人が迷った個所を正確に特定することはできな
かった 霧のために周囲が良く見えないときに、深い笹薮の中を歩き廻ったということを聞き、恐ら
く大井川岳に迷い込んだのではないかと思った 大井川岳は、広大な面積の台地になっており、ほぼ
全面積に笹が繁茂している 目印になるような樹木は西側に極僅かにあるだけで、高さが2~3メー
トルで周囲が10メートルに満たないだろうと思われる大きな岩があるが、それも霧の中では見えるこ
とはないだろう
昨日は、登山口から扇ガ鼻に向かう登山道の途中で南進して大井川岳に向かう道は熊笹などが繁って
おり、登山道は判明しがたい状況だった しかし、登山口から扇ガ鼻頂上までの本登山道はしっかり
しているので、迷うことは考えられなかった
下山後、救助依頼をしたのは何時だったかを訊くと、「 昨年 昨年の9月最終日曜日だった 」
なんと、昨日は「遭難一周年記念日」だった
途中で霧島連山の麓に住む山友に「筑紫見返り草」(大丸葉の天人草)が咲いているかと携帯電話で
訊くと、「風さんに初めて会ったのは、平成16年9月に矢岳に筑紫見返り草を観に行った時で、今年
は丁度10年になる」とのことだった 昨日は、私と霧島の山友との交友10周年記念月だった
筑紫見返り草の花は見頃だろうとのことだったので、近々行くことにしよう
2014年9月29日
風
※ 写真は、クリックすると拡大する もう一度クリックすると更に拡大する
やまなみハイウエイの東側に登山口 前方の車は他の登山者
葉隠釣舟の群生
葉隠釣舟
登山道は伐採のため左側の迂回路へ
登山道の左手に広場があり、駐車している作業車の向こうに迂回路
迂回路から閉鎖されている登山道の上部に出る
山ラッキョウ
大井川岳への分岐
福王草
花名募集中
扇ガ鼻頂上
扇ガ鼻頂上の岩
扇ガ鼻のくノ一
下山
花名募集中 (大山鷺草 ?)
p
曾孫の母親は、長女と共に1か月近く帰省しており、1歳8か月の曾孫は「曾爺」である兄にすっかり
懐いていた また、家族に倣って生まれたばかりの妹をあやそうとしていた あまりに可愛いので、
私も四つん這いになってテーブルの周りで長女を追いかけたり、追いかけられたりして遊んだ
兄夫妻、兄の長女夫妻、兄の孫と二人の曾孫で、二人の男性に五人の女性の七人所帯は賑やかだ
建売住宅の狭い屋敷の小さな家に妻と二人で住んでいる私は、久し振りに開放感を楽しんだ
翌28日の朝は、九重連山に行くために3時半に起床した
庭に出てみると、暗い空に沢山の星が眩しいくらいに輝いていた このような星空を見るのは随分
久しぶりだった 田舎の夜は暗い 子供の頃、夜中に一人で近くの田圃に行って夜空を見ながら、
生と死について考えた 死ねばこの世に私はいなくなる それは寂しいので、死後に自分の生きた
証を残すために大きな碑を作ろうか、などと考えたことを思い出した
兄は、毎朝4時前には起床して家族のために朝食を作るのが例になっている 4時半には兄夫妻が
朝食を食べるので、私もご馳走になった
予定通り5時に実家を出発して九重連山に向かった 28日は、大分の山友二人と登ることになっ
ており、道の駅清川町で合流する 宮崎から九重連山に行くときは、延岡までは国道10号と有料道
路、国道326号等を経由して清川町に行くが、今回は佐伯から国道10号で野津町まで行き、そこか
ら「日向街道」を経由し、三重町で国道326号を経由して清川町に行く この道は、多分20年以
上通っていないので、暗い夜道だったが、中学校時代の友人の家などを眺めながらゆっくり走った
道の駅清川で合流した二人の内の一人は、4か月の入院生活から自宅に帰って凡そ1か月過ぎたばか
りなので、九住山を目指しながら、山友の体調によっては途中の扇ガ鼻などに変更しようと決めていた
登山口は牧ノ戸を考えていたが、車内で私が「若い頃は、1月3日が登り始め、12月27日が登り
納めで、12月27日の登り納めは赤川登山口か瀬の本登山口から扇ガ鼻~九住山に登っていた」と話
していると、かつて二人の山友が道迷いで公共施設に救助を依頼した登山口が瀬の本登山口だったこと
が話題になり、今日は瀬の本登山口から登り、道迷いをした個所を確認することにした
やまなみハイウエイを牧ノ戸峠に向かって進み、有料道路「久住高原ロードパーク」の料金所手前西
側近くにある駐車場に車を駐車し、やまなみハイウエイを牧ノ戸峠に向かって5分ほど歩いた所に登山
口がある 以前は、この登山口と赤川登山口を利用することが多かったが、多分最近10年以上利用
していなかったと思うので、懐かしい登山道を楽しんだ
のんびり、ゆっくり、ぼちぼち登ったので、頂上に着いたのは予定時間を1時間以上過ぎていたが、
退院後1か月の山友も元気に歩いた
伐採のために途中に迂回路ができていたりしたが、二人が迷った個所を正確に特定することはできな
かった 霧のために周囲が良く見えないときに、深い笹薮の中を歩き廻ったということを聞き、恐ら
く大井川岳に迷い込んだのではないかと思った 大井川岳は、広大な面積の台地になっており、ほぼ
全面積に笹が繁茂している 目印になるような樹木は西側に極僅かにあるだけで、高さが2~3メー
トルで周囲が10メートルに満たないだろうと思われる大きな岩があるが、それも霧の中では見えるこ
とはないだろう
昨日は、登山口から扇ガ鼻に向かう登山道の途中で南進して大井川岳に向かう道は熊笹などが繁って
おり、登山道は判明しがたい状況だった しかし、登山口から扇ガ鼻頂上までの本登山道はしっかり
しているので、迷うことは考えられなかった
下山後、救助依頼をしたのは何時だったかを訊くと、「 昨年 昨年の9月最終日曜日だった 」
なんと、昨日は「遭難一周年記念日」だった
途中で霧島連山の麓に住む山友に「筑紫見返り草」(大丸葉の天人草)が咲いているかと携帯電話で
訊くと、「風さんに初めて会ったのは、平成16年9月に矢岳に筑紫見返り草を観に行った時で、今年
は丁度10年になる」とのことだった 昨日は、私と霧島の山友との交友10周年記念月だった
筑紫見返り草の花は見頃だろうとのことだったので、近々行くことにしよう
2014年9月29日
風
※ 写真は、クリックすると拡大する もう一度クリックすると更に拡大する
やまなみハイウエイの東側に登山口 前方の車は他の登山者
葉隠釣舟の群生
葉隠釣舟
登山道は伐採のため左側の迂回路へ
登山道の左手に広場があり、駐車している作業車の向こうに迂回路
迂回路から閉鎖されている登山道の上部に出る
山ラッキョウ
大井川岳への分岐
福王草
花名募集中
扇ガ鼻頂上
扇ガ鼻頂上の岩
扇ガ鼻のくノ一
下山
花名募集中 (大山鷺草 ?)
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