今日は大寒二十四節気のひとつで寒さが一番厳しくなる頃です。以前京都で寒行の雲水さん達が素足にわらじで白い息をはきながらウチワ太鼓の音をお腹にしみいるようなさまで列をつくっていかれるさまをまのあたりにしましたが、今日大寒そのものの冷えですね。お仲間の一人が今日バスデーなので少し早めのケーキを皆さんでいただきました。ご本人は今日はもっとも寒い地方にお出かけですが、気おつけてお帰り下さいね。
昨日は暦では薮入り以前は女性は里へ帰ったり使用人は一日小休止でお休みいただける日ですよね。 昨日は皇居では歌会始めの義 があり今年のお題は「火」召人の独特のふしまわしで朗詠されてましたが、中学二年生のかたが単身赴任のお父様の気持をうまく詠んでおられました。 茶道の方でもお題は色々かかわりがあります、ふくさやお茶碗など・・・来年は「生」ときまったようです。 初釜もあちらこちらにお呼ばれしたりお招きしたりとで、着物もやはりいつもより少しはれがましいのおと又これをシミがついてないかチェックをして片つけるのが一仕事です。
七草・成人式・小正月（女正月）と半月がすぎてしまいました。ここ二三日寒い日で雪も気温もはんぱではないような地方もあるようですが、今日はしばし休息・・・そこでデパ地下でみつけた小さな白菜で湯豆腐をしてみました。小豆粥と一緒にいただくとほどよく甘みもありさっぱりと美味しく好評でした。 パソコンもお正月よりお疲れなのかご機嫌ななめです。
早いですねもう七草今年も一週間過ぎてしまいました。やはり今日は七草粥で胃をやすめましょうかね。百人一首で光孝天皇のうたわれてますものです。
君がため春の野に出て若菜（七草）摘むわが衣手にゆきはふりつつ
昨年の七日は寒くあれた日でしたが今日も曇ってますが雪はないようです。
友人と国宝如庵の中にある有楽苑の初釜に出かけて見ました。とてもよい天気で暖かくお席の亭主のご挨拶にも「今日のお客様は新年から良いですね。こんなに暖かくて」といわれてましたが、重文の「旧正伝院書院」で薄茶・ホテルでお節と雑煮をいただいました。一日のんびりさせていただき今年一年が良い年でありますようにと思いながらかえってきました。
