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コーラスライン 6月27日

2010年06月27日 23時37分00秒 | 観劇

行ってきました。
○十年振りの京都へ。
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予想はしていたものの、ホームに降り立つと、蒸し暑い!
青空は無く、遠く見える山も霞んだ空を見ていると、いっそう暑くなってきました。
言わずともバレていそうですが、今日の目的は、ここ。
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初めての劇場ですが、駅ビルの中にあるためか、客席に行くまでがエスカレータに乗り、通路を曲がって、迷路のような印象を受けるレイアウトでした。
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演目は、東京・自由劇場以来のコーラスラインです。
キャストも、ほぼ同じ顔触れだけに、楽しみです。

客席内を一回りしてみると、Zー9番にザック席を発見。
自由劇場と比べると、舞台までが遠い~!
ポールの告白に、舞台まで行くのに時間がかかりそうです。

ザックの加藤さん、相変わらず動きを見ていると、年齢が解らなくなりそうです。
それにしても、冒頭のオーディションの時、怖いくらい厳しいですね。
稽古場でも、こんな一面を見せるのでしょうか?
東京の時にも感じた加藤ザックと坂田キャシーのシーンは、やはり真に迫るものを感じます。

ラリーを見て、一瞬『誰?』影山さんでないことは一目瞭然ながら、三宅さんだと理解するまでに少々時間がかかりました。
こんなに素な?三宅さんは見た事が無かっただけに、第一印象は細いな~。

マギーは、東京ではトリシアを演じていた勝田さん。
頑張って、本当のオーディションを勝ち抜いてきたんですね。

マイクの斎藤さんは、変わらず良いですね。
観ていて、思わず笑顔で応援したくなってきます。

グレッグの萩原さんは、見た目からして、良い味出してます。
こんなイメージの、ダンサーやアーティストっていますね。(笑)
道口さんほどのビシッとしたボーズはとらないものの、存在感あります。
ブラコメのハロルド・ゴリンジなんかも、似合いそうです。

坂田キャシー、ダンスは素晴らしいですね。
C列の席からは、ソロダンスで5枚のミラーがキャシーを取り囲む様に降りてきますが、それぞれのミラーに映るキャシーの姿に見とれてしまいました。

増本さんのシーラ、イメージは変わらぬまま。
強いて言えば、ラリーが「楽しいって顔をして」に、文字にするのは難しいのですが、東京の頃とは微妙に違う笑顔?をしていました。

恒川ジュディは、髪型が変わっただけで随分と印象が変わります。
ポニーテールで、可愛いい感じにも、綺麗な感じにも見えてきます。
クレイジー・フォー・ユーの影響もありでしょうか、大人なイメージが。
歌声や台詞を聞くと、いつも通りの彼女です。

松島リチーは、東京での西尾リチーの強烈な印象が残っているので、ちょっと物足りなさを感じてしまいました。
ダンスは素晴らしいものの、台詞は大人しめな感じです。
自己紹介の時に、「満月の夜に生まれました。男です!」のシーンは、西尾さんの力強い台詞と、染谷クリスティンの「なにそれ?」みたいに眉をひそめるシーンを、もう一度観たいです。
松島リチーと加藤ザックは、飛び出してきたリチーをちゃんと抱きとめるんですね。

菊地アルと染谷クリスティン
2人のコンビは、安心して観ていられます。
菊地さんの『ダメでも、みなぎるパワー~』の歌声は、相変わらずパワー有りすぎです。
冒頭のダンスは、川口さんほどではないものの、以前より固さ(下手)を感じさせるものでした。
早紀ちゃん、上がり症の演技が良いですね。
観ていて、大丈夫、落ち着いてと、ザックよりも先に言いたくなります。
表情も豊かで、今回の公演前に美女と野獣の舞台に立っていましたが、他の演目でも観たいです。

石倉ヴァルは、流石です。
東京で観た、コニー、ビビ、ジュディのいずれでもなく、ヴァルを演じています。
自ナンバーでは、胸の事を歌っていますが、ダンスの後胸元に光る汗が悩ましげです。
自分の立ち位置に戻ったとき、隣のマークが胸元を覗いてお尻を抓られていましたが、マークならずとも覗きたくなりそうです。
「みんな私の胸を見ているでしょう?」というシーンがありますが、思わず「ハイ!」と言ってしまいそうです。(笑)
ファンキックや歌の力強さを比較してみると、石塚さんのヴァルって凄いなと改めて思ってしまいました。
今、どうしているんでしょうね、石塚さん?

飯村ポールは、ある意味、一番イメージが変わってしまった役です。
見た目から陰を感じさせる田邉さんを観ていただけに、そう感じさせるのだと思います。
舞台上でザックに肩を抱かれているシーンを観ると泣けてきますが、私には田邊ポールのイメージが最後まで残ってしまいました。

半年振りのコーラスライン。
やはり、好きな演目でした。
京都なので、前予で気軽にといかないところが、残念です。

東京では自由劇場というコンパクトな劇場と比べて、劇場もステージも広いせいか、思ったよりもマイクが音声を拾えていない気がします。
今回の席が2列目だったこともあり、小声の台詞も聞き取れましたが、後方席ではどうなんでしょう?
それからもう一つ。C列まで、床が板張りというのも気になります。
客席で足を組み直したりすると、靴によっては音が響きます。
できることなら、カーペットを貼って欲しいですね。
また、シート下についているキャスターが足元にきてしまう席があり、とても邪魔ですね。
些細な事かも知れませんが、休憩なしの2時間半は、人によっては姿勢を維持するのに苦痛を感じてしまいそうです。
それだけに、姿勢を変えるたびにコツコツ音が響くのは、どうしたものか・・・。
演目で楽しめていただけに、ちょっと残念でした。

とは言え、京都まで観にきて、大正解でした。
終演後、どこかへ立ち寄りたいと思ったものの、16時近い時間帯では難しいなと思い、目の前の京都タワーを見上げて、新幹線口へ向かいました。
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次回は、時間に余裕をもって、観光もしたいものです。

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京都劇場2010年6月27日
ザック加藤敬二
ラリー三宅克典
ダン松浦勇治
マギー勝田理沙
マイク斎藤洋一郎
コニー大口朋子
グレッグ萩原隆匡
キャシー坂田加奈子
シーラ増本 藍
ボビー丹下博喜
ビビ小松陽子
ジュディ恒川 愛
リチー松島勇気
アル菊池 正
クリスティン染谷早紀
ヴァル石倉康子
マーク玉井晴章
ポール飯村和也
ディアナ熊本亜記 
フランク吉田龍之介
ロイ宮本聖也
トム金光基成
ブッチ君島龍矢
ビッキー秋山 舞
ロイス脇坂美帆
トリシアや真崎菜摘