まだできる事はある

人間を慈しむ事さえ出来ない人が、わが国を指導してきたとしか、思えません。今こそ私達の目指すべき道を本気で考えるべきでは。

敵前逃亡の菅直人

2011-03-20 14:15:42 | 東日本大震災

敵前逃亡の菅直人 3/20

産経新聞は19日朝刊で「大島理森同党副総裁の震災対策担当相への起用を打診」、また読売は「谷垣禎一総裁に原発問題担当相としての入閣を要請」と報じたように、菅直人は震災と原発問題に対しての統帥能力の無いことを自ら認め、自民党に全ての後始末を執らせようとしたようだ。

 

大震災対策を政権延命の絶好機と捉え、カイワレの前例を再現して見せた菅直人であったが、僅か一週間で指揮系統が最初から全く機能していなかった事が露呈、万策尽きた菅直人は、もうすでに敵前逃亡しか考えにないようだ。

 

 

自衛隊が逃げた! 

深夜の避難所で大パニック起きていた

(日刊ゲンダイ2011年3月17日掲載)

 

 原発事故に対する危機管理能力ゼロの菅首相。そのズサンな指揮命令系統がとんでもない騒ぎを引き起こした。

 

 14日の深夜。町全体が壊滅状態の福島県南相馬市の石神第一小学校の体育館には、津波から逃れてきた1000人もの住民が避難していた。燃料もなく体を寄せ合って眠っている中、突然、自衛隊がジープで乗りつけ、避難住民に向けて大声で叫んだ。

 

「私たちは上(北沢防衛相)の命令で退避するように命じられたので南相馬市から引き揚げます。これは私見ですが、福島原発は非常に危険な状況にきていると思います」

 

 そう言うやいなや、隊員たちはジープに乗って去って行ってしまった。館内は騒然となり、避難住民は出口に殺到。止めてあったマイカーに分乗し、大急ぎで福島市方面に逃げ出した。おかげで県道12号は大渋滞。ところがクルマは、規制の影響でガソリンが5~10リットルしか入っていないからたまらない。みんな最初の峠あたりで次々とエンストしてしまった。

 

 この一部始終を目撃したのが、救援物資の運搬のために、第一小学校のグラウンドに止めた車の中で仮眠していたボランティアグループ「Gライズ日本」の夏井辰徳代表だ。

 

「1000人が悲鳴を上げる大パニックでした。自衛隊が住民より先に逃げるなんて聞いたことがない。市役所の職員は『屋内避難の指示が来ているので体育館から動かないように』と言っているのに、自衛隊には『危険だから退避せよ』と命令が下りてくる。菅首相は危機管理の指示をまったくグリップしていない。原発がさらに危険な状態になったらと思うと恐ろしいです」

 

 未曽有の死者・不明者を出していながら、菅はのうのうと「1万7000人を救った」などと信じられない発言をする。この男が指揮を執る限り、間違いなく原発で多くの犠牲者が出る。

 



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