花そよそよ

折々の花たちの囁き

イギリスガーデン巡り…37

2015-01-16 22:28:59 | 英国ガーデン巡り
ハンプトン・コート ・パレス/ Hampton Court Palace №3

ロンドン南西部 サリー州 リッチモンド・アポン・テムズ・ロンドン特別区


宮殿内部

タペストリー6
「アブラハムの前に姿を現わす神」

独特の濃い藍色のようなブルー
くすんだ朱の色
白が入ったグリーン そして金茶
織りなす物語が訴えてくるよう~


左側をズームして。


右側をズームして。


左縁をズームして。


右縁をズームして。
左縁と右縁は違う模様になっています。


上の縁は唐草模様に似た模様です。


下の縁の左側を。


下の縁の右側を。
下の縁は物語になっているようです。

タペストリー7
「使徒行伝」から「聖ステファノの殉教」

左に石を持つ民がいて 光輪を持つ使徒が
イエスを仰ぎ見ているよう。


ズームして。

タペストリー8
「聖パウロの回心」



ズームして。


タペストリーの下にはレンガ色の椅子のセットが。

肖像画5

チャールズ1世の肖像画の複製
(オリジナルの絵ははウインザー城にあるそうです)。
ヴァン・ダイクに依ります。
彼はチャールズ1世の主席宮廷画家として活躍しました。
以前「リヒテンシュタイン-華麗なる侯爵家の 秘宝」展で
「マリー=ルイーズ・デ・タシスの肖像」を見ましたが
とても素敵に描かれていました。
白いレースの飾り襟や袖口の繊細さが伝わって
素晴らしい技量の持ち主だと言うことが分かりました。


木彫りのレリーフの上部をズームして。
彫刻家グリンディング・ギボンズに依ります。
シナの木で作られたそうですが
素材が柔らかく彫り易いと言っても
かなり高い技術を持ち合わせたんでしょうね。


木彫りのレリーフの右側を。


コンソールテーブルは色違いの大理石からできてて
脚も金色の優雅な猫脚です。

大寝室

タペストリーは
「使徒行伝」の「アテネで説教する聖パウロ」
「アブラハム物語」からエフロンの野の購入」

肖像画6

ここにも上に肖像画があります。
暗くてよく分かりませんが
メアリ2世の母 アン・ハイドとのこと。
その前には幾つもの東洋的な置物があって
素敵な燭台が明りを灯しています。

「ヴィーナスの膝で眠るマース」

天井の絵は素敵で縁取りもゴージャスです。
ヴェリオに依ります。


天井画の縁の丸い部分にはエンジェルなどが
六角形の部分には風景が描かれて。

タペストリー9

暗めで分かり難いですがご容赦を。


コーナーにはマントルピースがあって
上には中国と日本の磁器があり
下には金属製の置物でしょうか・
その前には燭台が。


この部屋には金のシャンデリアが。


鏡もアンティークで素敵です。


ここはウイリアム3世の書斎で
一番奥にあります。
右側には木製の時計あって。




金のシャンデリアがこの部屋に豪華さを与えて。


これは何かな?と思ったら
蓋付き便器でチャールズ2世のための物だそうです。


火鉢の小さめのような置物があり
その上には金色の縁取りのガラス灯が
柔らかな光を放って。

肖像画7

マントルピースの上の肖像画は
女性のように見えます。
でも 当時の女性が男のなりをするかな~?
隣には美貌の女性の絵が。

肖像画8
「チャールズ1世騎馬像」

大理石のマントルピースの上には
馬に乗ったチャールズ1世の肖像画が。


この部屋には 大小何枚もの絵が
ありました。


ちょっと左へスライドして。


更に左へスライドして。


テーブルはチェス盤になっているから
ここでチェスを楽しんだのでしょうね。

肖像画9

こちらのマントルピースの上には女性の絵があり 
その脇には大小さまざまな絵が飾られて。


左にスライドすると
鏡とキャビネットがあり
オレンジ色のチューリップの花が
飾られています。


さっきの部屋から廊下に出ると
幾つもの彫像が並んでいました。
左手の窓からは広いプリヴィガーデンがみえます。


回廊を少し進んで。


左奥の彫像は
私の好きな彫刻家「ベルニーニ」風に見えます。

ウイリアム3世の応接室

別の部屋に移って。
ここはプライベートなお客様を
もてなした所です。
テーブルと椅子があったけど
今までのとちょっと違っています。
椅子は猫脚だけど 
テーブルは近代的に変わっています。
当時のままの家具が展示されているそうです。

肖像画10

コンソールテーブルには東洋的な花瓶があり
その上には女性の肖像画が飾られ
机には羽根ペンが。
木製の書棚の中には古い蔵書がいっぱい。

ウイリアム3世のダイニングルーム

プライベートな晩餐会に使われた所で
円形テーブルには金の燭台が灯り
葡萄やメレンゲのお菓子が積まれて。
奥のマントルピースの上には
女性の肖像画が飾られて。
ここの女性たちの絵は
メアリ2世に使える女官達を描いたもので
「ハンプトン・コートの美女たち」です。
(Hampton Court Beauties)
ネラーに依ります。

- 2014. 6/26 Photo  Panasonic Lumix TZ60 -

最新の画像もっと見る

コメントを投稿