おはようございます
毎日暑いですね
ブログに書くか迷っていましたが書く事にしました
6月最後の日実家での用事を済ませてそのまま夕方散歩に出かけた我が家
いつもの公園へ向かう途中わんずが騒ぎだした。
バナナの木の根元に向かって一直線・・・なんだなんだ?
なんか聞こえた鳥の雛かな?くらいにしか感じなかった。
声が聞こえてさらにヒートアップしたわんず
こらこらとかいいながら静止させる為にコマンド
一時は収まるものの大興奮のわんず。
声のする方へと移動、裏に回ってみたりウロウロする私とわんず
最初の場所に戻った汚い箱が一個あるだけだけど・・・草アレルギーの私すごく躊躇。
グイグイ入って行く3匹
やはり汚い箱から聞こえて来てる?まさか猫?心臓が破裂しそうだ
パニック
どうしよう。どうしよう。気持ちを落ち着かせようと思っても気持ち悪くなるほどのドキドキ
どうにか箱をとって箱を開けて見た・・・
10㎝くらいの子猫が2匹ピーピー鳴いてた。
「ひとまず落ち着こう」とそっと元の場所に置いた散歩を続行して気持ちを整理しよう。
そして家族全員に事情と状況をメール。
返事を待ちながら公園をぐるぐる犬友達に相談。
犬ともさん達6人くらい居たかな?全員にやめなさいと言われた。
「でも見つけちゃったんです。死んじゃうでしょ?」と私。
それでも猛反対の皆さん
どうしたらいいの?と困り果ててた私。
そこで旦那から着信「どうした?大丈夫か?落ち着け」と「これからもう一件仕事に行かなくちゃいけないけれど一度帰る」という旦那。
わかった。といいとりあえずわんず達を家に連れ帰ろう。
旦那と「もしもう一度行っていなかったら幸せを祈る。居たら一時保護をする」と言う事に決めた
ぴっちり閉じられた箱は少し開けて来たし草の上に置いて来たからカラスが気付かなければ安全だろう。
旦那の帰りを待ってそのまま現場へ急行
草アレルギーで既にぶつぶつの私は旦那に箱をとってもらった。
やっぱりいた!それからは分担して旦那はホームセンターへ
私は獣医と連絡を取り翌日病院へ行くまで何したらいいかを聞く、体を綺麗に拭く,くっついている目を拭くなどした。
まずは検索して子猫を拾ったらすぐにする事をじっくり見て勉強
私猫アレルギーだし飼った事も無くて触った事も殆どない。ましてや子猫など全く分らない。
哺乳期と猫ミルクを持って走って来た旦那と一緒にミルクが飲めるか確認。
大丈夫飲めそうだな。じゃあ仕事行ってくると仕事に戻った。
こんな時段あと私の意見は一致して良かったと深く感謝。
おしっこがすごく溜まっていたみたいで沢山出た。
うんちも少し出た。とひとまず夕食の支度。
やっと冷静になった私は「あの箱の閉じ方!中にタオルも入っていない。見つからないようななところへの捨て方!死んでもいいと思ったに違いない」と思えてならない
怒りが込み上げてくると同時に切ない気持ちになった。
猫が来てから2時間半おきにミルクとおしっこをさせた。
翌朝動物病院まで徒歩で1時間迷ったけれどバスで移動
動物病院の先生からいろんな話を聞き,状況を説明し排泄をしてもらった。
すごく沢山のうんちが出て「流石ですね」と当たり前の事を言ってしまった
2匹のうち目が悪そうだなと思っていた子の方の左目から膿が出て来た。
新生児によくある感染症だそうだがきちんと治療すれば治る事が殆どという事だった。
「排泄がきちんとできないと吸っていてもミルクもきちんと飲めない状況になって行くんです。あまり飲めていない気がしたのはそのせいですね」
どうしますか?母猫のように面倒を見られるのであれば私達も責任を持ってお手伝いさせて頂きますが、プロの人でも大変な時期の子育てだという事、
すまさんが不慣れな為にせっかく救出したこの子達を優しさで死なせてしまう事もあるんです。飼いたい人がいるという事でしたが当てが外れたりする事は多く
連れ帰る時点ですまさんにはこれから10数年面倒をみるという覚悟もして頂かなくてはなりませんと。
私は「自分の無知でこの子達を死なせるかもしれない。」と強く感じて先生に託しました。
それから愛護団体の子育て機関に委託する手続きが行われて、先生が言うにはこの子達が里子に出されるまで生きられるかは五分五分だという事でした。
捨てられたのがあまりに早かったのが理由です。自分の力で生きられるかどうかという事なのだそうです。
この子達の幸せを強く祈る事しか出来ない非力な自分にも腹が立ちました。
先生に綺麗にしてもらって目が開けられるようになった猫ちゃんはとっても可愛くて白に黒ブチ尻尾はキジトラ幸せになってねと言って帰宅しました。
この選択に後悔はありません。私の無知であの子達の命を犠牲にしたく無かったからです。
娘達はずっと猫が飼いたがっていたので残念だったみたいだけれど、わんず達は気になってあまり眠れなかったようで昨日は一日中爆睡してました。
私もやはりホッとしました。