「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

悔し涙

2018年09月19日 | 今日のお仕事 
塾生が通うすべて中学校で定期テストが終わり
結果も出そろい始めています。

今日は中3クラスの男子生徒が、帰り際に
「5教科で380点を超えました!今までの最高点!!
と笑顔で報告してくれました。
迎えに来ていたお母さんも「おかげさまで~。」と笑顔。
良かったなあ、とこちらも笑顔で対応していたら
「でも妹(中1)の方は数学の答案が返ってきたら泣いちゃって…。」
とのこと。兄よりも優秀だと自他共に認める生徒なんですが
思ったほど点数が取れず、兄に負けちゃったのかな。
しかし、話をよく聞くと、数学は92点だったそうです。
もちろん兄より高得点。
「もっととれると思ったのに」という悔し涙だそうです。

「オレの5教科合計がアイツの4教科分くらいだった。
とあっさり負けを認める兄。
もうちょっと悔しがる気概があれば、もっと成績のびるのにな。
90点以上とっていながら悔し涙を流した妹の方は
次はもっと頑張るでしょうから、間違いなくのびていくと思います。

何点とったかも大事だけど、その結果、
通知票にどんな数字がつくかもかなり重要。
次に塾に来たときには、そんな風に声をかけたいと思いました。