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福岡のハングル検定準2級建築士、そして一児の父の[ちゃん]のブログです

東峰村ボランティアセンターへ公共交通でアクセス(2017年8月9日~12日)

2017年08月08日 | ■旅と鉄道
※ 8月16日以降のダイヤは、こちらに掲載しています

 7月5日の九州北部豪雨では、東峰村への道路網、鉄道路線も大きな被害を受けました。
 一時は寸断された公共交通機関も、今は西鉄バスが迂回運行で再開。JR日田彦山線は、日田から大行司間までバス代行輸送を行っています。

 これらを使えば、明日(8月9日)から再開される東峰村の宝珠山・小石原のボランティアセンターへ、公共交通機関でアクセスすることも可能です(小石原は土休日のみ)。
 最寄りのバス停は、宝珠山サテライトが「宝珠焼前」、小石原ボランティアセンターが「役場前」です。

※ ボランティアセンターの活動状況は、公式Facebookでご確認下さい。お盆期間の13~15日は休止されるそうです。



【福岡・久留米方面からの例】

<往路>
1:博多6:10(九州新幹線つばめ)6:29久留米6:35(JR久大本線)7:29夜明8:17(JR日田彦山線代行バス)8:34宝珠焼前
2(土休日のみ):天神高速バスターミナル6:50(高速バスひた号)7:54杷木8:44(西鉄バス)9:19宝珠焼前/9:38役場前
3(土休日のみ):博多6:29(JR鹿児島本線)7:33久留米7:40(JR久大本線)8:31夜明8:59(西鉄バス)9:19宝珠焼前/9:38役場前

<復路>
1:宝珠焼前15:20(JR日田彦山線代行バス)15:38夜明15:42(JR久大本線)16:32久留米16:49(JR鹿児島本線快速)17:23博多
2:役場前16:26/宝珠焼前16:45(西鉄バス)17:20杷木17:27(高速バスひた号)18:34天神高速バスターミナル
3:役場前16:26/宝珠焼前16:45(西鉄バス)17:20杷木17:27(高速バス)17:59高速基山18:25(空港バス)18:53西鉄久留米
※ バスの遅れで、うまく乗り継げないこともあり得ます。


 夜明~宝珠焼間では、西鉄バスの迂回ルートと日田彦山線の代行バスが平行しています。西鉄、JRそれぞれで停車バス停が異なりますので注意。2社の時刻表を合わせたものを作ってみましたので、村内外の移動にお役立て頂ければ幸いです。









 なお最新の正確な時刻は、各社のホームページでご確認下さい。

●JR九州(トップページに代行バス情報あり)
●にしてつ時刻表(東峰村の路線は通常ダイヤが出てくるので注意)
●西鉄ダイヤ改正情報(臨時ダイヤが掲載されています)

 僕自身も8月5日(火)に、公共交通機関を乗り継ぎ、宝珠山を訪ねてみました。往路「1」に、途中の久留米大学前駅から乗ったルートになります。


 久留米大学前駅の時刻表。光岡~日田間がバス代行の久大本線ですが、運行中の区間も車両のやりくりがつかないのか、かなりの間引き運行になっています。
 通勤、通学需要が高い路線だけに、不便に感じている人も多いのでは。


 快適なクロスシートのキハ200系に揺られ、筑紫平野を駆け抜けます。うきはを過ぎると、車窓左手には傷ついた山々が見えてきました。


 県境を越え、約40分で、日田市の夜明駅に到着。


 3番線は、不通になってしまった日田彦山線の線路。この季節、列車の来なくなった線路は、あっという間に草生してしまいます。


 「クルーズトレイン」も「ゆふいんの森」も、夜明駅に帰ってくるのは当分先です。


 駅前の夜明ダム。いつもは静かなエメラルドグリーンの湖面が広がり、ボートの練習風景が見られますが、管理事務所が損壊したため、今はゲートが全開状態。もともとの渓谷が、あらわになっています。
 生まれて何十回も見てきた夜明ダム、こんな姿は初めて見ました。


 JR代行バス、西鉄の迂回運行の路線バスともに、日田バスのバス停に発着します。
 乗り換えには空き時間が発生するパターンも多い夜明駅ですが、駅付近には郵便局くらいしかありませんので、ご注意を。


 東峰村方面の路線バスは、マイクロ仕様。乗客は、僕一人でした。
 のどかな山村も、しだいに水害の爪痕深い風景に変わっていきました。何度か訪れたこともある場所だけに、余計胸が痛みます。


 宝珠焼前で下車し、ボランティアセンターのある東峰学園(村立の小中一貫校)に着いたのは9時半頃。
 9時の受け付け開始からすでにマッチングを終え、現場に向かう車が続々と出ていくところでしたが、受付、オリエンテーションは続いており、すんなり受け付けてもらえました。センターの運営もしっかりしていて、安心して参加できました。

 一般家庭での泥出しの作業も、3時前には終了。帰路は、たまたま参加していた知人の車に同乗させてもらいましたが、バスの便は何本かあるので、公共交通機関でも無理なく帰れそうです。
 来週8月16日(水)以降は日田彦山線の代行バスが添田~日田間に拡大し、本数も大幅に増加する予定。筑豊、北九州方面からのアクセスも改善されそうです。


 2016年夏、宝珠山の田園。


 2008年夏、筑前岩屋駅。
 この美しい里山の風景が、1日も早く帰って来ることを祈念しています。


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