Chang! Blog
福岡のハングル検定準2級建築士、そして一児の父の[ちゃん]のブログです





 ホリデーアクトパス購入から2ヶ月目、暑い夏の盛りにも、バスは大活躍でした。


【50番】 夏といえばうなぎ!年中行事をバスで果たす


 夏になると、大善寺町黒田にある「富松うなぎ」でせいろ蒸しを食らい、暑さを乗り切るのが我が家の年中行事でした。
 本店は公共交通機関で行きにくいけど、荒木店なら50番バスの沿線。さっぱり梅雨らしくならない土曜日、暑さは本格的だったので、思い出の味に会いに行ってきました。


 50番のバスに乗り市街地を抜け、田園風景になった国道209号線。坂道を上がると、その名も「坂の上」バス停があります。
 富松うなぎの荒木店は、バス停から徒歩1分。午後1時を過ぎているというのに行列で、20分ばかり待ちました。


 2階の座敷に通され、何にしようか迷いつつも、やっぱりいつもの せいろ蒸しに決定。


 このボリュームなのに、いつまで経っても冷めず、ペロリと平らげられてしまうのだから不思議です。
 夏場になると食欲減退で、ゲッソリ痩せてた中高の頃、体力をつけるのに助けられてた味。暑いと言われる今年の夏も、どうにか乗り切れそうです。乗り切れなかったらまた来ます、バスで。


 帰路は野伏間で途中下車。上津バイパスの西端に当たります。ブックオフに入ったら、鉄道ジャーナルと鉄道ファンの品ぞろえがやたら充実してて、びっくりしました。
 買い物に行く人の乗り降りもあり、バイパスはクルマ派だけのものではありません。この辺りの話題は、また次週。


 さらに六ツ門口で下車して、小頭町東側交差点のPhoto CAFE HIRAKAWAへ。仕事で通る時に見かけていて、気になっていたのです。
 小さな店内には、写真の本が並んでいました。こんな場所に行きたいなあと、ヨメさんと語らいながら、珈琲を傾ける土曜の午後。いい時間でした。

 バス代、664円相当。


【32番/55番】 上津バイパスとバス

 上津バイパスといえば、久留米では ゆめタウンに並ぶ商業の集積地。大型の専門店やスーパーが並び、車で買い物に行くにはこの上なく便利な通りです。
 しかし公共交通派としては、なんとも行きにくい場所。東端には31番、西端には50番のバスが走るものの、約2kmのバイパスを横断するバスはありません。かろうじて55番が本山から野伏間に抜けるものの、1日4本(土休日)という少なさです。


 それがこの春、31番の一部が西町、南町経由の32番になり、本山~上津荒木間のバイパスを横断するようになりました。本数は1日8~10本と充分ではないものの、うまく時刻表をにらめっこすれば、活用できなくもありません。
 ちなみに51系統も以前は多かったのですが、この春以降、平日早朝下り1本のみの存在になってしまいました。


 香港旅行に備えクロックスのサンダルがほしくなり、32番のバスで本山へと下りました。上津、八女方面だと迂回ルートになりますが、西町、南町界隈での降車も多く、本山に着く頃には半分くらいの乗客になっていました。
 今のところ2時間開く時間もある32系統だけど、30分に1本くらいあってもいいのでは?


 本山から徒歩5分のクロックス専門店、クロックスショップfamへ。ゆっくり品定めしたかったけど、20分後のバスを逃せば1時間待ちぼうけになるため、直感で決めました。
 帰路は1日4本の貴重な55番。本山からだけで4人の乗車がありました。先週は1km以上離れたスーパーの袋を持って、野伏間から乗って来たお年寄りも見ていて、バイパスへのバス、休日だけでも増やせないものかなと感じました。個人的な要望でもありますが。

 この日は髪切りに行ったり、旅行用品の買い出しに行ったりもして、741円分の乗車。


【福岡市内21番】 島のバス旅

 福岡市内での移動にも、ホリデーアクトパスは大活躍。7月9日は、志賀島の「世界のビールまつり」に繰り出しました。


 とはいえ島旅気分を味わいたくて、往路は市営渡船を利用。博多ふ頭までのバスでも、パスをありがたく活用です。
 博多ふ頭14時50分発の渡船で、小さな旅が始まりました。


 小呂島や能古島航路には乗ったことがあるけど、西戸崎・志賀島方面は初めて。前記2航路と違って(!?)船内の雰囲気がゴージャスで驚きました。
 ラウンジ風の椅子に「ビールを買って乗ればよかった!」と思っても、後の祭り。船内販売も、もちろんありません。博多湾をショートカットする、生活航路の一つです。


 窓の外には、港湾都市・福岡のウォーターフロントが広がります。


 西戸崎に寄港し、約40分で志賀島に到着。ビールまつりの会場になっている海岸は、道を渡ってすぐです。
 入場券は前売りで1,500円。会場内で使える、ドリンクチケット500円分が付いています。




 会場は、海の家! 夏を先取りしている気分です。
 ベリーダンスなどのイベントも、純和風の海の家の中。ミスマッチもまた楽し。


 世界各国の瓶ビールがずらり。目移りしてしまいます。


 意外とはまった(!?)のが、スペインのビール。ワインの瓶のような高級感、口当たりもなめらか。海の家より、レストランで傾けたい味でした。


 バス停は目の前。市内から転じた「ぐりーん」が活躍します。


 夕暮れになれば、夏の短い休日も終わりです。




 帰路は、海の中道を行くバスにしました。海の中を行くかのようなユニークなバス路線も、パスなら乗り放題です。この日は697円分の乗車でした。


【20番】バス待合所コンビニは今


 22日(土)は、早朝の20番のバスで、ローソン常持店前へ。バスの転回場にもなっているため、バスの終点としても登場するコンビニです。
 オープン当初は、イートインコーナーにバスナビを置いて、「待合所としても使えるコンビニ」としてずいぶんPRされていましたが、あれ・・・?

 この日はローソン近くの公園で待ち合せて、職場の皆さんと杷木へ水害復旧のボランティアへ。あまりの惨状に言葉を失いましたが、少しは力になれたのであれば幸いです。


【15番】一人でのんびり温泉&ビール


 ヨメさんが仕事に出た週末は、のんびり温泉にでも浸かろうと、ひとり大川へ出かけました。
 以前の記事で、大川へは電車で柳川へ出て乗り換えが便利と書いておきながら、今回市内から15番を乗り通したのは、パスを持ったからに他なりません。


 六ツ門・シティプラザ前バス停は、15系統だけ離れているので注意。櫛原バイパス側、シティプラザの「六ツ門テラス」に面した場所にあります。


 久留米から大川までとなると、筑後川沿いを下っていくようなイメージがありますが、実際に筑後川を望むのはごく一部の区間です。


 以前はバスもあり、その昔には国鉄佐賀線の筑後若津駅があった場所に当たる、大川昇開橋温泉。今は大川橋バス停から徒歩10分の距離になります。
 真夏や真冬は、チト辛いです。


 おなじみ、千円で風呂にご飯がついてくる、えらべる定食セットにしました。新メニューも定期的に出てきます。ホイコーローは野菜たっぷり。
 中華料理屋さんの、油ガッツリなものを想像してると物足りないかもしれませんが、これはこれでうまかったです。


 風呂とサウナを往復して1時間半ゆっくりくつろぎ、湯上りにお隣の大川テラッツァへ。前回4月の訪問時には、オープン直前でした。
 コンテナを並べた、今風の公共施設です。




 大川工芸品の展示コーナーや情報コーナー、工芸体験などに自由に使えるフリースペースなんかもあって、居心地は良好です。


 図書室も自由に出入りできます。エアコンも効いてて、快適。


 カフェコーナーでビールを買うと、図書室まで持って来てくれました。貸切りの図書室で昇開橋を眺めながらのエビスビール(500円)。贅沢な時間ではないですか。


 2時間後のバスに乗り、久留米方面へ。行きのバスは10人以上の乗客がいたのに、帰路はほとんどの区間、僕の貸切り状態でした。


 通町2丁目まで乗り通し、通町のイタリアン「LEON」さんにお邪魔。いつもは夜営業のみですが、月1回、500円均一の立ち飲みイベントをやっているのです。
 全国各地のクラフトビールを飲みつつ、働いているヨメさんを思い出すと罪悪感にさいなまれ、夕方、仕事終わりのヨメさんと再訪したのでした。1,530円分の乗車。


【なかたに号】100億ドルの夜景を見ながらカンパイ

 ホリデーアクトパスは、北九州方面へのお出かけにも便利。久留米から天神までの西鉄電車517円(回数券利用)と、高速バス運賃560円(半額特典)の、計1,076円で移動できます。
 以前なら久留米~北九州の高速バスもあり、半額運賃も適用になっていたので、もっと便利だったのですが。


 天神高速バスターミナルから、「なかたに号」に乗車。渡辺通りの渋滞で10分遅れになったけど、その先の都市高速~九州自動車道はスムーズでした。


 モノレールがまたぐ、三萩野で下車。副都心的な位置づけの街で、モノレール、高速バス、路線バスの拠点にもなっています。


 路線バスの乗り場もいくつかに分かれていて、福岡で言えば西新的なポジションの街なのかなと想像します。


 貴船町で降りて、TOTOミュージアムにやってきました。GWの、高速バスで九州一周の旅の途上で駆け足見学して、もう少しゆっくり見たいと思っていたのです。




 衛生陶器のみならず、「水回り」の歴史そのもののTOTOの歩み。デザインの変遷や、流行を「作り出してきた」挑戦なんかも面白く、楽しめる内容です。






 さすが、普通のトイレも最先端でした!


 貴船町からは、日曜日はわずか5本しか走らない、星ケ丘行きの快速バスを捕まえました。本数は少ないけど、団地まで乗り換えなしで結ぶ速達便とあって、ほぼ満席でした。


 福岡の都市高速を走る路線バスは、他地域から見ると珍しい存在らしいけど、北九州もなかなかの違和感。より「高速道路」っぽいこともあって、腰のあたりがなんだか落ち着きません。


 都市高速上にバス停があるのも、大きな違い。高速皿倉山ケーブルで下車しました。
 貴船町からバス停1個ではあるけど、15分以上乗車して、所定の運賃は430円。結構な距離を来たんですね。


 皿倉山のケーブルカー乗り場は、駅から遠いけど、高速バス停からなら徒歩3分!福北間の高速バスも「いとうづ号」は経由するので、便利です。






 待ち合せた島旅仲間と、ケーブルカーに乗って山上へ。久留米では35度を超えた日でも、山頂に向かうにつれて、どんどん涼しくなっていきます。


 さらにスロープカーに乗り換え、山頂に到着。


 北九州の景色が一望できます。


 今日のお目当ては、夕暮れから夜に移り変わる景色を眺めながらのビール! 毎年恒例の山頂ビアガーデンに、はじめて来てみました。ケーブル往復+90分飲み放題で3,500円という良心的な価格です。
 その代わり、基本のおつまみはこの程度。アラカルトでの追加もOK、別途でバーベキューコース(5,000円)もあります。


 冷たいビールをぐいと飲みほしている間に、北九州の街はオレンジに染まり始めました。


 18時のオープン時には2組しかいなかった客も、いつの間にか満席に。18時の段階では日差しもあってちょっと暑く、この時間くらいから来るのがいいって、常連さんは知っているんでしょうね。
 どんどん涼しくなってきて、まさに別天地。




 スペースワールドでは花火も上がり、すっかり夏の夜を満喫できました。


 帰路の高速バスの時間に間に合うよう、スロープカー乗り場に行ってみれば、長蛇の列!結局次の便になったためバスに間に合わず、JRで帰ることになりました。
 せっかくなのでと、黒崎の夜の街も楽しんでいたら、ずいぶん遅い時間に。久留米方面の終電になってしまい、家に辿り着いたのは1時過ぎでした。バス利用は片道になってしまったので、トクしたバス代はちょうど1,000円分。

 今月はこの他、香港帰りの空港~久留米間でも活用して、利用総額は合計6,770円分に。各種割引を考慮しても5,729円と、先月を上回る実績になりました。
 夏のレジャーにも、ホリデーアクトパス!

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