Pon子の日記

信州で2016年春から田畑をしながら踊りや太鼓を習っている。仕事もやめて突っ走る無謀なアラサー人生

磯部の楽打ち (がくうち)

2016-05-23 | 芸能修行

今日は楽しかったなあ。よく働いてよく食べて、お稽古つけていただいて、最高の一日であった。鼻血出してフラフラになり、昼寝の時イビキして仲間に顰蹙を買った以外は完璧な一日と言える。

いつもの「晴弥世(はりゃせ)」のメンバーのHさんとBさんと先生の久高さんと一緒に、午前中は加藤木さんの敷地の草刈りのお手伝いをした。またしても草刈りビーバーフル稼働である。今日は5台で一気に刈りまくった。もう、ここら辺の草という草から恨まれているに違いない。私は暑さのせいなのかなんなのか、終わった後しばらく鼻血が止まらず、鼻の上に氷袋を当てた間抜けな格好のまましばらく動けなかった。

昼はみんなで持ち寄ったおかずやら、そうめんやらでワイワイたらふく食べた。Hさんの作ってきてくれるおかずはいつも美味しい。Hさんはメンバーの中では最年長だが、それを感じさせないものすごく元気な方だ。そして私が今まで出会ったすべての人の中で最も面倒見が良く、最も穏やかで優しい。今まで一度も怒ったことがないのではないかと思うくらいだ。

そのHさんの美味しい手料理を沢山いただき、実はこれまた料理がうまい久高さんのスパム炒めを平らげ、お腹いっぱいでしばらく動けないため少し昼寝してからお稽古となる。

今日加藤木さんに指導していただいたのは「磯部の楽打ち」という太鼓である。ネットで10秒調べた結果、何でも400年前から伝わる、九鬼水軍の出陣太鼓だったと言われる由緒ある太鼓のようだ。でも私はそのようなウンチクも歴史も苦手で、それよりとにかく打ちたい!とてもカッコいい振りが、一度見たら忘れられない印象を残すのだ。加藤木さんが打つと、もうミラクルスーパーカッコいい。このブログを読んでくれている友人に見せびらかしたいが、それは叶わない。

三宅のように、太鼓を横置きにして両面から打つ。かなり肉体的にはハードな打ち方のため、あまり長時間は演奏できないそうだ。今後しばらく「晴弥世」の稽古ではこの楽打ちに取り組むことになりそう。楽しみだ♪