Pon子の日記

信州で2016年春から田畑をしながら踊りや太鼓を習っている。仕事もやめて突っ走る無謀なアラサー人生

狩猟免許試験

2016-09-03 | 芸能修行

今日とある方に「ブログ、読みましたよ~」と言われ、「そういえば私ブログ書いてたんだ。」と思いだした。

その方というのは、狩猟免許取得と猟銃所持許可申請の関係でお世話になっている下伊那地方事務所林務課の職員で、Kさんという女性である。

前の記事からずいぶんと日が経ってしまったのだが、今年の狩猟デビューを目指してあれからいろいろと頑張って準備を進めてきたのだ。そしていよいよ今週「射撃教習」を受け、週末には「狩猟免許試験」を受験する。実は今日も狩猟免許試験に向けての講習会に、丸一日かけて参加してきたのだが、そこでKさんとお話をしたのだ。

銃を使って狩猟をしようと思ったら、大まかに分けて二つの手続きをする必要がある。一つは「狩猟免許」をとること。もう一つは「猟銃所持許可申請」をすること。

このうち前者の試験は、昨今の狩猟従事者不足から行政としては一人でも多くのハンターを養成したいため、落とすための試験ではない。まじめに勉強すれば合格できる確率は高そうだ。

一方、銃の所持許可の方は公安委員会の管轄で、かなりキビシイ試験と審査がある。そして手続きがめんどくさく、しかも平日の日中に身動きが取れないと講習会に参加することさえ難しい。そして日程の案内も自分でよく調べないと見逃してしまう。必要書類をそろえるだけでもかなりの手間だ。つまり、こちらはかなり「ふるいにかけられる」手続きとなっている。

今日は前者の「狩猟免許試験」対策の講座に参加させていただき、試験に出るポイントを教えていただいたり、実技試験対策で罠の仕掛け方、銃の扱い方を学んだ。

模擬銃と模擬弾とはいえ、銃を手にするとやはり緊張する。点検、分解、結合、装弾、脱砲、銃を持っての移動、受け渡し、射撃体勢、休憩の仕方までやらせていただいた。とにかく、いつでも何をしている時でも銃口は絶対に人に向けてはならない。また、引き金に指をかけてはならない。その点は厳しくチェックをされた。私はどうも危ない。よっぽど気をつけないと大きな減点をくらってしまいそうだ。

一緒に受講した皆さんの中には若い女性もいて、とっていい生物とダメな生物のパネルを一緒に勉強させていただいた。彼女は罠猟と網猟免許を取ろうとしているらしい。ものすごくおとなしそうな女性だったが、可愛い顔をして野生の生き物を獲って食おうとしている。女は見かけによらない。

どう見ても同じにしか見えない鳥の、一方はとっていいやつで、もう一方はダメだったりする。同じイタチでも雄は獲っていいがいいが雌はダメ。もともとあまり鳥にも動物にも詳しくないから覚えるのに必死だったが、何とか試験に出るものは覚えたと思う。でも講師の先生がおっしゃっていた「ハシブトガラス」と「ミヤマガラス」と「ハシボソガラス」の違いは全く見分けられない自信がある。そして、タヌキ、アライグマ、テン、ミンク、イタチ、ハクビシンをシルエットだけで見分けるのも今のところ無理っぽい。

しかし、やはり山に入って猟をやりたい。がんばろうっと。