こんにちは!船橋SLネットワークです♪

地域で活動する災害ボランティア団体のあれこれアタシが勝手に報告

障害者が避難所にやってきた!

2017-08-30 09:26:38 | 活動

平成29年8月27日(日)

市総合防災訓練が実施されました。私どもSLは市内5か所の

メイン校(特色ある訓練実施校)の1つ、

八木が谷小で実施された障害者団体参加の要配慮者防災訓練に参加しました。

このスタイルの要配慮者防災訓練は今年で2回目。昨年の反省を踏まえ、

今年はどのように取り組むのか、障害者団体と危機管理課、障害福祉課、八木が谷地区連、

そしてSLで訓練の方法や当日のレイアウトなど何度も会合を開き検討しました。

障害者も普通に避難所にやってきます。障害者みんなが福祉避難所に行けるわけではない、

よほど重度でないかぎり概ね障害者は小学校などの体育館で暮らすことになります。

要配慮者(障害者や高齢者、乳幼児など)が暮らすことを前提にした避難所づくりが必要!

いつもSLが講座で伝えていることを生の体育館で

その地域の方たちと一緒に作り上げることのできる貴重な機会です。

八木が谷地区連のみなさまには、何度も集まっていただいて

一緒にこの訓練の方法、そして地域の避難所運営委員会の在り方など

検討することのできたことを私どもSLとしてもうれしく思います。

当日、200名近くの方が小学校の体育館に来ました。

受付の簡略化が今回のテーマです。一人当たり30秒~1分で通過、

受付が終わった人を体育館の区割りごとに案内する人もいてスムーズに流れました。

障害者団体からは30名ほどが参加、

要配慮者受付で障害者のニーズを聞き取ることにしたのですが、ここは課題が残ります。

要配慮者か否か、本人の申告だけではなく、はっきりした基準が必要ではないのか?

訓練を計画して感じたことです。そうしないと本当に支援が必要な人に支援が届きません。

障害者の多くは要配慮者受付でニーズを聞き取った後、

本当ならば体育館内の区割りに戻っていただくことになります。

体育館で多くの障害者(視覚、聴覚、車イスの人)が暮らしていくんだという実感を

今回の訓練では、地域の方にも、して障害者当事者にも持てなかったように思います。

訓練の最大の目的、それは障害者が参加できる訓練。

障害者の方にも避難所の現状を知っていただくことも大切だと思っています。

問題は山積しています。

でも、問題を一人で解決するわけではないんです。

今回の訓練に関わったみんなで問題を共有して、解決方法、取り組み方法を

これから模索していきたいと思っています。

by oami

 

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NHKニュースで紹介されました!H29 船橋市総合防災訓練「要配慮者防災訓練」

2017-08-28 23:45:32 | 団体紹介

平成29年8月27日(日)

by 八木ヶ谷小学校

八木が谷小学校での訓練の模様がNHKニュースで、紹介されました

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20170827/3269251.html

 

当事者がしっかりと参画した、訓練です

船橋SLネットワークは、昨年に引き続き「障害者団体との避難所運営訓練」に協力をいたしました。

 

  市は昨年度より、メイン会場5校で「急傾斜地」「応急給水」「津波避難」「障害者団体との避難所運営(要配慮者)」「ペット同行」の訓練を実施しています。

各校とも訓練Ⅰ(体育館での避難所開設訓練)、訓練Ⅱ(校庭での消火・応急救護訓練)の2種類の訓練を実施。

要配慮者防災訓練は、八木が谷小体育館で避難所運営委員会(地区蓮)が開設した避難所に要配慮者(障害者)が地域住民と一緒に避難者として受入れられる訓練です。

要配慮者にとってやさしい避難所 = みんなにとってやさしい避難所

だれかではなく、みんなの理解が必要

みんなで防災訓練に参加しよう

tama

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船橋市いっせい行動訓練

2017-08-28 21:12:58 | 雑談

8月27日自分の地域の避難訓練に行ってきました

 

相変わらず参加者はまばらです・・

若い人・・沢山出てきてほしいのになぁ~

 

しかし!うれしい光景!

去年グダグダだった受付(~_~;)が今年はきちんと設営されていました!

すばらしい!

班分けして、体育館で設営組と校庭で消化活動と救護の班

去年設営見学したので今年は救護班に参加しました

自治体によって熱心さ、意気込みがが随分ちがいます!頼もしい姿が沢山ありました(^^♪

 

兎に角実践!実践!

 

毛布で搬送の方法や三角巾を消防の方から学びます

何回やっても忘れちゃったりするものです (-"-;A ...アセアセ

 

マンホールトイレの設備があるこの小学校

駅近繁華街だから帰宅難民も大勢来るだろうから、充実の数が設置されて

沢山のマンホールが並んでいますが・・・ひときわ大きいこれ

 

 表示がちがうみたいで・・・これはトイレ?

 

これは点検孔?

設置したら、作動させてみたりするべきですよね

錆ついて中々開けられなかったし・・・・(;´・ω・)

 

ただでさえ慌てふためく実際の現場で落ち着いた行動ができる準備!是非入念にしなければ・・・・

なにはともあれこういうことに気づくのも訓練実施の賜物!!!!!

 

行政の方!点検!是非よろしくお願いいたします

 

 

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船橋市中学生ボランティア養成講座

2017-08-25 17:38:40 | 活動

          

船橋市社会福祉協議会主催「平成29年度・船橋市中学生ボランティア養成講座」が中央公民館で開催されました。

8月4・18・25日の3日間の講座で、老人ホームや障碍者支援施設で色々学んで

最終日「災害ボランティア講座」をSLがお手伝いさせていただきました。

 

市内の中学生 最終日は21名がの参加

まずは、船橋に起こる地震の確率等自分たちの置かれた厳しい状況を説明します。

そうです!中学生の皆さんにしっかり学んでほしいのです

 

クロスロードで考えます。色々想像して見てください。

 

自分の意見を伝え、他の人の意見を聞き、様々な立場を考えてみます。

 

そして、ゴミ袋で作るカッパやお皿

作り方を覚えたら、その先の工夫を学んでほしいのです

ないものはない! じゃぁどうする? ゴミ袋で服がつくれるのなら、これはどうだろう?

そんなアイデアを沢山持ってほしいのです。

 

メンバーも一生懸命つくりましたよ

 

新聞紙で作ったお皿を持って実習室へ

 

ジャガリコも色々作り方試してみて

 

色んなアイデア出して,いっぱい試して、いっぱい失敗して

美味しいものや便利なモノ沢山作ってみよう!

 

そしてツライことも乗り切るんだ!

そりゃぁツライことなんかない方がいい!だけど、やって損はない!練習いっぱいしておこう!大人も頑張る!

 

 

キミたちの未来のために!

 

参加ありがとう!しっかりね

 

by migi

 

 

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三田習地区防災講座

2017-08-24 19:31:23 | 活動

平成29年8月21日三山市民センターで三田習地区防災講座が開催されました。

地区連・社協の合同開催なのですが、とかくこういう講座は、

参加者の多くが主催団体の役員さんだったりするのですが…

この講座は違いました。町会に回覧で回ったおかげもあり、

本当に地域の方の参加が多かったです。平

日にもかかわらず、60名近くの方が集まりました。

杖を突きながら「地震のことは気になるからねぇ~」といって参加されたご高齢の女性、

若い方の姿も多かったです。土地柄というか、地域の防災意識の高さを感じました。

 講座は、目黒巻き。最初の3分、3時間、24時間、時系列で

自分は何をするのかを考えてグループで話し合いをしました。

「きっと、家も崩れてなぁ~んにもできないんだよ」とため息をつく高齢の方、

自分のことはさておき町会のことや人助けばかりを考えてしまう町会の役員さん。

人によって考え方も行動も違うのですね。

 本当に災害の時は、落ち着いて何をすべきかなんて考えるゆとりはありません、きっと。

だから、何でもない今、胸に手を当てて、整理して何をしたらよいのか

考えるよいきっかけになったのではないでしょうか。

最後に身近な問題、トイレのこと、自宅でのトイレの使い方、

避難所でのトイレなどお話して講座は終了しました。

by oami

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活動が紹介されました。「船橋よみうり新聞」

2017-08-13 10:19:28 | お知らせ

   

   

          

tama

 

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私も!下水道展行ってきました~

2017-08-06 20:51:19 | 勉強アレコレ

下水道展 企画展:日本トイレ研究所

「災害時のトイレ・下水道フォーラム」~災害時、集合住宅のトイレはどうなる?~

tamaちゃんにさそわれ、行ってきました!下水道展。災害時のトイレの実物を見たくて!

チラシをアップします。

http://www.gesuidouten.jp/event/event10.pdf

今年は、フォーラムのパネリストが岡本正さんと浅野幸子さん、異色の組み合わせ?

と思うのは、私だけでしょうか?でも楽しかったです。

フォーラムの中で紹介のあった国交省下水道部が作った漫画

「災害時のトイレどうする?」

http://www.mlit.go.jp/common/001180224.pdf

大災害の時、下水道が使えるのかどうかの確認をしないままトイレを流してはいけない!

というメッセージが分かりやすくのっています。

下水道展ですから~マンホールトイレの展示が多かったです。目を引いたのは

tamaちゃんからも報告のあった大便と尿を分別するタイプの組み立て式トイレ

和式にも洋式トイレにも上からかぶせる形でセッティングできます。原始的な作りですが

こういう発想は持っていませんでした(脱帽)

それから、オストメイトトイレ。8/27の市総合防災訓練要配慮者防災訓練では

障害者が参加します。オストメイトの方も来ます。この写真、当事者にとって

使い勝手がどうなのか、見てもらおうと思います。

これまで、レジ袋に凝固剤を入れて用をたす、と思っていましたが、

レジ袋は臭いを通してしまうんですね。臭いを通さない袋も展示していました。

発見の多い1日でした。

by oami

 

 

 

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下水道展'17東京 

2017-08-05 23:50:33 | 勉強アレコレ

【報告】下記のイベントに行ってきました~

併催企画 災害時のトイレ・下水道フォーラム ~災害時、集合住宅のトイレどうなる?~

日時:2017年8月4日(金)12:00~16:00

会場:東京ビックサイト

主催:公益社団法人日本下水道協会

企画・運営:NPO法人トイレ研究所   

災害用トイレ体験コーナー、基調講演、マンションでのトイレQ&A 

【体験コーナー】オストメイト用の簡易トイレや、↓↓こんな画期的な簡易トイレも展示されていました。  

                  

 ←これは携帯トイレ用、驚異の防臭袋!

いままで、凝固剤・吸収剤で消臭は考えていましたが、袋のことははじめて知りました。

【基調講演、Q&A

災害用トイレを切り口に、生活再建、男女共同参画、下水道について考えました!

tama

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8月定例会・研修会

2017-08-05 20:29:46 | 勉強アレコレ

8月5日(土)東部公民館15:00~18:00

出席者 15名

7月の活動報告、そして今後予定される講座等の進め方について、各担当者から連絡がありました。

活動報告では「親子防災講座」や「防災カフェ」の反省点や課題など、参加したスタッフからの意見が活発にでました。今後の活動に生かしていきたいと思います。

今年度から、新しく取り入れた時間「一人一言、発信Time。活動も会議も、みんなが参画!

ここ(船橋SL)では、出席者が一言もしゃべらずに会議終了~なんてことはありえません

別団体で活動しているスタッフからは、活動の情報提供。

被災地に行ったスタッフからは、現地の報告など、さまざまです。

その後、研修会。今月は「SaTa -SEN」。被災した時の気持ちを疑似体験するワークショップ

Saigai Taiken ー Sensatio(通称 SaTa-SEN  サタセン)

作成:特定非営利活動法人みえ防災市民会議 

改編:船橋SLネットワーク

tamaが、昨年度からずうっと気になっていたワークの一つ。

講師は平田SL。スタッフ一同、新しいことに挑戦!ワクワク

途中、講師から「災害は「不公平」」「被災者とは?」「復興とは?」などなど問いかけが・・・「え!ん?・・・ん~」正直、考え込むところもあります・・・

そして、今回は船橋SLネットの改編版ということで、最後にスタッフへ投げかけがありました。

災害時の我々(SLスタッフ)の役割について

「それぞれの立場で自分が災害時、どう活動するのかを予め考えてほしい。」と。

スタッフそれぞれの心に、あつい炎がついたのではないでしょうか

 

~~~~体験したtama感想~~~~

このワークは、災害VCに携わる全ての人に知って欲しい・持ってて欲しい感覚、知識です。ぜひ体験してほしい。

自分が防災に携わっている理由は「大切な人(もの)を、守るため」。

災害時は、「自分が守りたい」と強く思う事のために、活動をしたい。

余談ですが、ある講演会での講師の言葉を思い出しました。

「大災害時、建物の倒壊がなくても、人が死んでいなくても、そこにはいろんな被害がある。」

tama

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7/28(金)「夏休み親子防災講座!」

2017-08-02 13:01:17 | 活動

共催)宮本公民館、男女共同参画センター

「夏休み親子防災講座!」by宮本公民館

昨年に引き続き、今年もセンターから依頼をいただき、船橋SLネットワークが協力いたしました。

参加者  親子12組 (大人12名、子供18名)

今回の講座は、メニューが盛りだくさん。

①避難訓練(地震と火災を想定)、防災倉庫説明、起震車・煙中体験

           

②災害時のトイレ講座と凝固剤の検証

        

③親子別講座

「家に持ち帰って、親子でお互いの情報を共有し、家族で話し合ってほしい!」そんな思いカラ・・・。

こども講座→段ボールトイレづくり、非常食試食、A4コピー用紙で紙コップづくりと体験、災害学習ノート(人と防災未来センター)

    

東日本大震災時、赤ん坊だった子供たち。災害時ってどんな感じなの?子供は何もできない?いや、できることがある!災害時に力になれる。それに気づくのが目的

子供は、単に守られるという弱い存在だけではなく、生き抜く力をもっています。視点は何なのか。そこから自分で考えて行動できる力をもった人になってほしいですね。

 おとな講座→「自分と家族の守り方」~親子で生き抜くために~

 「生き残らないとはじまらない!」~緊急地震速報と地震が来た時の対処方法~

    親子で生き残るために、親も自分の身の守り方を学びます。

「TEAM防災ジャパン」の資料(イラスト)を使って、屋内・屋外で何が危険なのかを具体的に参加者と一緒に考え、身を守る対策を学びます。「一日前プロジェクト」もし明日、地震が来るとわかっていたら・・・子供にも伝えましょう。宿題つきです

子供に言葉かけをしてください。「あなたが生きているって信じているからね。すぐに迎えに(会え)いけなくても、必ずむかえにいくから。まっててね。」こどもは、その言葉を信じて頑張れます

「被災者支援の情報収集に挑戦!」~災害時に必要な力~

ワークショップでは、東日本大震災で支援に入った団体(減災と男女共同参画推進研修センター/GDRR)が、実際に使用した要配慮者支援を充実させるための聞き取りシートを使い、「物資ニーズの収集」を体験していただきました。

        女性参画の必要性に気付くことが目的です

「声(ニーズ)」を集めることは、必要な支援を的確に行政に伝え、支援をつなげるためには、じつはとても大切なこと。災害時、声を出せず「我慢、根性、忍耐」では、人はどうなりますか?「震災関連死」を再びくりかえしてしまいます。

災害から受ける被害は、みなそれぞれ違います。子供や高齢者・障害者を抱えた家族や当事者が、「声を出せる環境」があれば少しでも被害を減らすことができます。いろんな人との助け愛。地域の人との助け愛。今からできる大切な備えではないでしょうか?

            

 無邪気で笑顔がすてきな子供たちの、未来のためにも

tama

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防災カフェ3日目テーマは「心肺蘇生法とAED」

2017-08-01 12:40:19 | 活動

お祭りは、いよいよ最終日!代表は皆勤賞!!

  

聞くだけではわからない、体験し感じて理解する!

そんなコーナーをめざして、設営開始です。

救急アニメ「ボジョレーの歌!」流して準備完了!

3日目の来場者は約3500名!!

SLブースにも、大人も子供も積極的に参加しています!

日本では、心臓突然死は年間7万人!

そして、突然の心停止現場は、約7割が「自宅」!

だから、大切な人の命を救うには、「み~んな」の力が必要なんです。

「AED」知ってる。でも、使い方は知らない。

哀しいかな。。。しかし、これが現状です。だったら、使える人になってください!

今日は、多くの市民の皆さんが使える人になるために、長蛇の列ができています!

すごい人!人!

スタッフも、声がれしながら頑張ってます!

「胸骨圧迫」は、大阪ライフサポート協会の「あっぱくん」で、

「AED」は、トレーニング用のAEDと人形を使って体験します。

祭りスタッフ皆様のご厚意もあり、途中から、お隣のブースをお借りし、会場を広げ再開です!

 

もし、あなたの目の前で人が倒れたら・・・

だれかではなく、あなたの手で!

「 Don't be afraid. You can do it. 」

一番の失敗は何もしないこと。勇気をだして声をかけよう!

だれもが、当たり前に声をかける・・・

そんな社会になってほしい。

お祭り終了~~~たくさんの方のご来場ありがとうございました~~~

事前準備そして、3日間一緒に活動いただきました危機管理課のみなさま、SLスタッフのみなさん、大変おつかれさまでした~~~。

tama

 

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