宮仕えのひっそり放談

なお、タイトルと内容は一切関係ありません。

そろそろ某試験合格者の処遇についても考えたい

2016年10月10日 | 雑記
部外者にとっては全くどうでもよい話なのだが,最近,うちの若手の中には強力な国家資格試験に受かっているにもかかわらず,あえてうちに来るような傾奇者がちらほらいるらしい。

俺としては,別にちゃんと仕事をしてくれればどうでもよいのだが,人材育成という観点からすると,少し悩ましい気がしないでもない。

つまり,いつまでいてくれるのか,ということである。

いやになったらすぐ辞めちゃって,そのまま修習というパターンは十分考えられるし,在職何年で修習いかなくてもよいなんて規定もあったりするから(実際にどのように用いられているのかは知らないが・・・),時間と金をかけてどこまで育てるべきなのか,ちょっと考えちゃったりもするのである。

仄聞するところによると,霞が関界隈ではロー生の人気がいまひとつらしいのだが,あるいはその辺に理由があるのかもしれない。

もちろん,仕事を選ぶのは個人の自由だ。
好きにやったらいいと思う。

特に女性は,良し悪しはともかく,現状下手にBになるより,とりあえずうちでまったりやるというのも選択肢としてはアリだろう(もっとも,うちでの経験が,Bになって役立つことはほとんどないと思うが)。

ただ,組織が一人を育てるのにどれだけの手間とお金をかけているのか,という視点も,少しだけ持ってもらえたらいいなと思う。

研修とかだって,出るほうは楽だけど,やるほうは大変なのよ,コレ。



・・・なんか,おっさんの説教みたいwww



2 コメント

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ご安心ください。 (弁護士)
2016-11-06 20:46:00
現状を正確に認識できる人間であれば、貴社を辞めて弁護士になろうなんて気は起こさないと思いますので、ご安心ください。それでももしご心配であれば、貴社をいったん辞めてしまったら二度と戻ってこられないこと、弁護士には終身雇用が保障されておらず、最初一見高い給与をもらえても、いつ肩たたきされるかわからないということを念押しされれば十分かと思います。それでもなお辞める者は貴社に貢献できるような人物ではないので放って置いてかまわないかと存じます。
しかし (管理人)
2016-12-28 00:29:49
時代は変わりましたよね・・・。

仄聞するところによれば,Bになってからでも,結構役所に任期付で採用されている人もいるとのこと。

俺が若いころは考えられなかったですな。

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