国土交通省は15日、緊急経済対策に盛り込まれた「住宅版エコポイント制度」における、エコポイントの発行数の概要を明らかにした。
発行エコポイント数は、新築のエコ住宅は1戸あたり30万ポイントの固定制、エコリフォームは1戸あたりの上限を30万ポイントとして、改修部位に応じて発行する。
具体的には、窓の断熱改修は、内窓設置と外窓交換が、1ヵ所あたり7,000~1万8,000ポイントを発行。ガラス交換が2,000~7,000ポイント。外壁、屋根・天井・床の断熱改修は、各部位の最低使用量以上の断熱材を使うことを条件に、外壁10万ポイント、屋根・天井3万ポイント、床5万ポイントを発行する。バリアフリー改修は、1戸あたり5万ポイントを上限とし、手すりの設置と段差解消は、改修箇所数に関係なくそれぞれ5,000ポイント、廊下幅等の拡張については、同2万5,000ポイントを発行する。
また、エコリフォームのポイントについては、申請を行なうことで、エコリフォーム施工業者が行なう追加工事の費用に充当できる仕組みも設ける。