6月・・・うさぎ組さん達はどんどん自分の好きな遊びを
自分で見つけられるようになってきて、子ども達一人
ひとりがたくましくなってきた感じがしています!
見つけたものを見よう見まねでやってみたり、「これ
やって~!」「これ読んで~!」「おいで~!」など
と言っては、大人の手をひいて自分のやりたいことに
引き入れに来たり、友達も入って来て笑い合ったり取
り合いになったりしながらも、自分のやりたいことを
主張しています!
先日の食育活動では、お兄さんお姉さん達のように頭
にバンダナを付けて"ジャガイモのお焼き"作りをしました!
小さめな丸ごとのジャガイモを、固くてゴツゴツした
感触を楽しみながらお手ての中でコロコロさせていた
ら、床に転がりキャッキャッと大喜びの子ども達
小さなバケツをお風呂に見立てて、そこにジャガイモを
入れてゴシゴシこすってみたり中で回してみたり、バス
タオルに見立てたペーパーで拭いてみたり・・・普段の
お風呂の体験があるから楽しめる見立て遊びですね
今度は、お友達みんなでテーブルを囲んで頭にバンダ
ナを付けてもらうと、みんなニコニコソワソワしなが
ら『次は何が始まるのだろう?』といったワクワクな表情
給食スタッフに切って塩ゆでしてもらったジャガイモ
を、ビニール袋に入れて手渡すと「あったか~い。」
と頬につけてみたり、にっこにこ
そこで、お楽しみのお味見タイム(ここが料理の醍醐味♪
料理している人しか味わえないお味見タイム・・・料理は
科学だそうです、やってみて試した結果でまたやって
みる・・・料理に限らず、こういう好奇心の体験こそが
小学校からの勉強の興味や関心につながっていくのだ
そうですね)
子ども達からは、「あま~い!」との反応がありまし
たよ~
とろけるチーズを入れてビニール袋の口を縛ってまわ
ると、「〇〇ちゃん、まだ食べようと思っていたの
に・・・。」とのさびしそうなつぶやきが・・・
子どもの素直でかわいいつぶやきに思わず笑ってしま
ったスタッフでした~
子ども達と一緒にさまざまな体験をしていると、こう
いう一つひとつの体験をする場を用意していくことも
大切ですが、どんなことでも子ども達のそばで子ども
一人ひとりの思いやつぶやきを受けとめていく大人の
役割の大切さにも改めて気付かされます
その時その時の体験ひとつひとつの中で、それぞれの
子どもが自分なりのペースでいろいろ思い、感じている
のですよね
そばにいてその気持ちに寄り添ってくれている大人に
共感してもらって言葉にしてもらってきたから、ふっと
つぶやきの言葉が出てくるのですね
それが、だんだんと友達との関わりの中でいろいろな
やりとりになって広がっていく時期・・・
うまくかみ合うときばかりではないところに、そばにいる
大人と一緒に考えたりしながら、自分の表現の仕方を選ん
でいくようです。
園では私達保育士がそれぞれの子どもの立場に立って
共感性を持った関わり方や見守り方をしていけるよう、
常に意識しながら保育にあたりたいものです。
そして、ジャガイモの続き・・・
両手の指先でもんだりテーブルの上で太鼓のように叩
叩いて潰したものを形にまとめ、あたためたホットプ
レートの上にお玉で乗せると、だんだん焼きめがつい
てキツネ色になり、保育室中がこうばしいいい香りに
包まれました
屋上で遊びながら焼き上がりを待ちました。
運ばてきた"ジャガイモのお焼き"を見つけて、集合の
早いこと・・・いつもそれくらい早く集まって~ 大人の
つぶやきにも気が付いて~ (笑)
レジャーシートの上で届いたお焼きをいただきました
お家の人には、子ども達の言葉で何か伝わりましたか?
普段のキッズリーをヒントに、少しでも お子さんとの
会話、言葉のやりとりにつながることを期待しています。
個人面談も進む中、保護者の方による保育参加も始ま
りました。参加することで、集団生活の中での我が子
の姿を客観的に観てみたり、我が子ではない他のお子
さんの個性を感じることで、きっと新たな発見に出会
えることと思います。
素敵な効果を生み出していく関わりを、子ども達とも
保護者のみなさん達とも作っていきたいと思います。
どうぞ今後ともよろしくお願いします
次回のブログでは、屋上でのプールの様子をお伝えす
る予定です!