すきっぷブログです。

日々の子どもたちの様子をお伝えします。

たくましくなってきたよ!

2017年07月01日 | 01うさぎぐみ

6月・・・うさぎ組さん達はどんどん自分の好きな遊びを

自分で見つけられるようになってきて、子ども達一人

ひとりがたくましくなってきた感じがしています!

見つけたものを見よう見まねでやってみたり、「これ

って~!」「これ読んで~!」「おいで~!」など

と言っては、人の手をひいて自分のやりたいことに

引き入れに来たり、友達も入って来て笑い合ったり取

り合いになったりしながらも、自分のやりたいことを

主張しています!   

 

先日の食育活動では、お兄さんお姉さん達のように頭

にバンダナを付けて"ジャガイモのお焼き"作りをしました!

小さめな丸ごとのジャガイモを、固くてゴツゴツした

触を楽しみながらお手ての中でコロコロさせていた

ら、床に転がりキャッキャッと大喜びの子ども達

小さなバケツをお風呂に見立てて、そこにジャガイモを

入れてゴシゴシこすってみたり中で回してみたり、バス

タオルに見立てたペーパーで拭いてみたり・・・普段の

お風呂の体験があるから楽しめる見立て遊びですね

今度は、お友達みんなでテーブルを囲んで頭にバンダ

ナを付けてもらうと、みんなニコニコソワソワしなが

ら『次は何が始まるのだろう?』といったワクワクな表情

給食スタッフに切って塩ゆでしてもらったジャガイモ

を、ビニール袋に入れて手渡すと「あったか~い。」

と頬につけてみたり、にっこにこ

そこで、お楽しみのお味見タイム(ここが料理の醍醐味♪

料理している人しか味わえないお味見タイム・・・料理は

科学だそうです、やってみて試した結果でまたやって

みる・・・料理に限らず、こういう好奇心の体験こそ

小学校からの勉強の興味や関心につながっていくのだ

そうですね)

子ども達からは、「あま~い!」との反応がありまし

たよ~

とろけるチーズを入れてビニール袋の口を縛ってまわ

ると、「〇〇ちゃん、まだ食べようと思っていたの

に・・・。」とのさびしそうなつぶやきが・・・

子どもの素直でかわいいつぶやきに思わず笑ってしま

ったスタッフでした~

子ども達と一緒にさまざまな体験をしていると、こう

いう一つひとつの体験をする場を用意していくことも

大切ですが、どんなことでも子ども達のそばで子ども

一人ひとりの思いやつぶやきを受けとめていく大人の

役割の大切さにも改めて気付かされます

その時その時の体験ひとつひとつの中で、それぞれの

子どもが自分なりのペースでいろいろ思い、感じている

のですよね

そばにいてその気持ちに寄り添ってくれている大人に

共感してもらって言葉にしてもらってきたから、ふっと

つぶやきの言葉が出てくるのですね

それが、だんだんと友達との関わりの中でいろいろな

やりとりになって広がっていく時期・・・

うまくかみ合うときばかりではないところに、そばにいる

大人と一緒に考えたりしながら、自分の表現の仕方を選ん

でいくようです。

園では私達保育士がそれぞれの子どもの立場に立って

共感性を持った関わり方や見守り方をしていけるよう、

常に意識しながら保育にあたりたいものです。


そして、ジャガイモの続き・・・

両手の指先でもんだりテーブルの上で太鼓のように叩

叩いて潰したものを形にまとめ、あたためたホットプ

レートの上にお玉で乗せると、だんだん焼きめがつい

てキツネ色になり、保育室中がこうばしいいい香りに

包まれました

 屋上で遊びながら焼き上がりを待ちました。

運ばてきた"ジャガイモのお焼き"を見つけて、集合の

早いこと・・・いつもそれくらい早く集まって~ 大人の

つぶやきにも気が付いて~ (笑)

レジャーシートの上で届いたお焼きをいただきました

お家の人には、子ども達の言葉で何か伝わりましたか?

普段のキッズリーをヒントに、少しでも お子さんとの

会話、言葉のやりとりにつながることを期待しています。

 

個人面談も進む中、保護者の方による保育参加も始ま

りました。参加することで、集団生活の中での我が子

の姿を客観的に観てみたり、我が子ではない他のお子

さんの個性を感じることで、きっと新たな発見に出会

えることと思います。

素敵な効果を生み出していく関わりを、子ども達とも

保護者のみなさん達とも作っていきたいと思います。

どうぞ今後ともよろしくお願いします


次回のブログでは、屋上でのプールの様子をお伝えす

る予定です!