山 域: 山形県吾妻連峰 西吾妻山2035m
月 日: 2006年3月4日
コ ー ス: 天元台駅(8:42)北望台(10:30)梵天岩(11:47)天狗岩(12:00)北望台(13:30)
人 数: 8名(mogu、久保、野田、森、ひろみ、一歩、MOGU、やま・ゆり)
(小屋待機:橋)(午後合流:益子)
費 用: 往復RW1080円、リフト@300円×6回(3本2日)小屋食費2700円、お風呂395円
AM7:30 集合場所の米沢市役所を、30分遅れで出発。私は、MOGU家の車に同乗させてもらう。
去年の西吾妻のリベンジに、moguさんが関東から仲間5人を誘って、今年は車でやってきた。
久しぶりの再会に笑顔で挨拶を交わす。
昨年は「モグ」さんが3人いたが、今年は2人。メンバーも去年と同じなのはお二人だけだった。
夜通しの長旅で朝ご飯もまだだと思い、自前のおにぎりを持参したが、もうMOGU家で済ましたとの事。それは良かった。
今日の西吾妻は晴れ上がり、車窓からもその姿がくっきり見える。
今年こそは行けるぞ!と、否応にもメンバー皆の心の中で期待が高まってることだろう。

一歩さん、シャッター
天元台ロープウェイ、湯元駅に着く。自分の荷を整理、共同装備を分担し準備完了、8:40分発のに乗ることが出来た。
2,3分で、天元台駅に到着。
晴れ渡る空、ラッセル車で整備されたゲレンデの白がまぶしい。周りの山々もくっきり。最高のお天気!
歩いて2,3分のところにある、今年もお世話になる地元山岳会の山小屋「大笠山荘」に着き、腹ごしらえ、山の準備。
いい天気に心も軽く、いざ山へ向かう。
3本のリフトを乗り継いで一気に1800m地点まで向かうが、あれれ?あらら~~?雲が、雲が・・

リフト終点に着く頃には、あんなに晴れていた空は一面雲で覆われていた。なんだこりゃぁ~~~

山の天気は移り気だ。
10:30 北望台出発。
山スキーの一歩さんとMOGUちゃんを先頭に、スノーシュー、かんじき、ツボ足隊続く。雪もちらちら落ちてきた。
カモシカ展望台に着いても、目の前に広がるはずの雄大な景色は全く見えない。
去年の反省にと持参した赤布を、雪面から出てる樹木に結わえながら、磁石を出して方角を確認しながら歩いていく。
11:47 梵天岩到着。去年ほどではないが、やはりホワイトアウト。
風雪が酷くない分去年よりは救われるが、それでも西吾妻の頂上を目指すという意見に今年も私は憎まれストッパー役。
「ここで戻りたい人はいる?」と聞くと、「私疲れた。。」という人もおり、帰りたいと思う人だけで戻ろうと提案する。
気持ちが前を向いている人に、ストップをかけることは難しい。
今年はたとえ意見が分かれても戻る気持ちでこの山行に参加したし、帰路の目印に自分で赤布も付けてきた。
雪山の経験が少ない分臆病になっている事もあるだろうし、また夏のルートから大体の距離も解るからでもある。
もし、明日も同じような天気なら、自分は参加を見合わせることにしよう。
これ以上、前を見ている人の足かせになってはならない。
12:00 天狗岩、吾妻神社着。ここから全員で戻ることになった。
13:30 北望台着 それぞれのスピードでゲレンデを下り、小屋に向かう。途中の山小屋で一服の人もあり。
14:30 大笠山荘着 私は夕食の準備で、みんなより一足先に小屋に着いた。
さぁ、今夜私は食事当番!
小屋に戻ると、益子さんが着いており腹ごなしにとゲレンデスキーに出かけた。70歳半ばとは到底思えないお元気さ。
体調の理由から小屋待機だった高橋さんが、テーブルを出したり布団を敷いたり、夕食の準備にかかってて下さっていた。
大笠山荘はロープウェイを降りて数分のところにあり、水、ガス、電気、暖房、布団から、鍋釜箸茶碗に至るまで何でもある。
こんな便利の良いところなので、食材を運ぶにも苦なく済み、メニューにも幅が広がる。
それで今夜は米沢牛のすき焼き!
イカの一夜干しと漬け物、その他皆が持参したものを広げて、明るいうちからもう宴会が始まった。
ビールにお酒にワインに果実酒に、様々。今年も飲み助が大勢。明日のお天気祭りは遅くまで続く・・・。
女性の多くは、近くのホテルにお風呂に入りに行き、早々と布団に入った。
明日こそは、天気に恵まれるといいなぁ。。。。