day by day

癒さぬ傷口が 栄光への入口

9月15日は何の日でしょう?

2004-09-15 | モウギュウ。
本来は「敬老の日」だったけどハッピーマンデー制のおかげでこんな水曜日にお休みできるチャンスを減らされてしまったのでなんだかむかつく…とかいうのもありますが(あるんかい)
去年のこの日、タイガースが優勝を決めた(イコール私は吉川のライブで3列目で大騒ぎしていた…)。というわけでちょっと去年の今頃の日記を振り返ってみた。

来年も、再来年も、その次もずっとこのまま野球を楽しめると根拠もなく思い込んでいた私の文章が弾んでいる。
去年の今日は、2004年のシーズンにはまだ星野さんが阪神の監督をしていてV2を争っているだろうと思っていた。
ローズは膝の治ったノリとまたガンガン打ちまくってくれると思っていた。
ホークスは小久保が怪我から復帰するからもっと手強くなるな、困るなと思っていた。
バファローズが無くなってしまうかも………なんて、夢にも思っていなかった。

たった1年前には、そうやって楽しい2004年のシーズンを思い浮かべていたのだ。
たった1年前には………。

返してよ。
最後までプレーオフを信じながらそれでも楽しく泣き笑いしていた筈の、今年のシーズンを。
大西や高木や省吾の活躍を楽しみに2005年を思い描いていた筈の現在を。
「来年もいい戦いをしようね」と手を振り合って笑っていたはずの「最終戦のエール交換」を。
勝った時にはただ勝利の喜びでバンザイし、負けた時には選手たちを叱咤しながら「しょうがないなぁ」といってただ単純に笑っていられた筈の、私たちの平和でささやかな日々の歓びを。
返してよ。
お願いだから返して下さい。

せめて、来年の「私たちの」バファローズを奪わないで下さい。


【04/10/04追記】
ところでこの日記、カープの応援サイトか何かに誰かが転記?して投稿してたみたいで某所で変な反響を呼んでいるのを偶然発見してびっくり(笑)
この日記は当時、まだブログ開設前で私のサイトの日記コーナーにアップしたものでした。
確かにこの日記書いたときあまりに悲しいもんだから新聞社の再編問題ご意見とかNPBとかにこのコピペで投稿したりメール送ったりしましたよ(笑)
しかし何故かカープの応援サイトで、投稿者は「東京から」……?(ちなみに投稿日は9/17でした)

まあ、ほとんど改変を加えられない状態だったしそれに対するレスも非常に親身になって下さってる内容だったので「それ私の日記です~!」なんて大人気ない主張をするのはやめました。
レスは私に対するものだと解釈しとこうと。
多分投稿した人も悪意はなかったものと思い。
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2 Comments

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TBありがとうございました。 (RROSE)
2004-12-01 15:01:50
いまになって考えると、決して去年までのストーブリーグが、のん気だったわけじゃなかったんですよね。



自由契約になったり移籍させられたりする選手もいたし、去って行く外国人選手もいたし、減俸に涙をのんだ選手もいただろうし、いろんな責任をとって辞めざるをえなかった現場首脳陣もいただろうし……



どうして、そんなことのひとつひとつが、いちいち自分のことのように痛いんでしょうね。



いまごろになって、いろんな球団が「もっとファンサービスを」みたいなことを言い出していますが、回復不可能なほど野球ファンの気持ちを踏みにじっておいて、じゃあどうしてくれるんだ、と叫びたい気持ちです。
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本当ですね… (さいん)
2004-12-02 01:34:50
コメントありがとうございます。



なんの得にもならないのに、これほど必死になって泣き笑いしているおバカがファンってもので…

だからこそこんなに苦しい思いもするけど、そんな対象を持ってる私たちって幸せ者なのかもしれない…

と最近ちょっと思っています。



「やっぱり野球は面白い!」

とか、テレビ番組のサブタイトルにこれみよがしに謳ってたり、仰るように各球団が新たなファンサービスのアイディアを出してるようですが

丑・波のファンは今年ほど地獄を見た年はないので

そんなこと今更再確認されてもフザケンナって気分だったりします。

なんで私らがその人柱にならなきゃいけなかったんだ、と。
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