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癒さぬ傷口が 栄光への入口

江戸の語り手、逝く

2005-07-25 | ホン。
訃報です。

杉浦日向子さんが亡くなりました。

93年には漫画家を廃業して江戸研究に専念されたということですが、私にとってはやはり江戸の粋を描いた漫画家さんでした。
早すぎる死に、残念でなりません。

心よりご冥福をお祈りいたします。


↓なにげに「とんでもねえ野郎」が大好きだった私。
「百物語」は、淡々とした語り口がかえって怖かったです。

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3 Comments(10/1 コメント投稿終了予定)

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朝刊みてびっくりしました (オリーブ98)
2005-07-26 11:48:59
NHKに出演されるようになって知り、

良く見てました。

呉服商の生まれとかで、彼女のきものにも、興味があって。

江戸研究家らしく、時代考証の間違いなど指摘されてて、好きでした。

彼女の出演がなくなって、ぴたりと見なくなりましたけど。



『江戸の人』の、ご冥福を心よりお祈りします。

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残念です (ぼたん)
2005-07-26 13:22:05
「お江戸でござる」は個人的に”ベンジャミン・伊東”(古)のファンなので伊東四郎が出なくなってからあんまり見なくなったけど 江戸時代の市井の暮らし向きや店先の看板や設えに至るまで本当に知識の宝庫のような方でした ちょっと旅立つには早かったですね 惜しいです
返信する
まとめレスでごめんなさいですが (さいん)
2005-07-26 18:32:02
>オリーブ98さん

>ぼたん姐さん



私は彼女の決して熱心な読者ではなかったので

「お江戸でござる」もほとんど見ていなかったのですが…



研究家として完結せずああいう作品世界を生み出せる人だったこと。

その存在感を思うと、本当に惜しく思います。



合掌。
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