ケアマネのひとりごと

日々の介護業務でのつれづれ日記

宅老所って知られてないの

2006年06月22日 | Weblog
グループホームとか特養とかって結構認知度高いけど、宅老所はほとんど知られて
なくて、営業回っても「・・・で?」みたいなこと言われる訳で。
宅老所って、デイサービスを日中使って、帰らないでそのまま施設に泊まるんだ
けど、それは介護保険じゃなくて、自主運営という形になるの。
自主運営部分は、事業所ごとに値段が違うので、結構開きがあるのが難点かな。
基本は2泊とか、1週間とか短期間が多いんだけど、うちの会社は長期で泊まって
くれる方を中心にしてるんだ。まあ、短期ももちろん大歓迎だけどね。
料金も、月8万から9万くらいで、低料金なんだよー。食費光熱費、家賃とか込み
の値段でね。他の入所施設って、12、13万位が多いから、けっこう安いはず
なんだけど、なかなかいないんだなあ。県庁所在地から遠いからだと思うが、今更
どうしようもないしね。だれかいないかー

デイサービスにいた頃。

2006年06月12日 | Weblog
前、デイサービスで、新しく利用する方を紹介していたら、「あっあいつうちの
旦那の妾だったやつだ」と隣にいた安食さん(仮名)がいきなりいった。
・・・一瞬にして場内は緊張した空気になり、スタッフは固まり、篠原の脳裏に
火曜サスペンスのテーマが鳴り響いた。幸い相手の元妾さんは重度の認知症だったので、何も覚えていなかったらしい。こんなところで会うとはねえ。旦那も同じ
町内でなにしてるんだ何か起きそうで、しばらくドキドキして仕事してたよ。

本当はわかっているのか?

2006年06月12日 | Weblog
うちの伊藤さん(仮名)はものすごい認知症で、会話も成り立たないことが多い。
が、ひ孫や娘など好きな人が面会に来ると、「うれしい~うれしい~」と大喜び。
誰、というのはわからなくても嬉しいらしく、帰っても半日はテンションが高い。
しかし宿敵の嫁さんが来ると、ものすごくおとなしく、話しかけられても、しらんふりしている。来るたび、嫁さんは、「もう何もわからないんだ、家族もわからないんだ」と嘆いていくが、たぶんわざとわからないふりをしているようだ。
すげーな。そんな技がナチュラルに出来るなんて。こっちもまさか「他の方には
愛想いいですよ」ともいえず、ただ笑うしかないんだけどね。・・・言ったほうが
いいんだろうか。

営業とな

2006年06月06日 | Weblog
篠原は今、民間のグループホームにいる。以前は法人の施設にいた。民間で、若い会社なので、やる気があって、仕事が出来ると評価される。それがうれしい。
以前のとこはすごく大きく、昔からあるとこなんで、ある意味年功序列で、上に行こうとするとだまって、15年はかかる。主任クラスで40歳代後半だし。どっちも良かったけどね。で、今は営業もしている。入居者がいないとあちこちまわって
歩いている。なかなか営業って難しいな。やっても成果はあがらんし、上には怒られるし。今月中に埋めないと、降格が待っている。