弁護士の仕事（法整備支援）

先週になりますが、珍しい仕事がありました。

ラオスから、ラオスの裁判官、検察官、大学教授、法務省職員の方らうちの事務所にが来られまして、日本の調停制度についての議論を致しました。ラオスの方々は、日本の地方の調停の実情を聞きたかったのだそうです（それでこれから調停制度を構築していく）。およそ３時間くらいでしょうか、かなり議論が盛り上がりました。その中で、ラオスの法制についてもちょっと教えてもらいました。ラオスの相続は、夫婦共有財産部分は配偶者が優先的に相続して、そうではない部分は子が優先的に相続するのだと。なるほど、合理的ですよね。ただ、そうするとどこまでが夫婦共有財産かの線引きが難しく、そこで揉めそうですけども。だとすると、やっぱり、日本のようなシンプルな相続制度がいいんでしょう。

以上、先週のラオスの方々の訪問の話でございました。たまにこんな仕事があると楽しいですね。

さて、今日から基礎講座の全国ガイダンス。横浜からスタートです。