筋肉は、全身つながっています。これを、筋連結とか、筋筋膜経線と呼びます。
今回の図は、その一例です。
この図は、上から・・・・・・
帽状腱膜→脊柱起立筋→仙結節靭帯→ハムストリング→腓腹筋→アキレス腱→足底腱膜
・・・・・・・・・と筋肉や組織のつながりを示しています。
さて、このつながりと、タイトルである「筋肉のコリは、手ごわいです」との関係ですが・・・・・・
まず、シンプルに表現しますと、図のどの場所に筋肉のコリが発生したとしても、それを、もし治療せずにそのままにしておくと、筋肉のコリが全身どこへでも波及していく可能性がある、危険性がある、ということです。
たとえば、ふくらはぎ(腓腹筋)辺りが初めに痛くなり・・・・・・ほっておいたら、腰まで痛くなってきたみたいな・・・・・・そういう感じです。
また、治療的な観点から見ると、たとえば、脊柱起立筋にコリがあったとしても、本当の原因は、そこから上の頸部もしくは頭部の筋肉にあるかもしれないし、もしくは下のハムストリングや腓腹筋、足底筋膜に原因が潜んでいるかもしれません。
もちろん、逆のことも言えるわけです。
筋肉のコリ・・・・・・・筋肉の病気・・・・・・・・手ごわいです
その痛み、一緒に乗り越えましょう♪