圧倒的な闇と静寂の中をただ １０人は行く・・『逆境無頼 カイジ』 Ｂｅｔ．１３ 怪物
地上７４メートルに架けられた 鉄骨
全長２５メートルを渡る 死の橋渡り
笹原、泣くくらいだったら止めれば良いのに。
もう少し待ってくれという参加者に、
「クズが！」
と言い放つ利根川。
言われる方もそんな心当たりがあるかもしれませんが、
「貴重なチャンスを」
だなんて、
死のゲームへの参加者を補充するエサにされているとしか思えません。
「一度は渡った橋だ 俺たちは渡れる！」
自分達を信じようと言うカイジ。
カイジってこういう時にリーダーシップを発揮するんだよね。
しかしその本心は、恐怖に押しつぶされまいと懸命。（当たり前だ！
それを見抜いて嘲笑う利根川。
こいつは人の皮を被った悪魔か・・
とうとう鉄骨の上を渡り始める参加者達。
感覚を麻痺させろ
前に進む事だけに集中しろ・・！
自分に言い聞かせるカイジだけど、
心の中の魔物・死への恐怖がむくりと首をもたげます。
恐怖の涙で足元が歪んで見えます。
金の為に命を賭けるのではなかったと、
今更ながら自分の愚かさに気づくものの、もう遅いです！
風の幻覚に惑わされ、
ひとりが墜ちると次々負の連鎖が起きます・・
「始まったな・・」
ゆっくりタバコをくゆらす利根川。
初めてではないんだ・・
今回のゲームはギャンブルですらなく、
資産家達がホテルで食事をしながらの見世物らしいです。
ぐわ～・・胸が悪くなります。
７４メートル墜ちるのに 何秒かかるのだろう・・？
次回 【亡霊】
『魔人探偵 脳噛ネウロ』 ＳＴＯＲＹ：１３ Ｘ サイ
メノウの宝石言葉は親子の情愛
親子だけに共鳴するもの
自分は憎悪で出来ていると言うサイ。
でも由香に宝石を渡し、
「大切にしろ」「自分が一生かけてもこの手に出来ないものだから」
と言うなんて親切じゃないですか？
なんか少し、さびしそうでした。
建設中のビルの上で、ネウロと戦うサイに弥子は言います。
「あなたは愛された事がないの？！」
って、なんか知らないけど、サイには記憶がないんですよね？
自分が何者かもわかっていないみたいでした。
笹塚刑事は、
竹田刑事に化けたサイが弥子の父を殺した犯人ではないかと推理します。
サイは「覚えていない」と言ってました。
実際はどうなのでしょう・・？
切られたネウロ右手が上を指していたのには笑ってしまいました。
弥子に来てもらいたかったんですね☆
今回は、
「食事の邪魔をした貴様を躾ける為に来たのだ」
とか、
「お仕置きだ」
とか、ふと笑って弥子に、
「思い上がるな」
とか、ネウロの萌えセリフたくさん♪
あと、
「どうしてお父さんの事件の謎を解いてくれないの？」
訊ねる弥子に、
「しもべの食料を奪うほど飢えてはいない
我が輩は少し眠るぞ・・」
と答えるネウロ。
表情が見えないところがヤバイくらい 萌え！
次回 【旅 ゆめきぶん】
