信長に「大儀であった」と言われたい

名古屋にゆかりのある武将６人（織田信長・豊臣秀吉・徳川家康・加藤清正・前田利家・前田慶次）と陣笠隊のユニット「名古屋おもてなし武将隊」なるものを、遅ればせながら知った。

名古屋おもてなし武将隊ブログ

今年は名古屋開府４００年。それにあわせ名古屋の魅力を発信すべく、名古屋城にて観光客のお出迎え・観光案内・記念撮影などの「おもてなし」のほか、「殺陣」や「寸劇」、「甲冑ダンス」等を折り込んだ「おもてなし演武」を行っているそうだ。
また、他の地域にも遠征しており、東京渋谷にも来たらしい。

これに触発されてか、仙台では「伊達武将隊」、埼玉県行田市「忍城おもてなし甲冑隊」、山形県「山形おきたま愛の武将隊」が誕生している。
戦国武将 ：イケメンぞろい「名古屋おもてなし武将隊」歴女に大人気　全国で雇用対策にも

驚いたのは、彼らが名古屋市の臨時職員であり、国の緊急雇用対策「ふるさと雇用再生事業」を利用した雇用創出事業だということだ。
イケメン おもてなし武将隊 素顔と本名 名古屋の 臨時職員

補助金は最長3年なので、2012年3月で終了する事業なのだが、人気が継続すればなんらかの形で存続する可能性はあるとのこと。
朝日新聞「おもてなし武将隊に歴女殺到　名古屋市、存続へ知恵絞る」

いろいろなところで「イケメン」という言葉が踊ってはいるが、
この朝日の記事で、記念イベント（握手会あり）に来た主婦の一言、
「優しいから好き。『大儀であった』のねぎらいの一言で、明日からまた子育てを頑張ろうって思える」。
が印象に残った。
不景気で、先行き不安な世の中、大きな力に包まれたい...か。


どなたか私に、「大儀であった」と言ってはくれぬか。

☆落合由人☆