人は縁・花は色

花と旅の風景などの記録を紹介したくて
開設しました。

便利だけど心は不便

2023-07-30 17:01:26 | 日記
わが家の花たち
ヤマユリ

ヘメロカリス

ヤブカンゾウ

贅沢な悩みかな?
令和元年4月に新居に移りました。今年で5年目になります。
以前の家は昭和8年に建てた家でしたが最高の材料を使い
東北大震災の時も何一つ落ちることもなく守ってくれました。
大工さんに言わせるとこの家はまだまだ大丈夫と太鼓版を
押されていました。
夫と二人で何度も改造しほっとしていた矢先に、息子が転勤族で20年も
家から離れていたので親の年老いた姿を見てたのか
息子から家を新築したいとの声が出て私たちは悩みました。
[我が家から通うように転勤願いだしたから・・・と]
私は反対したんです。でも夫が[息子がその気になっているなら任せよう。
老いては子に従えだぞ。と]
解体の日は見ることできずアパートに閉じこもっていました。
ルンルン気分にもなれず引っ越ししました。現代的に夏は涼しく
冬は暖かい年寄りには最高の住みごごちの良い家です。
バリアフリーで兎に角年寄りが動きやすいようになっいました。
二人で息子に[ありがとう]はいいましたよ。
でも月日が経つにつれて私らの好きな様にはいじれないのです。
物の置く場所とかも決められ、飾り物なども思うように飾れず
お気に入りの物はダンボールに入ったままです。
でも外孫のデザイン画がニ科展で三回入選している作品があったので
それだけは飾ってもらいました。

冬に炬燵できないのが悩みですね。エアコンがあっても足元が寒いです。
若者たちは日中家にいないから感じないでしょう。それれに若いし・・・
老いると寒さが身に沁みます。
電気毛布を孫から買ってもらって包まっていたけど昨年小さい炬燵を
自分の部屋に買いました。今は快適な生活しているので息子に感謝です。
でも昭和が懐かしいですね。


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夢はただじゃからのう

2023-07-08 16:06:58 | 日記
時々外出した時はウィンドウショッピングを楽しみにしています。
2月に珍しく書店を覗いてみました。
そこで目についたのが石井哲代さんの

 [102歳、一人暮らし]という本です。

読みやすく我が身にも通じる部分がありそうなので買いました。暇な時・メンタルが弱っているときに手にとります

序文に[自分を励ます名人になって、心をご機嫌に]とありました。

哲代さんの座右の銘――錆びない鍬でありたい

ところが私は哲代さんより少し若いけどすべて追い越しています
もうあちこち錆びています。

  脳のしわ 消えては顏に 返り咲き

認知予防にとパソコンにかじりついて遊ばせていただいてるけど思いだすことが難しくなっています。

以前老人クラブの会合で、[年を重ねただけで人は老いない。夢を失うとき初めて老いが来る。
年齢はただの数字に過ぎない。20歳の老人もいれば100歳の若者もいる]と
強いて年齢は気にしないように努めているつもりですが。
脳の皺を刺激しようとフォルダに入っているphotoを引っ張り出しては動画作成と思い挑戦しています。数年前までスラスラ出来たのに最近簡単には出来ません。
忘れないように頭の体操にもなるので挑戦し続けないと・・・
哲代ばぁさんから元気をもらって頑張ろうと自分に喝を入れて居ます。

私が育てて居るユリの花を見てください。








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人は二度死ぬ

2023-07-02 12:23:46 | 日記
朝からムシムシとしたお天気です。
今日は私の祖母の命日です。1977年-7月2日89歳でした。
約46年過ぎました。いつも通り仏壇の花を変えたり祖母の好きだったお菓子などを供えて私なりのお経を唱えて先祖に感謝しました。

10時過ぎ娘がきました。[今日曾ばあちゃんの亡くなった日だね]と。まっすぐ仏間に向かって鈴(りん)の音がしました。私が仕事をしてたので祖母に面倒見てもらいましたから。子供心に覚えていたんですね。毎年ご先祖の命日には
来てくれます。

その頃介護施設もなく仕事しながら祖母の介護と大変でした。
母もいたのですが体が弱くて介護できなかったのです。
今思うとよく頑張ったなあ~と自分を褒めています。
勿論夫の手も借りました。その頑張ってる私の姿を子供たちが見ていたと思います。
[良く忘れないで…]と言ったら[お母ちゃんが忙しい時かわいがってもらったから]と。

人は二度死ぬ。と聞いています。死んだとき・誰も思いだしてくれないとき。
家族だけでも時々思い出してあげたいですね。

ふと祖母は幸せだな~と思いました。

そんな祖母のために過日紫陽花園に行った時の花・ご近所さんの花を手向けたいと思います。






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