Happy New Samp 2024!!

2024-01-28 14:04:09 | ほぼ週刊サンプ通信'23-'24

サンプファンの皆様、あけましておめでとうございます‼

........ってだいぶ遅いですが

ぎりぎりまだ寒い1月中と言う事で、お許しを💦

サンプファン以外のこのBlogに間違えて入ってしまった皆様、これを機に是非サンプファンへと洗脳されて下さい!(笑)

人間、歩みを止めるとなかなか復活が難しいもので・・・

どうしても個人的に秋冬が忙しくなるのでよくBlog更新が途絶えてしまうのですが、なんとか復活のきっかけが欲しかったのです

というわけで、2024年はこんな感じで↑↑

2024はすっきりこの2枚です!!

この2枚は私の「嫁さんにとにかく早く捨ててと言われ続けているユニフォームコレクション」の中でも特に愛着がある2枚

もう左のヴェロンは今世紀は変わる事ないのかな?今後よっぽど背番号20で好きな選手が出現しない限り・・・
-20 ファン・セバスチャン・ヴェロン(96-97サンプ3rdユニ)

ヴェロンは言わずも知れた元アルゼンチン代表のスターですね。ボカ・ジュニオールズ出身の彼は、故マラドーナ氏とも交流が深くマラドーナが亡くなった時には何本かインタビューされてました。サンプ時代の思い出はたくさんありますが、とにかく試合前のスタジアムでのアップでピッチの端から端まで使った彼とマンチーニのロングパス交換は圧巻でした。コーナーからダイレクトボレーを決めてコーナーフラッグを抜いて高々上げて喜んでいるシーンとか。まぁユニを2つ持ってるぐらい私も大好きな選手でした。ルイジ・フェラリスで出待ちをしていたら、ヴェロンの黒いフェラーリにひき殺されそうになったのは今でもはっきり覚えています。それも含めてカッコよかったなぁ。

24 サリウ・ラッシッシ(1998-99サンプ3rdユニ)

サンプの24番なんてそんな大した選手はいない(失礼)ですが、私の中では彼一択です。そもそも私が色々なところで使ってるハンドルネーム=”Shussissi”。この語源になっているのが彼なのです。

19試合1得点 4イエローカード 3レッドカード 1443分

これが彼のサンプの全成績です。わずか1年間レンタルで所属していただけで、他の名だたる名選手に比べるとサンプでの実績は限りなく0に等しい

しかし私にはかなりインパクトがあった選手でした。

もともと「黒人の強いけど下手なセンターバック」が大好きな私。サンプで言えばコリーとかオマール・ディエン。古くはデスモンド・ウォーカーとかですね。

ちょうどディエンがいなくなった時だったので、若かりしラッシッシの加入に私は心躍らせました

実は私とタメなラッシッシはサンプ加入時は弱冠20歳。黒人らしい強靭な肉体を持ちつつ、実はテクニックもそこそこ有りました。

20歳ながら、一応前年セリエAで9位だったサンプですぐにセンターバックで出場するようになります。

そしてバッジョトッティなど当時一世を風靡していたスターFW相手にも引けを取らない、ものすごいポテンシャルを持っていました。

しかし、彼は脳筋すぎた・・・

19試合出場で4イエロー3レッドカードが示す通り、プレーが荒いと言うよりは馬鹿過ぎて誰とでもすぐケンカしてしまう

弱冠20歳のラッシッシが、当時大スターだったベテランのバッジョに平気で噛みつくと言うのはある意味凄い事でした。

そんなわけで、私的には彼は史上稀に見る「最大限のポテンシャルをドブに捨てた男」

と言えるでしょう。ちなみに、代表歴も

コートジヴォワール代表 8試合0得点

とありますが、こちらは練習中にチームメイト相手に頭突きで大怪我を負わせ、それ以来2度と呼ばれなくなったそうです。

まぁ最終的にはサンプのあとパルマ、フィオレンティーナ、ローマとそこそこのクラブを渡り歩いた通り、期待はやはりあったのですが、脳筋と怪我もあって泣かず飛ばずで終わってしまいました・・・

ちなみにあだ名は「サッカーピッチのマイク・タイソン」


さて、更新途絶えていた間ももちろんサンプのストーキングは止めておらず、書きたい事は貯まりに貯まっていたのですが・・・

やはりリアルタイムじゃないと書けない事も多いので、難しいですね。

ちょうど更新が途絶えた第9節のアスコリ戦の敗戦後、19位となってました。

ピルロ監督への不満が個人的にはMAXに達しており、サンプティフォージ全体の中の比率でも体感で70%ぐらいまで解任派が増えておりました。

そんな事を書こうとしていた10節のコセンツァ戦から、17節のレッジャーナ戦までピルロ・サンプは

8試合 6勝2敗 得点13失点8 クリーンシートも4試合で順位も10位

とにわかに復調し、私も含め解任はの口を黙らせました。

ただ、その間に怪我人がどんどん増殖して、現在はMAX

プレーオフが現実的に見え始めた18節の最下位フェラルピサロ戦で痛い星を落とし、続くホームのバーリ戦も引き分け

ややトーンダウンして正月休みに入ると、怪我人が戻ってくるどころか増えてしまう始末。

約2週間以上の冬休み明けは、2位のヴェネツィア、首位パルマと、今季のセリエBの中でも唯二実力的にも抜けている強豪の2チーム相手に連敗と言う結果になってしまいました

そこでまた首をもたげてきたのが

#PirloOut

の論調。次のチッタデッラ戦に負けたら本当に危ないのではないか、とまことしとやかに囁かれてますが・・・

ただ、私はもう少なくとも今季はピルロに任せた方が良いと思います

第9節アスコリ戦が終わった時点というのが、間違いなく前半のサンプで最悪の時期で、しかも2週間の代表Week休みがあった。

解任するとしたら間違いなくあの瞬間でその最悪な時期も踏みとどまったので、もう今年はピルロと心中の方が良いと思います。

確かにキャンプからピルロが目指していたサッカーは、間違いなく今季のサンプのメンツ、そしてセリエBと言うカンピオナートに適していなかった。

そこで若手登用うんぬん以前に、あのままピルロがサッカーを変えなかったら1年経っても2年目になってもセリエAに上がれる希望は見えませんでした

なぜなら、セリエBにはサラリーキャップも有りますし、ピルロが標榜するサッカーを体現できる選手リストをサンプが用意できる可能性は財政的にものすごく少なかったので。

そして、”セリエB”と言うフィジカル的にも激しく、ピッチ状態もそれほど良くない戦場が変わる事はないから。

しかし、ちょっと遅かった感はありましたが、サンプファンにはなじみ深い”マエストロ”ことジャンパオロ監督と違い、ピルロはそこから柔軟性を見せました

フォーメーションも選手に合わせて変化させ、また必要に応じては下からグラウンダーで繋ぐだけでなく、サッカー自体も変えてきました

元々、カリスマ性は抜群で、チームをまとめたりモチベーターとしては問題無いピルロ。

それは開幕当初から「ゴール後に選手がピルロ監督の元にはるか遠くから走り寄って、みんなで喜んでいる姿」からも見て取れます。

ですので、サッカー自体も変える柔軟性を持ち合わせており、実際徐々に結果もついてきはじめた現在は監督の問題ではなく、個々の選手の問題でしょう。

さすがにセリエBのどんなクラブでも、ここまで怪我人がいるとそれは相当厳しい。

前節のパルマ戦は

FW エスポジト、ボリーニ、ペドローラ、一応レミナ
MF ベネデッティ(出場停止)、風見(出場停止)、ヴィエイラ
DF コンティ、フェラーリ

が不在。

ペドローラとエスポジト、さらにボリーニは正直今季のサンプ攻撃陣ではBest1,2,3に当たる選手

中盤の3人もほぼレギュラーでし、将棋で言うと「飛車角金銀桂香抜き」の6枚落ちぐらいでしょうか

それで2位と首位との連戦はさすがにどんな名監督でも厳しいでしょう


’23-’24 冬メルカート サンプ新加入選手紹介!

今、冬のメルカートが開いておりますが、まだサンプは財務上の問題でまず選手を売らないと買えない状況。

現在のところ

IN

FW アグスティン・アルヴァレス(23)⇐サッスオーロからドライレンタル。ウルグアイ代表

OUT

MF ロレンツォ・マラグリーダ(20)⇒リミニ(セリエC-B)にレンタル移籍

だけです。

今後も少しは有るかもしれませんが、補強と言う意味では大して期待できないでしょう

↑↑©U.C.Sampdoria Official Pageより

Agustín Álvarez Martínez ⑲アグスティン・アルヴァレス

 ●FW 

 ●2001年5月19日(23歳)

178cm73kg

昨季:22試合1得点(サッスオーロ)

●ウルグアイ代表 4試合1G

ウルグアイのペニャロールから鳴り物入りでヨーロッパに初見参。サッスオーロに加入した彼は、昨季サブFWとしてほぼ途中出場で22試合に出場。1ゴール1アシストの成績を残し、順調な成長が期待されました。しかしシーズン終盤の2023年5月に十字靱帯断裂の大怪我を負い、約半年以上の離脱を余儀なくされます。その後長いリハビリを経て今季セリエA18節のミラン戦(2023.12.30)についにベンチ入りを果たしました。しかし3試合ベンチには入ったものの出場機会は無く、その後すぐにサンプドリアにドライローンでの加入となりました。まぁ怪我前のプレーを見ると良い選手なのは間違いないです。サンプが欲しい完璧なCFタイプと言うよりはちょっとエスポジトに近いタイプにも見えますが、どれだけ回復しているか。現状のサンプの財務状況ではまともな補強と言うのはなかなか難しいですが、ドライローンで有るという事がサッスオーロもまだ彼に期待をしていて、活躍可能性が有るという事を信じましょう


と言う冬のメルカートの状況ですが、怪我人さえ戻ってくれば、FW・MFは人員過多と言えるほどたくさんいます。

本当に必要なのは経験豊富なCB1人だけです

ですので、メルカートには大して期待しないで、怪我人がとにかく早く戻ってくれる事を祈りましょう

※ディフェンスに関しましては、ここで興味深いデータを一つ

ムッルー先発時

15試合 3勝4分8敗 勝点15 得点18 失点26 得失点差-8 1試合平均勝点1.0 1試合平均失点1.73

(10試合 1勝3分6敗 勝点6 得点11 失点18 得失点差-7 ←CB先発時)1試合平均勝点0.6

(5試合 2勝1分2敗 勝点9 得点7 失点8 得失点差-1 ←左SB先発時)1試合平均勝点1.8

ムッルー不在時

6試合 4勝0分2敗 勝点12 得点9 失点7 得失点差+2 1試合平均勝点2.0 1試合平均失点1.17

断っておきますが、ムッルーは現チームのキャプテンです

まさかそんな選手が「出場すると負けやすい」なんて、そんなわけは無い

そして、私は彼が嫌いなわけではありません

これが私のほぼ毎日乗っている自転車の鍵です

ただ、データはデータ。

これはどいう事なんでしょうね・・・

私がメルカートで本当に必要なのは経験豊富なCB1人だけ

と言ったのはこのあたりからです。

このデータが表す通り、ムッルーがCBの時に物凄く失点しやすいサンプ。

やはり元々CBは無いムッルーは頑張ってはいるもののクロスに対するヘッドが弱い。かつてCR7にジャンプ力で1mぐらい差をつけられて頭越しに決められたヘディングゴールは記憶に新しいところです。また彼がCBになる事によって左SBに入るジョルダーノも若さと線の細さで守備はまだまだ正直脆弱です。

またディフェンスが脆弱なのは、確かに本当に守備が強いディフェンダーが1人もいないのも事実ですが、中盤でフィルターが効いていないのも事実

ジェペスは素晴らしい成長を見せてますが、やはりグアルディオラタイプなので、ヴィエイラベネデッティカザミのファイタータイプで中盤のフィジカル&守備力を補わないと守備は厳しいでしょう

後は売る方

ヴェッレ、コンティ、ラ・グミナ、今季来たばかりなので可能性は薄いですがリッチが売れれば万々歳。

あと、デッレ・モナケは使わないのだから絶対レンタルで出場機会を作るべき

そして、怪我人が帰ってきさえすればこの陣容

まぁ少なくともプレーオフは今からでも狙えるは狙えると思うんですけどね・・・

ペドローラ、エスポジト、ボリーニ(もしくは新加入アルヴァレスか超新星ンタンダ)

がベストコンディションで共にプレーした事は無いので、ちょっと見てみたいですね

そんなこんなで、仮に一気に怪我人が帰ってきたとした今季の残りの”夢の陣容”がこんな感じです↓↓


そんなこんなで、今晩はアウェイでチッタデッラ戦です

上の陣容はまだ夢の夢で、現実は以下の不在者リストが・・・

FW エスポジト、ボリーニ、ペドローラ、一応レミナ

MF ヴィエイラ、パナダ、ヴェッレ

DF コンティ、フェラーリ

ヴェッレだけ怪我ではなく、もしかしたら移籍!?🙏かもしれませんが、とにかく相変わらず9人もいません

そこで、私の予想フォーメーションは

SAMPDORIA<4-3‐2-1> 監督アンドレア・ピルロ

     ⑨デ・ルーカ(⑲アルヴァレス) 

 ⑧⓪ベネデッティ  ㉓デパオリ        

 ㉑ジョルダーノ     ⑭カザミ

      ㉘ジェペス

㉙ムッルー(c)      ㊵ストヤノヴィッチ

   ㉝ゴンザレス ⑧⑦ギラルディ

     ①スタンコビッチ

残り17試合、15位からどこまで行けるでしょうか?

まだ、チームの特に財政状況を再建中の長期計画中のサンプ。

そんな中でピッチ上の最低限の現実的な目標、昇格プレーオフ圏内だけはあきらめて欲しくないものです

それではドリアーノの皆様、今年もよろしくお願いします!

Foooooooorza Saaaaaaamp!!

次節:セリエB 第22節 2024年 1/28(日) 対チッタデッラ@チッタデッラ 現地16:15Kick Off(日本時間深夜24:15)

’23-’24 SERIE B 

21試合 7勝4分10敗 勝点23(-2点ペナルティ) 得点27 失点33 得失点差 -6 15位



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