2023-24 Serie B 第8節 SAMPDORIA 1-2 Catanzaro セリエBでほぼ最下位(笑)

2023-10-07 18:12:55 | ほぼ週刊サンプ通信'23-'24

[Formazione]

※サンプの招集外は

出場停止:無し

怪我DFコンティ、デパオリ、フェラーリ MFパナダ、ベネデッティ FWレミナ

ピルロに私の声が届いたのか(⇐そんなわけない)、メンバーはほぼ変わらないもののピルロはフォーメーションを4‐4‐2に変えてきました

DFラインは前節と同じ。左SBは引き続きバッレーカ

台形のMFはヴィエイラリッチのダブルボランチ

守備に長けたヴィエイラを起用するのが肝で、私の考えと全く同じです

そして左にペドローラ、しかし右サイドハーフは意外なジレッリでした

これはどうですかね?

そして怪我がついに癒えたエスポジトボリーニの2トップです

怪我人続出でベンチの枠が余ったサンプは、プリマヴェーラからMFキラフィをベンチ入りさせました

↓↓

 

Ardijan Chilafi - Player profile 23/24

 

元カタンザーロはいないと思われます

 SAMPDORIA<4-4‐2> 監督アンドレア・ピルロ

    ⑦エスポジト  ⑯ボリーニ        

⑪ペドローラ(30分⑦⑦デッレ・モナケ) ㉜ジレッリ(58分⑨デ・ルーカ)

 ④ヴィエイラ(78分⑭カザミ) ⑧リッチ(78分㉘ジェペス)

③バッレーカ(78分㉝ゴンザレス) ㊵ストヤノヴィッチ

   ㉙ムッルー(c) ⑧⑦ギラルディ

     ①スタンコヴィッチ

ベンチ:GK㉒ラヴァーリア;DF:㉑ジョルダーノ;MF:⑤アスキルドセン、⑩ヴェッレ、⑰マラグリーダ、㉞キラフィ;FW:⑳ラ・グミナ

イエロー:ジレッリ 


※一方のカタンザーロはヴィヴァリーニ監督の4‐4‐2

そもそもカタンザーロがクラシカルな4‐4‐2だからピルロも鏡面的に合わせてきた可能性はありますが

有名な選手はほとんどいませんが、イタリア人中心で昨季も一緒にやっていたメンツが多く残ります

FWイエメッロが中心で、左右MFのヴァンデプッテブリニョーラが積極的に攻撃に絡みます

DFはキャプテンで34歳のベテランのブリゲンティが中心となります

元サンプは左SBのクラインツと、わずか1ヶ月ちょっと前にレンタルで移籍したストッパ

武者修行先の方が強いってどういうこっちゃねん!!

Catanzaro<4-4-2>監督:ヴィンチェンツォ・ヴィヴァリーニ

  ビアシ(60分ダンドレア) イエメッロ

ヴァンデプッテ(60分ストッパ)  ブリニョーラ(78分アンブロジーノ)

  ヴェルナ   ギオン(73分ポンティッソ)

クラインツ         カツェリス(73分オリヴィエリ)

 ブリゲンティ(c)   スコニャミッロ

      フリニャーティ  

ベンチ:Sala, Borrelli, Krastev, Sounas, Miranda, Veroli, Donnarumma

イエロー:ギオン、ブリゲンティ、ビアーシ

*備考:アボナメント18.224人(1試合200.227 euro),ミニアボナメント281人(1試合3.832 euro),有料入場者数6.079 (104.173 euro);芝状態そこそこ
*ロスタイム前半3分、後半4分

 

★日曜16:15キックオフで行われたレギュラーゲーム。スタンドには”マンチョ”、そして”クアリアレッラ”の姿も見られました。

はるかカラブリア州のカタンザーロからは2000人以上のファンが詰めかけました。頭が下がります

ちなみにジェノヴァ‐カタンザーロは1086㎞離れてます


<あらすじ>

ハイライト動画

📰ガゼッタ・デッロ・シューポルト式採点

※私はあの、ガゼッタのものすごい比喩表現をちりばめた選手個別採点が好きなので、今季はちょっとやってみようかと

  • Gkスタンコビッチ 5  やらかした最初の2試合以降は素晴らしい出来が続いていたが、この日は久しぶりに良くなかった。1失点目は彼だけの責任では無いが、やはりGKのミスであると言わざるを得ない
  • DFストヤノヴィッチ 5.5 攻守ともに悪くは無かったが。持ちすぎたりする場面も有って、やや空回り感が
  •  ギラルディ 4.5 守備もいつもほどの安定感が無く、とにかく1失点目は40%は彼の責任
  •  ムッルー 5 2失点と言う結果は、やはり守備陣の責任でありその中心となっている彼の責任は重大と言えるだろう
  •  バッレーカ 5 ジョルダーノの不調から彼にずっと出番が回ってきているが、正直彼も大した働きは見せられていない。これならジョルダーノを早く戻した方が良い。伸びしろは彼の方があるのだから
  • →78分ゴンザレス ND ユーヴェに彼を起用するようにプレッシャーをかけられ始めたのかな?この日は本来のポジションではない左SBで最後の10数分だけプレー。まぁ確かにもう少しプレーさせてみたいが
  • MFジレッリ 5 頑張ってはいたが、テクニックとスピードで攻撃的な限界が見えている。攻撃的なサイドハーフは間違いなく彼のポジションでは無い
  • →58分デ・ルーカ 5.5 パワープレーの4トップのCFとして途中投入されたが、あまりチャンスは作れず・・・
  •  リッチ 5 守備でも攻撃でも目立たず。物足りな過ぎる。コンディション不足というなら、コンディション整うまでは試合に出さないでくれ
  • →78分ジェペス 5.5 リッチよりはさすがに良かったが、彼は試合を通じてリズムを作っていくタイプだろうから短時間で激変をもたらすのは難しかった
  •  ヴィエイラ 6 MF陣で唯一及第点がつけられる。起用にこたえて特に守備面で効いていた。もうすこし攻撃で違いを作り出せれば、安定したレギュラーにしてみたいが
  • →78分カザミ 5.5 出場時間も短くてあまりボールには絡めず
  • ペドローラ 6 本来の左に戻って、ちょっと位置を低くしたMFでもやはり存在感は際立っていた。30分に負傷で交代。今のサンプの唯一に近い希望が長期離脱しない事だけを祈る
  • →30分デッレモナケ 4.5 今までは出場時間が短かったり相手が弱かったりで目立たなかったが、ペドローラとはだいぶ差がついてしまってる事を露呈。まぁ18歳だからしょうがないが。守備はとてもセリエBレベルですら無い。2失点目の彼の1対1の守備は横綱vs幕下より差があった
  • FWエスポジト 6 絶好のチャンスのシュートをふかしてしまったのが惜しいが、チャンスメークの面で違いを見せて、今後に期待をのぞかせた。やはり生粋のCFタイプでは無いが、FWの軸は彼になっていくであろう
  •  ボリーニ 5.5 PKだが一応サンプ初ゴールを決めた事がここからの彼に好影響を与えれば良いが・・・逆にプレー全体では今までより良くなかった。特に右サイドからの流し込むだけのグラウンダーのクロスは決めたかった
  • 監督 ピルロ 5.5 私の言う事を聞いてくれて(⇐しつこい)4‐4‐2にする柔軟性を見せたり、何とか追いつこうと4トップを試したり、苦悩は伝わる。この日は監督の采配と言うよりは選手個人の問題でこの結果になったとは思うが。ただ、ジレッリの右MF起用はクエスチョンだし、得点直後のあの形の失点はやはり普段からの監督の指導不足と言われても仕方がない

後半、4トップの形でパワープレー、最終フォーメーションはこうなりました

[後半33分~ 4‐2‐4]

   エスポジト デ・ルーカ

デッレ・モナケ     ボリーニ

  カザミ   ジェペス

ゴンザレス     ストヤノヴィッチ

 ムッルー(C)   ギラルディ

    スタンコビッチ


 (ポイント)

・最終的なポゼッションはサンプ49%:カタンザーロ51%

・最終シュート数はサンプ17本(枠内6):カタンザーロ4本(枠内3)

・サンプはマラッシで196日間勝利無し

・サンプはここまでイエローカード25枚でナンバーワン

・CKも11本:2本とさすがに攻め立てましたが、結局PKの1点のみ。確かにGKフリニャーティは当たっていましたが・・・

 まぁメンタル面が一番大きいでしょう

・先制後にピルロ監督中心に歓喜の輪が出来た。チーム内の関係は一応悪くない模様です

・どんな形であれ、ボリーニにサンプ初ゴールが生まれました

・ホームでは先制して、その後2失点して1‐2で敗れると言う試合を3回繰り返してます。学習能力無し・・・

ペドローラを怪我で失いました

・レッコが89分から逆転されなければホントに最下位だった。まぁ大して変わりませんが


周死氏の眼👀】

ずっとAだったサンプとずっとCだったカタンザーロが対戦するのは実に久しぶりでした。七夕で織姫と彦星が出会うようなもの・・・

まず、この遠距離を2000人以上のサポが詰めかけたカタンザーロには敬意を表します

そして試合後にこの歌

🎵 "... Genoa-Cosenza Nessuna differenza..."🎵

=「💩ェノアとコセンツァ おまえら大して変わらなく(うざいよ・・・)」

と言うチャントを大合唱

カタンザーロとコセンツァは、実はカラブリアでは一番熱いDERBY。

そしてコセンツァと💩ェノアがジェメラッジョ関係に有ります。

そこで、敵の敵は味方。カタンザーロはサンプにこのような好意的な歌を歌ってくれたのですね

まぁ、もちろん彼らのチーム状況が良いと言うのも有ると思いますが

このようにサンプとカタンザーロは昔から悪くない関係にはあり、このままジェメラッジョに発展する可能性も有ると言われてます


と言うわけで、落ちるところまで落ちたサンプですが。次のアスコリ戦の後に代表ウィークで2週間空くと言う事で、とりあえずはこのタイミングでのピルロ監督の解任はありませんでした。セリエBで9試合戦って19位って(笑)ホントに笑えますね

レグロッタリエTDはやっと公式の場所で会見し、変わらぬピルロ監督への信頼を強調。しかしアスコリ戦の結果次第では当然余談は許されない状況になってます

もはや、「もし」も「たら」も「れば」も有りません

アスコリ戦に勝つのみ!

Foooooooorza Saaaaaaamp!!

次節:セリエA 第9節 2023年 10/7(土) 対アスコリ@アスコリ・ピチェーノ 現地16:15Kick Off(日本時間深夜23:15)

’23-’24 SERIE B 

8試合 1勝2分5敗 勝点3(-2点ペナルティ) 得点7 失点12 得失点差 -5 暫定19位



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3 コメント

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Unknown (ケニー)
2021-03-26 21:31:19
貴重な勝利でしたね!今は新ビッグセブン?みたいに上位7チームとそれ以下では力の差があります。今季8位になれれば上位7チームに割って入る1番手の位置付けになりますし、意味は十分にあると思います。
>ケニーさん (周死氏@管理人)
2021-03-26 22:07:57
そうですねー
僕は昔のビッグセブンにサンプが入ってないのが未だに不満なんですけどねー(そしたらビッグエイトか)

今の7チームの中でも、アタランタにはなれるはず。そこは少なくとも目指したい...会長さえ変わればナポリも可能性が有る...クラブの格的にはそうおもってるんですがねー
ユーヴェとローマの2チームとミラノの2チームは格上でもしょうがないと思いますが、他は時代時代でそれぞれ浮き沈みも有ったわけですし・・・
Unknown (ケニー)
2021-06-04 23:18:10
ディオニージとエンポリの契約は2022年6月までですが、フェレーロはエンポリに違約金を払う気はさらさら無くて契約解除を待ってるとか?で。ビジネスマンかもしれませんがセコすぎて泣けてきます。ディオニージは良い監督だと思いますが客観的に言えばもう1年エンポリで指揮を取った方が彼のためには良い気がします。4-3-1-2は今のサンプの面子では相性が悪いですね。まあそこはサッリみたいに臨機応変になれるか、ジャンパオロみたいに臨機応変になれないか、どっちのタイプなのかにもよると思います。あとは仮に招聘できてもフロントのサポートがなければ彼もスパレッティの二の舞になるでしょう。

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