住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

住まいの安全性、食物の安全性、政治の危険性、感動の共有
心と体のリラクゼーション、誰かに秘密を話すストレス解消

信用の薄い政府筋発表

2011年03月31日 | 日記

 「 ただちに影響はありません。」
「ただちに影響はありません…。」

枝野幹事長、原発保安院、東電、どこがその扇の要か知らないが、あるいはその報道に統制が無くてんでに言質を取られない様に、誰かのうまい表現と思われる表現を真似ているのかも知れないが、いずれにしても、政府筋の公式のコメントをそのまま信用する日本国民は、ほとんど居ないのではないか・・・ 。 
信じるのも自由ではあるが・・・ 。



  ***  以下引用 下記ブログより  ***
      http://takedanet.com/2011/03/42_20e0.html

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・
 昨日、福島原発の取水口の沖合でとった海水から基準値の3000倍を超える放射性ヨウ素が検出されたと発表されました。 まさか、この値自体ははウソではないと思います.


その後、保安院も国の放射線医療の専門家も「健康に影響のない値」と言いました。


でも、基準値の3000倍を超える放射性ヨウ素のある海で、スキューバダイビングをしたり、波打ち際で子供が遊んでいたら、すぐ逃げるように言ってください。
おそらく日本人全員が国を信じていないので、「健康に影響がない」と思っている人はいないと思いますが、万が一.


繰り返しますが「健康に影響がない値」という政府の発表や専門家の説明は全くの間違いです. 哀しいことですが、政府や専門家を信じないでください。


福島原発の横の海岸で遊ぶ人はいないと思いますが、「健康に影響が無い」なら、水泳やお子さんの水遊びはOKということになります。
保安院の人は自分のお子さんかお孫さんをお連れになって、福島原発の横の海で遊ばせてください。(やめてください。絶対に危険です私が保安院に注意するのもなんですが・・・).


どこで何があったか知りませんが、メディアも「健康に影響がありません」という人だけを出すのではなく、「規制値の3000倍ですから危険です」という人も登場させて欲しかったと思います. メディアは何のためにあるのでしょうか?

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  ***  以上引用   終  ***


 我々の、視聴料で運営されている『NHK』と言うメディアでも信用できない内容では、利益を生み出す事を第一とする民間では、ある種の偏りを持つ事は当然と言えば、それは已むを得ません。

しかし、紙一重の嘘はいけません。 『ただちには健康に影響が無い』、それを発した人、マスコミは言い逃れる事はできますが、ただちにという言葉の認識程度は個人によって違い、統一したものは有りません。 政治家が言うところの、『万難を排して』と良く似ています。
言葉に騙されてはいけません。  自分の健康、家族の健康、取り返しが付かなかったら、後悔するのは当人たちだけです。
『健康と安全』 他人任せでは、余りにも心もとない事になる、怖れが有ります。


東電会長2時間の記者会見

2011年03月30日 | 日記

 会長なんて、どこでもお飾りかと思っていたがさすが東電、しっかりした重石となっていると言うのが素直な感想である。
2時間余り、無礼を知らないフリーの記者から、御用記者の大手マスコミの硬軟にまみれた質問にある面では精一杯、有る面では最後のご奉公と思える覚悟を決めた返答で、それなりの記者会見と評価してよいのではないだろうか。
しかし、その真摯な態度と津波に対する設計段階からの対応の間違いは、原子力保安院と共に責任を免れるものではない。
もちろん本人の眼差しからはそれは充分感じられるような気がするが・・・・ 。


 その、記者会見は動画でどこでも見ることが出来る。
残念ながら、それはテレビで放映される事はなかった。
  *** 記者会見動画 下記URL ***

  http://live.nicovideo.jp/watch/lv44904420

原発設計者によるレクチャー

2011年03月29日 | 日記

 NHKの『水野解説員』原発災害の説明でよく出てくるが、マイクの前のアナウンサー同様、云わば腹話術の人形じゃないんでしょうか。 現場を知らない人と、現場を知っている人ではこうも言葉の重みが違うものかと、改めて認識する思いです。
まー、サラリーマンの宿命、自分の思いなど述べたら次の日には左遷、この辺のところを良く勘案して、報道されるテレビニュースを把握しなければいけないのですが、現実はアナウンサーの見栄えに騙されて、世論が形成されるようです。


 マスコミの偏向は今に始まったことではないので、別に驚くには当たらないが技術者が画面に出て、素人にも分かり易く説明してくれると言う事は、そんな時代と、時代に感謝する以外ない。
表題に当たる動画を見つけたので、ご紹介します。 日立の田中さん、もう一人後藤さんと言う方のお話です。 2時間近く有りますので、腰を落ち着けてご覧ください。
そして、原子力保安院の情報隠蔽、東電の思い上がりが事態をさらに手遅れにしている現実を、国民が改められるよう声を上げなければいけないのだが・・・ 。


  http://www.ustream.tv/recorded/13410573?lang=ja_JP



NHKは誰の為の報道だ・・

2011年03月28日 | 日記

 3月28日の『NHKのテレビニュース』で、国民を安心させる為、真実の報道を控えたのだろうか・・・ ?  午後9時のニュースでも、再び放射線積算の安全値を100ミリシーベルトとしきりに放送している(島田義也氏弁)。 どこから出てきた数値なのか…国際基準、国内基準共に、1ミリシーベルトであろう・・・・。


  ***  以下引用 nhk.or.jp 3/28付より  ***
 ・・・・・・・・・・・・・・・・
 東京都は、28日午前中、葛飾区にある金町浄水場、羽村市にある小作浄水場、それに埼玉県の朝霞浄水場で水道水を検査しました。 その結果、放射性のヨウ素131の量はいずれの水道水も検出できる限界とされる1リットル当たり20ベクレルを下回り、ほ・と・ん・ど・検出されませんでした。 都内の浄水場では、今月22日に金町浄水場で乳児の摂取制限の2倍を超える1リットル当たり210ベクレルの放射性のヨウ素131が検出されましたが、その後、放射性物質の量は減り続け、28日は3つの浄水場とも・検・出・で・き・る・限界・の1リットル当たり20ベクレルを下回りました。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・
  ***  以上引用   終  ***


 国営放送で、いけしゃあしゃあとこの様な報道を繰り返す、『NHK』。
確か、飲料水に対する放射性物質は3月17日から乳幼児に対しては10ベクレルから100ベクレルへ、大人は10ベクレルから300ベクレルへ、其の基準が何の検討も無く引き上げられたばかりだった・・・。
其の基準変更前は、測定不可能な放射線量を決めていたのだったのだろうか…。

 実は、飲料水に関しては米沢や山形でも其の放射性物質を測定している。
3月28日現在、米沢市ヨウ素131(2.77ベクレル/L)セシウム137(不検出)、3月24日現在山形市ヨウ素(1.5ベクレル/L)セシウム(0.43ベクレル/L)という測定結果を発表している。 どこの会社が20ベクレル以下は検出限界なのか…。 
恐らく、『国民生活第一』を標榜する自治体は、ほとんどデータをいじらずに発表しているものと思う。 なぜなら、捏造データを公表すればそれをカバーする為また別の操作が必要になり、その意味の無い行動は、泥沼化することくらい行政マンなら既に体験済みのことであろう。



 実は、筆者はこの事例もそうであるが、次のプルトニウムの検出に対する、原子力保安院の発表も、いささか信用できないと思っている。 この様な事例が原発事故発覚後数多く散見され、余りにもお粗末過ぎると思われるのはやむをえない。 
国民は発表される其のデータをそのまま信用する人は、ほとんど居ないと言う事になっているのではないか。 政府発表も『岡田民主党幹事長』の発言も合わせて考えれば、生徒会的発言で其の収束が見えて無いにも関わらず、その後の責任追及を逃れる事を視野に入れた発言に見える。 

政府首脳に国民を引っ張る、『胆力』に欠けているのはリーダーがリーダーなら、やむを得ない事か・・・ 。


  ***  以下引用  Asahi.co.jp 3/27付より  ***

【原発】3号機たまり水のプルトニウム調査せず(03/27 11:52)
福島第一原発のタービン建屋内の「たまり水」について、原子力安全・保安院は、深刻な放射線障害を引き起こす可能性がある「プルトニウム」が含まれているかどうかを調べていないことを明らかにしました。
  ・・・・・・・・・・・・・・・

 原子力安全・保安院は、これまで必要性が薄いとして調査していませんでしたが、今後の状況次第で調査する考えを示しました。

  ***  以上引用  終  ***


 現場で、ご難儀かけている方々には申し訳なく、頭の下がる思いですが、この指導者達をこのまま続けさせて、日本は再生可能なのか・・・・ ?
もしかしたら、東日本は不毛の土地になり、その臨海さえも生物たちが健康に住む事が出来なくなるのではないか・・・。

かつて『IBM』が使った言葉だそうであるが、 『THINK』一人ひとりに突きつけられている。


死を覚悟した共生の姿

2011年03月27日 | 日記

 福島の放射線避難地域に再び戻り、苦楽を共にした牛6頭の世話をした人の記事が有った。

恐らく、政権担当者は責人追及をおそれ其の人を強制的に退去させるのだろう。
アメリカやオーストラリアは、イルカや鯨の知能を認め体裁だけの鯨保護を言い出し、また捕鯨を邪魔しているが、牛とて涙を流しもするし夫々に夫々の個性がある。
何万等も飼育する欧米資本家は、鯨の変わりに牛肉を買わせようと必死であるが、牛と鯨に何の違いがあるだろうか・・・ 。

自分の命を顧みず、苦楽を共にした牛の命を、繋げようとする姿は望ましいリーダーの姿に重なるものがある・・・ 。
自らの命を顧みず、原発の消火作業に赴いた、レスキュー隊、自衛隊、東電社員、其の下請けの職員ともども、自らの責任の元づく結果で無い云わば他人の無作為の責任を代わって、取ってあるいは取らされて居るのだろう。
彼らの脳裏には、家族の健康な姿があり、故郷の永続が有るからがんばれるのである。 
逃げまくるリーダー、責任逃れをまくし立てる関係者、其の姿があらわになるに従って、その現場の士気は衰える事になる。 大将は、身をもって部下に示す事が必要なのだろうが・・・ 。

世間では安楽死に対する見方も変わりつつある現代において、牛の世話に戻った人が、50歳を超えていたら強制的な避難を押し付けるのではなくて、そのままそこに居たいなら生活させる事で良いのではないか。
現場で、故郷と生活が一体となった者にとっては、そこで放射線で死んでも悔いは無いのではないか・・・ 。  自然の中で、自分が命を賭けてやってきたことに、其の事故の責任がどこにあれ、自ら関わってきた事で失われる命があるのなら、先頭にたってその死と戦おうとする人は、そのままにして欲しい、そんな人も居るのだろう。
身内にとっては、いたたまれないと思いますが・・・。


  ***  以下引用  Asahi.Jp 3/27付 ***

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 「うちのベコの様子も教えてもらえるとありがてえ」。 飯舘村蕨平に住む菅野千代子さん(69)は25日夕、避難所に残る村の人たちに見送られながら車で夫と2人、栃木県鹿沼市から自宅に戻った。

 菅野さん宅は屋内退避圏内。 19日に一度は300人で避難所に移動した。 三度の食事が用意され、シャワーもある。 だが、唯一の心配は、残してきた6頭の牛だった。 眠れない日々が続いた。

 自宅に着いたのは約4時間後。 政府の自主避難の要請は知っているが、「これまで一緒に生きてきたんだもの。 この子たちを見捨てるわけにはいかねえ」。 戻ってすぐ、いない間に生まれた子牛の世話をし、エサをあげた。 「とりあえずは帰れてよかった」

   *******************

どこに消えた東電社長

2011年03月27日 | 日記


「想定を大きく超える津波だった」。 東電の清水正孝社長は13日夜、会見で話した。
これ以降、姿を現さない社長は何を考えているのか。
東電を、自分の会社としての認識があるのなら、『JAL』に重ねて考えているのだろうか?
ヨサノ大臣が手回し良く、電気料金の値上げに触れているが、其の前に東京電力会社役員及び原発保安院の給与返還が先に話題に上ってしかるべきであろう。

一部マスコミも普段から匂い薬でもかがされているのだろう『想定外、想定外』と報道し続けていた。
昨日のMainiti.Jp でも、1100年前の「貞観(じょうがん)地震」津波は知られていた、と報じたが近くの明治時代の津波でも、同様の悲惨な例が見られ、東電あるいは原子力保安院は、地域住民の安全をないがしろにしたと言われても、返す言葉は無いのではないか。


  ***  以下引用 広報 ぼうさい No.28 2005/7 18  ***

 明治29年6月15日(旧暦5月5日)、朝からどんよりとした、小雨が降ったりやんだりした日であった。 三陸地方の村々は、前年の日清戦争の勝利を祝うべく、凱旋兵とともに端午の節句の日を過ごしていた。 

午後7時32分頃、人々は地震の揺れを感じた。 現在の震度にしてⅡ、Ⅲであると思われる小さなものであったようだ。 緩やかな、長く続く地震動であったが、人々はいつものこととさして気に留めることはなかった。 
この約30分後に巨大な津波が不意に来襲し、我が国の津波災害史上最大の、2万2千人にのぼる死者を出した津波災害となる予兆であるとは誰も思わなかった。
地震の規模の割に非常に大きな津波を引き起こす地震を「津波地震」と呼ぶが、明治三陸地震津波はこの「津波地震」により引き起こされた津波であったと言われている。 明治三陸地震津波は、津波そのものの大きさもさることながら、津波来襲の警笛となるはずの地震動が小さかったために、その被害は拡大したといわれている。

 津波の来襲状況と人的被害
津波の来襲状況について、三陸津波誌には次のように書かれている。「午後七時頃地震があった。 強くはなかったが震動時間が長かった。 十数分過ぎてからまた微震があって、それが数回続いた。 海岸では潮の引くべき時間でもないのに引き潮があった。 それからまた潮がさし、しばらくたって8時20分頃海の方から轟然と大砲のような響きが聞こえた。 しかし、人々は軍艦の演習くらいに思い、気に留める者もいなかった。 まもなく、すごい音響とともに黒山のような波が耳をつんざくばかりに怒号し、一瞬の間に沿岸一帯あらゆる全てのものを流しさってしまった」。

津波は青森県から宮城県にかけての太平洋沿岸を襲い、最高で38メートルもの打ち上げ高が記録として残っている。
次表に県別の被害状況を示す。

 迅速な避難の重要性
多くの人命が失われた明治三陸地震津波だが、人々の生死を分けた事例がいくつか残されている。 風俗画報にはこのように記されている。 「今より41年前に起こった津波は緩やかに来襲し、家屋の二階にいた者の多くが助かった。 明治の津波においては、津波の来襲に驚き慌てて逃げた者は助かり、過去の経験から津波はゆっくりやって来るものだと信じていた者は避難が遅れたために、巻き込まれて亡くなってしまった」。 

これは、安政3年(1856年)に三陸はるか沖で発生した地震津波を経験した者が、緩やかだった前の津波と同じであろうと油断したために命を落とした例である。 すなわち、津波には個性があり、過去の経験に基づく行動や思い込みが裏目にでる場合もあるということを示唆している。

津波災害から生き延びるための唯一の方法は避難であり、時間との戦いでもある。 南閉伊郡海嘯紀事に残されている記述では、「岩手県の某家に滞在していた2人のフランス人宣教師は、津波が来たとの声で急いで逃げようとした。 一人は靴を履く間も惜しんで慌てて逃げ、何とか急死に一生を得たが、靴を履こうとして一歩出遅れたもう一人の宣教師は巻き込まれて惜しい命を落とした」とある。 逃げるときには金や物に執着せずに、高所に向かって一目散に走ることが重要であると教えてくれている。

 被災地の復旧
津波被災地における復旧活動は、まず遺体や瓦礫の片づけであった。津波による遺体は一般的に損傷が酷く、身元
の確認を含めて遺体捜索、処置が難航する。 特に、津波のあった6月は日々炎天となり死体が腐敗して、臭気が酷く遺体の捜索は難航を極めた。 被災地では、特に全滅に近かったところほど、事後の片づけには人手が足りず、大変な苦労をせねばならなかった。 被災地外からの支援に頼らざるを得なかった集落も多く、山間部からの住民の支援に加え、陸海軍からの支援も入り、ようやく片づけ作業が終了したのは、津波発生から1か月後であった。

広報 ぼうさい No.28 2005/7 18
過去の災害に学ぶ(第4回)

  ***  以上引用  終   *** 

 

原子力保安院の無責任体質

2011年03月26日 | 日記

 代表的に言い易いのが、原子力保安院の無責任体質であるが、長い時間続いたその従来の大組織の上に胡坐をかいているのは、彼らだけではない。
 
電力各社、原発製造元請け大企業、ともども其の組織は体裁だけを重んじ、慣れきった家族同士の付き合いが横行する、なあなあの組織そのものなのであろう。

ある民間組織は、大企業病から立ち直ろうと外国人経営者を迎え、有る組織は組織の改変を試みている。 この度の、原発事故は組織自らが其の努力を怠り、ぬるま湯につかり続けた結果の産物といって少しも間違いではないのではないか。

公務員の無責任体質、日立東芝の大企業病的対質、電力の体裁だけのナアナア的体質、大きな組織だからこそ自らが変わろうとしなければ、この様に多くの国民に災いを及ぼす結果になる。
復興後のことを考えたら、トップの人材を外部にお願いしたりして、其の体質を変える工夫をすべきではないだろうか。 首長が其の組織内の『アガリ役』等も、組織としてあってはならないことの一つであろう。

原子力保安院の具体例を出して、いかに其の組織内部が非効率で情けない事になっているのか、読者に現代の国難を想像していただきたい。


  ***  以下引用  下記URLより ***
    http://etc8.blog83.fc2.com/

   ・・・・・・・・・・・・・・

平成18年の4月ころ原発の地震指針というのができた。
私はその時にちょうど原子力安全委員会の専門員をやっていて、その部会の委員でした。
その指針を読んでびっくりした。

原子力発電所の建物を守るようになっている。
付近住民の被曝などほとんど考慮に入ってない。

議事録に書いてありますが、私が冒頭に質問しています。

「この地震指針は原子炉の建物を守るためですか?」
「電力会社の運転を継続するためですか?」
「それとも付近住民の被曝をしないようにするために作ったものですか?」

とバカらしい質問をしました。 それは付近住民の被曝をしないためというのは当たりまえですが、そうなってないんです。

その委員会に出ている間に2回地震がおきました。
その2回とも震度は6でした。
その地震で柏崎刈羽原発の内部が壊れました。
その時にどう言ったか。

「大した壊れ方じゃないから」
「出た放射線も健康に害がないから」

少なくとも建物内部は壊れちゃいけないんですよ。 原子力発電所が震度6くらいで壊れちゃいけないんですよ。 
それから外部の装置が火災になりました。敷地内ですよ。

その時も「外部だから関係ない」「人の健康には害は無い」とごまかしていた。


ここ10年で震度6じゃ13回きてるんですから。
今回も地震が予想以上に大きかったと、また津波が来るとは思わなかったと言っていたが、地震と津波がセットになっていることぐらいは小学生でもわかること。

地震学者が震度5というから
原発は地震では倒れないとまだ言っている。
震度6で倒れる。

私は安全な原子力発電所を推進している。
僕は科学者だから善悪よりもダメかいいかで判断する。
地震で倒れるような原発をつくっちゃいけない。

震度6で倒れる


便利にして環境を壊さない安全なものを作るのが科学者で、私は安全でない今の原子力発電所は反対です。 だから、危ない原子力があるから付近住民の方には、ヨウ素剤と逃げるためのオートバイを配ってくれと言った。

そしたら役人はなんて言ったか。
「それを配ったら『原発は危険だ』と認めることになるからできない」
なぜ安全がないがしろにされているのか?

それは保安院がいるからダメ。

********** **********

もともとは日本は原子力は「大切」で「危ない」ということから、
「大切」だというのを内閣府の「原子力委員会」が担当。


「危ない」は、世界どこでもそうだが、独立した機関として「原子力安全委員会」が担当。
それぞれ委員長がいて独立して、違った見方でやる。

「原子力委員会」は原発推進派で、「原子力安全委員会」は規制派。


原発も40基位になったときに、もう面倒くさいと、やっちゃえということで通産省にできたのが「原子力安全・保安院」。
そうなると電力会社は「原子力安全委員会」とかは関係なくて、「保安院」に了解をとって進めるということになって、その結果、原子力委員会と原子力安全委員会の権限は弱まってしまった。


それは多くのマスコミの人も知らない。


私が「ウラン濃縮研究所所長」だった時に、配管を改造して国に申請して認めてくれた半年後、一つだけ間違いがあったのに気がついた。
それは万が一の事故の時にウランが海に流れ出る配管があることが発覚した。

それで連絡して「この配管があると万が一の時に海に流れて迷惑かけるから、これを撤去したい」と言ったら、なんと言ったか。
「認可したものだから取れません」
それで「私のミスだから、私がが謝りますから取らせてください」という言ったら、
「いや、国が認めたことだから正しいんだ」と・・・。


それで結局、間に立った人に、こっそり聞いたら、
「あなたが自分でやりなさい」ということだとのこと。
法を犯して勝手に改造しなさい、とうことで、「役所はしらないよ」と、
もし事故が起こらなければ「あれは所長が勝手にやったからクビを切れ」というんでしょう。


また万が一事故が起これば、「運転がいかん」となる。
こういう体質なんですよ。これは現実におこった話なんです。
役人はウランが海に流れ出るなんてことには、まったく関心が無い。

国民の健康を守ろうとは全然思ってないんです。
ようするに、自分の責任を問われないために、そんなの改造されちゃこまる。


もし僕が申請書を出すと、国の審査が間違っているということになるから、改造を認めると設計ミスに気付かなかった役人たちの責任になってしまう。

自分たちの責任と国民の安全を比較すると、自分達の身を守るほうが大切だという実例です。

  ・・・・・・・・・・・・・・・

  ***  以上引用  終  ***


 よく読んでみたら・・・
今日は『増刊!たかじんのそこまで言って委員会 武田邦彦 原発の正体』をベースにして、他のビデオも参照にしつつ、武田教授の語ったことを書き写してみた。
            ・・・と言う事でした 。  

1日で1年分の放射線量

2011年03月26日 | 日記

 以下、Mainiti.Jp 3月26日付より引用しました。




 文部科学省は25日、東日本大震災で被災した東京電力福島第1原発から北西約30キロの地点で、24時間の累積放射線量が最大約1.4ミリシーベルトに上ったとする測定結果を発表した。 防御なしで屋外にいた場合、一般の日本人の人工被ばく年間限度(1ミリシーベルト)を超える放射線を1日で受ける計算。

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 文科省の調査は、震災以降定期的に実施しているモニタリング(監視)で、1時間当たりの放射線量が高めに出ている北西約30キロの5地点(福島県浪江町、飯舘村)と、南約25キロ(同広野町)の1地点を選び、簡易型線量計を設置して23日昼から24時間の累積放射線量を測定した。

 その結果 ▽浪江町の国道399号沿いで1.437ミリシーベルト ▽飯舘村で0.864ミリシーベルトなどの高い値となった。 南の広野町では0.109ミリシーベルトだった。 文科省は「くぼ地などの地形や風向き、積雪などで特に高くなる場合もある。 今後、測定を約60地点に増やし、拡散状況の調査精度を上げたい」と話す。
 
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  *** 以上引用  終  ***


 3月23日から24日にかけての、気圧配置は平均的なゆるい冬型の気圧配置で、特に南風が吹いたと言う事はないようです、と現地にとっては良くないコメントを付けざるを得ません。
現在でも、乳幼児を抱えている方は、やはりその辺の土地を離れた方が、当面のリスクは避けられるのではないでしょうか・・・ 。




放射線・逃げる基準

2011年03月25日 | 日記

 山形県のホームページに、放射線の測定値が刻々とネット報道されています。
放射線の数値は、そのまま危険性を推測できますが、放射性降下物については平方メートル辺りで、国が危険として3月17日から定めた飲料水の中の検出量とは単位が違うので単純に比較できそうに無い。 ぼちぼちと県の方の飲料水に関するKg辺りの放射線量を公表してくれるものと思いますが、それまでもうチョットか・・・ 。 
国の飲料水許容値 300ベクレル/Kg  。
  ***  山形県の放射線測定値は下記 URL
   http://www.pref.yamagata.jp/ou/kenkofukushi/090001/houshasen.html



 では、一般人が逃げる目安とするときは、何時かというレポートが有りました。
  ***  下記 URL 一部 抜粋  ***
    http://surfphys.tagen.tohoku.ac.jp/

 政府から知らされている放射線レベルは、各地の時間当たりの放射線量、
すなわちmSv/hまたはμSv/hの値です。 それに対し、人体への危険度は
総被曝量(mSv)で示されています。 例えば、被曝量100mSv以下なら健康
にはほとんど影響がないとか、、、。


いったい危険な放射線レベルというのは何μSv/h以上なのか??何μSv/h
を超えたら避難すべきか?


いろいろ探したのですが、やっと納得できる説明を発見いたしました。
スウェーデン国立スペース物理研究所(IRF) の山内正敏 さんによる
「放射能漏れに対する個人対策 」
http://www.irf.se/~yamau/jpn/1103-radiation.html

 これによると放射線レベルμSv/hまたはmSv/hに100時間をかけたもの
を予想被曝量と考えて行動しろと。100時間あれば汚染エリアから避難
可能だろう。 または、避難までに100時間以上浴びる事は無いだろう
ということです。
例えば、放射線レベル1mSv/hつまり1000μSv/hならば、100時間で被曝
量が100mSvになるので、危険であり避難すべきと書いてあります。
ただし1桁の余裕をもって 『放射線レベル100μSv/h』 で避難の準備
をした方が良いと書いてあります。 書いてある事にはしっかりとし
た根拠があり信頼できる情報だと思います。

ただし、現在の各地の放射線レベルは10μSvを下回っておりますので、
直ちに避難を考えなければならない場所は殆ど無いと考えます。 その
値が、何ヶ月も続く場合は避難を考えなければなりませんが、現在の
放射線レベルは一時的なもので、原発が落ち着けばすぐに下がるものと
思います。 また、停止した原発は、たとえ冷却しなくても少しずつ
発熱量は下がって行きますので1日経過すればそれだけ危険性は下が
って行きます。 現場関係者の総力を挙げた対応も続いておりますので、
これ以上桁違いに放射線レベルが上がる事は無いのではと思います。

放射能よりもパニックの方が怖いという見解もあります。
お住まいの放射線レベルに注視しながら落ち着いて行動ください。

  ***  以上引用  終  ***


    一人でも多くの人の、安全を祈っております。


変えられる安全基準値

2011年03月24日 | 日記

 政府は、この度の福島第一原発事故を受けて、従来の放射線に対する基準値を変更した。


放射線安全基準値 3/17日 ~以降
 飲料水   10ベクレル  → 300ベクレル
 乳児 “  10ベクレル  → 100ベクレル
 
 WHO基準 1  ベクレル
 ドイツ “ 0.5ベクレル
 アメリカ “ 0.1ベクレル 


放射線許容量 3/15日 ~以降
 原発作業員 100ミリシーベルト →250ミリシーベルト

 テレビの解説員が、年間放射線許容量が100ミリと何回も
 言っているようでしたが、現在の日本の法で定めた許容量
 は、 1ミリシーベルト/年です。


 また、元外交官天木氏のブログに寄れば、下記の様な見えないところでの、隠蔽要請も多々有るようであるが、それがまた国民の不安を増幅させる。

  ***  以下引用 下記URLより ***
   http://www.amakiblog.com/blog/

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 17日までに大使館の一時閉鎖を正式に通報してきた国は外務省によると、イラク、バーレーン、アンゴラ、パナマ、クロアチア、コソボ、リベリア、レソトの8カ国である。しかし正式な通報はないものの事実上大使館を閉鎖している国は相当数あるという。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 日本に進出しているドイツ外資会社の幹部の奥さんから次のようなエピソードを聞いたと教えてくれるメールが、某国在住の友人の一人から寄せられた。

 ドイツ大使館が在日ドイツ人に国外退避を呼びかけたところ、日本政府から国外退去をすすめた事実は公けにはしないで欲しい」という要請がドイツ大使館に寄せられたというだ。
 これにはさすがにドイツ大使館も驚いたという。
 日本政府は国民に本当のことを知らせないのか、と。
 日本国民をいたずらに動揺させてはいけないという口実の下に、
 政府に都合の悪い事は隠そうとしているのではないか。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  ***  以上引用  終   ***



 参考までに、風向を計算して原発ゴミが2~3日中に飛ぶシミュレーションと、日本全国の放射線測定値および飲料水汚染の一覧URLを、付記します。 多分、シミュレーション発信元は、ドイツかスェーデン 。
これを見ると、山形は3月25日の午後が最も危険性が高いようです。
各自が、出来る範囲で自らの身を守る事ができますように、・・・ 。

 http://transport.nilu.no/products/browser/fpv_fuku?fpp=conccol_I-131_;region=Japan

 http://atmc.jp/


中性子線検出

2011年03月24日 | 日記

 これも、3月12日~14日のものだったと、後出しじゃんけんのように『ソロソロ』と出してきた。  ここは、コメントを付けずに、記事をそのまま載せ判断は、読者にお任せしたい。


   *** 以下引用 Yomiuri.Online 3/23付 ***

 東京電力は23日、東電福島第一原発の原子炉建屋の約1・5キロ・メートル西にある正門付近で、これまでに2回だけ計測されたとしていた中性子線が、12~14日に計13回検出されていた、と発表した。


 観測データの計算ミスで見落としていたという。

 中性子は検出限界に近い微弱な量だった。東電は、「中性子は、(核燃料の)ウランなど重金属から発生した可能性がある。現在は測定限界以下で、ただちにリスクはない。監視を強化したい」としている。

  ***  以上引用  終 ***

原子炉2号機・500ミリシーベルト

2011年03月23日 | 日記
 報道では、寝た子を起こしては悪いと言う、深い思いやりが見えないことも無い。
大手メディアが情報を伏せる中で、FNNニュースだけが伝えているようである。


  *** 以下引用 Fnn-news.com 3/23付より ***
   http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00195848.html

 原子力安全・保安院によると、福島第1原子力発電所の2号機で、数日前にタービン建屋で1時間あたり50万マイクロシーベルトが計測されたことがわかった。

検出されたのは数日前で、2号機のタービン建屋で行われている電源の接続作業を今も中断しているという。

1時間 = 50万マイクロシーベルトが計測されたのは、今まで最も高い放射線量となる。
2号機の電源接続作業は放射線量が高いうえ、津波などで多くの設備がダメージを受けたため、難航しているという。

  ***  以上引用  終  ***


 風の吹き様と、政府、記者クラブの報道姿勢は、全く信用できない。
グローバルホークの写真で、新たな2号原子炉の破損状態を掴んでいるのに、発表しないのではないか。
いずれにしても、情報を全て公開すると言った政府の、どこで情報が滞っているのか・・・ !  我が身と、我が家族を守るのにも正確な情報を後出しされたんでは、打つ手が無い 。


言葉のトリック・安全は自らが

2011年03月22日 | 日記

 政府、記者クラブ、保安院、東京電力は、どこも原子力発電所が安全で継続可能と言うことを、必要以上言葉のトリックを取り入れながら、国民に説明を続けています。
其のことを裏側から見れば、信じれば信じるほど自らの安全性が脅かされるような結果になることに、ならなければ良いのですが・・・ 。
今日も、武田先生のブログの拡散から始まりました。


  *** 以下引用  下記ブログより  ***
    http://takedanet.com/2011/03/post_41cc.html

(ある読者からのご提案を受けて)

「(放射線が基準以上でも )直ちに健康に影響はありません」
「(タバコを吸っても   )直ちに健康に影響はありません」
「(発がん性食品を食べても)直ちに健康に影響はありません」

・・・直ちに影響がなければOK??


「(法律で1ミリと決まっていますが?)それは単なる目安です」
「(法律で制限速度が50キロですが?)それは単なる目安です」
「(法律で19才以下は禁煙ですが ?)それは単なる目安です」

・・・法律の数字は目安 ?

トリックがわかりやすいですね。それでも、主要メディアと専門家は同じ事を繰り返しています.

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  ***  以上引用  終  ***


    

お早う御座います

2011年03月21日 | 日記
 今日は、少し車で動いて見ようと思います。
このブログにこられる皆様は、ほとんどごらん頂いて居られるかと思いますが、放射線が基準値以上測定された『ほうれん草』に対し『武田邦彦』先生がブログで食べないほうが望ましいとコメントを発して居られます。 くどいようですがここにそれを、引用転載させて頂きます。

  ***  以下引用 下記URL より  ***
     http://takedanet.com/

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 枝野官房長官は、
「被曝量は胸部CTスキャン1回分の5分の1程度である」とし、「ただちに健康に影響を及ぼす数値ではない」と強調した。

官房長官は放射線の人体に対する影響の素人であるから、この後ろに専門家がいる
.

千葉市の放射線医学総合研究所の環境放射線影響研究の専門家は
「このホウレンソウの数値を人体への影響を示す単位である「シーベルト」に換算した場合、0・24ミリシーベルトになる。

人体に影響があるのは一度に100ミリシーベルトを受けたときとされており、小鉢1人前のホウレンソウを100グラムと仮定すると、今回のホウレンソウは4200人分を口にしないと人体に影響を及ぼさない計算になる。」

と発言している.さらに、
この専門家は

「妊婦や子供など、放射性物質の影響が大きいとされる人たちについても、摂取しても問題がないレベルだ」


と言う。

 ・・・・・・・・・


本当は「ベクレル」とか「内部被曝」についてかなり丁寧に説明してからの方が良いのだが、ことは緊急を要するので、それらは後に説明することにしてここでは「汚染されたほうれん草を食べても大丈夫か」ということだけを説明する。

この専門家の言うことはムチャクチャである。 おそらく国から研究費を丸抱えでもらっているので、国民を無視した発言をしていると考えられる。

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まず、第1に放射性を持つ物質を食べた場合の健康への影響は詳しく調べられていて、この場合のヨウ素131のように放射線を出す元素(正確には同位体という)ごとに細かく決まっている。


またそれらが1種類の時とか、2種類の時についての研究されている。

その上で、規制値が決まっている。 この手のものは同位体の数が多いので、同位体毎に詳しい「別表」があり、それで専門家は摂取して良い限度を決める
.


だから、規制値の7.5倍でも安全だなどという話は全くない。そうなると専門家は自分で決めた規制値を自分で否定する事になる。

 ・・・・・・・・・

次に、ほうれん草で内部被曝することと、1年に100ミリシーベルととは、人の健康に影響するのがまったく違う。



でも、ここではこの専門家の通りに、もしも一般の被曝と比較するならば、一般人の1年間の限度は1ミリシーベルトである。

この専門家が言っている100が1になるのだから、まったく違う
.

具体的にはほうれん草を小鉢一杯、42回食べたら、1年間の規制値になる(小鉢1杯で100グラムは少し重いが)。

つまり、このホウレンソウは1年に42回しか食べられない。


また、妊婦や子供についての内部被ばく量(限度)はハッキリ決まっていて、これも1年当たり1ミリで、こちらの方は単なる基準値ではなく、法律で定められている内部被ばく量の限度である。


従って、汚染されたホウレンソウの汚染度が少し高くなることがあり得る事を考えると、安全をみて1年に10回ぐらいに限定されるだろう
.

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放射線で汚れた農作物を捨てるというのは、それをつくった農家の人は断腸の思いだろう。また、経済的な損失も大きい。

でも、農作物に対する放射線で汚染されたものの規制値を決めた限りは、それを守るのが順当である。

また、医療行為の一つであるCTスキャン等と被曝量を比較するのは無意味で、いくら官房長官が素人と言っても政治家である
.


国民の健康を守る見識がない。


すでにこの国の政府も専門家も、国民の健康を考えずに電力会社を助け、ひたすら「国民がじっと我慢して放射線物質で汚れたホウレンソウを食べ健康害すること」を望んでいるようだ。

当面、放射線で汚染された野菜は食べない方が良い。産地から出荷するのは「規制値以下のもので、良く水で洗浄して、汚染がとれることが分かっているもの」に限るべきだ

  ***  以上引用  終  ***


『人の業』

2011年03月20日 | 日記
  
 キリスト教では人は生まれながらにして『七つの大罪』があると説かれるそうである。

表題で挙げた仏教の教えでは、それは『悪業』 と言うことだろうか。 本来、仏教で言う『業』 と云うものは、自分の心の内面的な心の葛藤を含むものに対して、キリストが教える『罪』とは対外的に『悪』として捉えることが主になっている感じである。

日本の被災地における秩序の安定に対して、海外の報道は、おしなべて日本人の品行を褒め称えるものが多い。 日本では、古来よりカネにとらわれた心の持ち主は、卑しいと見られてきていた。 八百万の神々の居るこの世で悪行を働いても、いつかは人に知られ、神に知られると言う教えが脈々と語り告がれてきた為と思われる。
それが、『タケナカ』や『ホリえもん』が出た辺りから、金銭優先主義、カネの為に心を売っても、『金持ちが勝ち』の趣が主流となった。 グローバルスタンダード、アメリカンドリームが正当化され最高ともてはやされた時期である。


 キリスト教の七つの大罪について、他人のブログをメモするつもりだったので、余り余計なことを書かずに、ここに載せておこう。

   ***  以下引用 下記ブログより ***
     http://blog.livedoor.jp/inakakisya/

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 キリスト教は人の罪を「七つの大罪」になぞらえ、人間を罪に導くとしている。

 七つの大罪とは、「暴食」「色欲」「強欲」「憤怒」「怠惰」「傲慢」「嫉妬」の7つの欲望や感情のことで、以前に、英国の研究チームが世界各国の資料を収集し分析・比較した結果が、BBCの発行する雑誌「Focus(フォーカス)」に掲載されたことがある。

 七つの大罪で暴食については、高カロリー食品の1人当たりの消費率を算出。 色欲については、ポルノに消費する1人当たりの金額を算出。 強欲については、通年の穀物の収穫率と市場価格とを比較し、憤怒については、暴力的な犯罪の件数の統計を。 怠惰については、勤労者の休日日数を参考に。傲慢については、整形手術の統計から。 嫉妬については、窃盗などの犯罪統計からそれぞれ世界各国を対象にランク付けしたもの。

 その結果、「暴食する国」1位は、アメリカ。
 「色欲にまみれた国」1位は、韓国。
 「強欲な国」1位は、メキシコ。

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   「七つの大罪ランキング」
 ◇暴食部門:1位=アメリカ、2位=カナダ、3位=オーストラリア
 ◇色欲部門:1位=韓国、2位=日本、3位=オーストラリア
 ◇強欲部門:1位=メキシコ、2位=ロシア、3位=アメリカ
 ◇憤怒部門:1位=南アフリカ、2位=モントセラト、3位=セーシェル
 ◇怠惰部門:1位=アイスランド、2位=スペイン、3位=ノルウェー
 ◇傲慢部門:1位=アイスランド、2位=キプロス、3位=スペイン
 ◇嫉妬部門:1位=オーストラリア、2位=デンマーク、3位=エストニア
 ◇総合部門:1位=オーストラリア、2位=アメリカ、3位=カナダ

  ***  以上引用 終  ***



 面白いデータではあるが、略奪や暴動の分析には全く参考にならない・・・か 。