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映画「渇き。」の感想

2014年07月09日 | 映画

 

 

 

 

 

 

 


賛否が分かれる作品です。

このテイスト、嫌いじゃないが、かなりのお疲れモードな日に観賞 したせいか
後半は脳みそがクタクタになりました。

まず場面展開が速いので、「これ誰?」「何のこと言ってるの?」と考えてたら
次のシーンにいっちゃう。
時系列も複雑なので、現在、過去、大過去、大過去より前とかが説明なく入り乱れて、
自分の頭のなかで時系列のパズルを当てはめるのが一苦労。


そうこうしているうちに、ドカーン!バターン!!ドンッ!!!と
暴力シーンが入ってくるのでその疾走感といったらハンパない。

中島監督のネームバリューでチョイスしたはずなのに、何故か園子温観てる気分に、、、
(こんなん言ったら怒られそう・・・) 


役所広司の汚さが話題になっていますが、私の役所氏のファーストインパクトは
千石さん(三匹が斬る)なので、あまり気にならない(笑)

しかし、こんなクズな役柄が今更ハマるって・・・凄い俳優さんですよね。 

「砦なき者」で、若かりし妻夫木君が役所さんとガッツリ共演した時を覚えていますが、
こういう作品で独自のカラーが表現できるようになったんだなぁとちょっと感動。


―閑話休題―


荒唐無稽で笑い飛ばす作品ではないし、登場人物にはどこにも共感できないし
ひどい人達ばっかで反面教師の域も超えてる。
でも、観客を飽きさせないエネルギーが確かにあります。
藤島(役所広司)の着地点がどこなのか、最後までグイグイ引っ張ってくれました。


私としては生きてようが、死んでようが、どういう状態だろうが、
最後に加奈子に会いたかったな。

 



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