正林寺法華講員手引書

『折伏・家庭訪問・教化育成・法統相続・教学研鑚・邪義破折・支部組織の充実強化に活用』 法華講正林寺支部 正林編集部

六、勤行唱題の姿勢

2005-11-14 | 正林寺支部折伏手引書

六、勤行唱題の姿勢
 
 折伏は朝夕の勤行唱題を基本に御本尊様へのお給仕を欠かさず、その姿勢を間違いなく折伏する相手に教えられるように朝夕の勤行唱題とお給仕は重要です。
 御本尊様に向かう時は、気持ちを落ち着けて冷静になり、雑念を一切払うことが大切です。姿勢は正座をして両手に御念珠をして合掌し、その手は胸の当たりであわせます。背筋を曲げることなく伸ばし、あごを引き、足を崩すことなく姿勢を維持することが勤行唱題では大事です。足がしびれて痛くても我慢することが大切です。我慢することで忍耐力や忍辱の衣を御本尊様から頂くことができます。その痛さを忍ぶことが、人生を生きていく上での辛さを乗り越える力が養われます。その痛さが本来受けるべき痛みが和らげられることになり転重軽受されていきます。
 御経文がまだ暗唱できない人は、御経本を見ながら正確に発音して読みましょう。暗唱できる人は御本尊様の「妙」の一字や「南無妙法蓮華経」の文字を拝して唱えます。
 信心をしてすぐには完全に暗唱できる人はいません。人間誰でも生まれてすぐに歩くことができないように、はじめは勤行唱題が習慣化するまで慣れません。 持続することで自然と勤行唱題ができるようになります。とにかく繰り返すことです。赤ちゃんも歩けるようになるまでに無我夢中で歩こうとします。この気持ちが勤行唱題に必要であり、勤行唱題に関わらず信心において初心の気持ちを維持する上で大切な要素になります。勤行唱題ができるようになれば自分自身の幸せと成仏につながることを更に信じ怠ることなく毎日持続することです。
 正しい勤行唱題の姿勢を身に付けるには、寺院に参詣し広布唱題会に参加したり、寺院の勤行にも住職の姿勢を見て真似ることが大事です。我意我見で勤行唱題を身に付けることなく、正しい勤行唱題の姿勢を身に付けましょう。その姿勢を身に付けることで折伏相手に勤行唱題を正しく教えることができます。