福井市議会議員、「鈴木しょうじゅ」のふんとう日記

福井市議「鈴木しょうじゅ」です
生活相談℡0776-27-3800かshouju_suzuki@yahoo.co.jp

各種団体とこん談。立場は違えど、想いは重なる…

2009-01-28 23:37:03 | Weblog
^^;ふんとう日記の更新、また、抜けてしまいました^^;
 最近、忙しくて夜、日記を更新してから寝ようと思っても、気づくと寝てしまったり…
 疲れとるな^^;(年をとったか^^;)
さて、今日は日記を更新します!

●27日(水)
 今日は、朝は会議。
 昼からは、北陸信越ブロックの政策委員長である山口典久さんといっしょに福井市内の障害者団体や経営者協会と懇談。

 障害者団体の「きょうされん」と「スワンベーカリー」の方と懇談。自立支援法の弊害などをいろいろと教えてもらった。
 印象に残ったのは「サービスの負担が安ければ、それでいいということじゃない。『応益負担』という考え方をなくさねばならない」という話だった。応益負担というのは「介護サービスを受けるのであればお金を払え」という考え方。能力に応じてお金を支払う「応能負担」と対照的な考え方だ。自立支援法は「応益負担」が基本になっている。障害者の平均年収は80万円。その80万円から、生きていくのにどうしても必要な介護サービスにお金を支払わねばならない。それは人間として最低限の生活すら望めないと言うことである。
人は障害者として生まれてくるかどうかを選べない。「障害を持って生まれたことは自己責任」。そんな考え方が「応益負担」という制度には隠れている…。
きょうされんの吉田さんは最後に、
「今年は選挙ですね。もう、こんな弱いものいじめを続ける政治は、いいかげん変えなきゃですよ」

その後、経営者協会と懇談。対応してくれたのは理事の坪田さんと事務局長の江尻さん。最初は口数の少なかった事務局長の江尻さんだったが、「人間を使い捨てにする働かせ方」と派遣切りの批判の話になると…「本来、人を切るのは最後の最後ですよ」と静かに答えた。
江尻さんは赤字に転落した会社の建て直しを幾度も手がけたこともある、歴戦の経営者。赤字の会社を立て直すときだって「社員の首は切らない」と明言して、社員を奮い立たせたこともあったという。「『経営上致し方ないこともあるが、現在の簡単に人を切る』という今のやり方はいかがなものかと思う」と。その後、投機マネーの話になると「規制が必要だ。」「昔のようなやり方ではない。今の時代にあった新しい方法でだが、国際的な規制が必要だ。今の証券市場はいきすぎている」と。「大企業の製品を作り、会社を儲けさえてきた労働者の首は切りながら、株主には過去最大の配当金。これはいくらんでも異常だと思う」と僕が訴えると。「企業は、株主・お客さん・労働者のバランスを考えなくてはいけないが、そのバランスがおかしくなっている」と株主優遇に偏りすぎていることに懸念。
1時間ほどのこん談の中で、江尻さんは声を荒げることもなく静かな口調で話し続けた。
 「昔のいい時代」の話のひけらかしなどではない。江尻さんの話には、まじめにがんばってきた経営者が今のデタラメな経済運営に対する真摯な懸念が感じられた。
 最後、エレベーターの出口まで見送ってくれた時、「この時代、本当に大変です。がんばらないといけません。でも福井の人は辛抱強いから、大丈夫です。きっとふんばれます。」と笑顔で見送ってくれた。
…立場は違うが、「辛抱強く」乗り越えようとがんばる人がいた。

構造改革で地域間の格差が広がり、投機マネーに代表される「儲かればそれでよいという」デタラメな経済。そんな失政のツケを、こういうまじめな人たちが辛抱強く受け止めているのだ。だから世界は失敗から立ち直ろうとする力に満ち溢れている。

 構造改革なんてのは、辛抱強く耐え忍んでくれる、こういうまじめな人たちに甘えていただけだ。生み出したのは格差と貧困、そしてデタラメな経済運営。その影で汗と涙を流しながら耐え忍ぶ人がいたから、もっていただけのことだ。

 「がんばっている人が本当に報われる社会を作りたい」
 立場は違えど、そんな想いを新たにさせてくれる人に逢えたことが嬉しかった。

 さて、夜は地域訪問。消費税増税のストップ署名やしんぶん赤旗の拡大に歩いた。

 写真は、娘のあかりと外に遊びに出たときの写真です。^^
 外に遊びにいくとご機嫌のあかり。しかし寒さに笑顔が歪んでるのがおもしろくて写真にしてみました^^

「東尋坊に行こうと思っていた」から「今こそ、共産党ですね」へ

2009-01-14 09:54:53 | Weblog
●1月13日(火)
 生活相談からは、深刻な経済状況の縮図が見えてくる。

 50代の夫婦と20代の息子さんの家族、相談者のお父さんは糖尿病が悪化して医者からは入院を勧められている。という状況。

 数年前まで、お父さんは飲食店を経営していたが、不況で店をたたんだ。そのときに残った借金を何とか払いながら日雇いの仕事を続けていたが、その仕事も2ヶ月くらい前にクビに…

 結果、正社員で働く息子さん一人だけの給料で家族3人が生活することになった。
 しかし、どれだけ生活を切り詰めても、お父さんの持病である糖尿病の治療代(毎月1万5千円以上)が捻出できない。「受診するたびの医者の入院の勧めをことわるのがつらい」のと「お金がない」のとで病院にも行かなくなっていた…
 寒い日は神経症状が出て、手足のシビれが強くなる、集中力がもたなくなるという。

 「光陽生協病院・クリニック」という医療機関が福井市の光陽3丁目9-23にある。(僕の元職場です)そこのクリニックの事務長といっしょにお家を訪問した。

◇事務長はやさしく
「お金より、お父さんの体のことが心配です。お金は支払えなくてもいいですから、病院に来てください。お金ことは考えなくていいから、まずお父さんの体のことを考えましょう。毎月必ず受診してくださいね」
◆相談者のお父さん
「えっ、お金はいいんですか…?」
◇事務長
「お金のことは、後で何とでもなりますよ。でもお父さんの健康はこのまま放っておくととりかえしがつきません」
◆お父さん
「ありがとう、ありがとう…」

 お金に困って病院にかかれないという方、いましたら僕か、光陽生協クリニックにご連絡ください。

 光陽クリニック 住所 光陽3丁目9-23
         電話 0776-24-3310

 その後、生活保護の申請などの相談に市役所へ行った帰り、お父さんは
「いざとなったら東尋坊に行こうと思っていたんです。」
ともらした。

 自分は病気の身で医療費がかかる。自分がいなければ家族の負担が軽くなるのではないか…いざとなったら…

 もし、僕たちと出会ってなかったら、お父さんは東尋坊に行っていたかもしれない…

 社会の矛盾やひずみに飲み込まれて命を落とす人がいる。

 「お前が悪い」と「自己責任論」で片付けるのは簡単だ。

 だが、この経済危機の不況を引き起こしたのはお父さんではない。
 「世界中の投機マネー、詐欺まがいのサブプライムローンをいろんな金融商品に混ぜて世界中に売りまくったといういい加減な経済運営の、そのツケ」を「不況で職を失ったお父さんの命」で支払っていいのか!?

「日本共産党で議員やってなきゃ、こんな世界は見えなかっただろう…。見なくてすんだだろう…」

「でも感謝している。社会のひずみを僕の目の前まで引っ張り出す力があるこの組織に。そして、こんな組織を維持するためにがんばり続けてきてくれてきた、くれている先輩たちに」

お父さんは
 「相談ができる人がいてよかった…。」
 といった後
 「今こそ、共産党ですね」
 と…

 やるっきゃない。今こそやるっきゃないんですよ!

 「自民か?民主か?」そんな「政権のすげ替え」では終われない。
 そんな理由がこの日本という国にはあるんですよ!

日記をまとめて更新^^;いろんな出会いがあった新年☆

2009-01-14 09:07:33 | Weblog
また、日記の更新が遅れました。まとめて更新です。

●1月1日(木)
 午前中は雪の中、元旦の街頭宣伝。市内の神社を数箇所回りました。
 道行く人が、右手を上げて「がんばれよ」と^^☆
 その後、実家で、子どもと一緒にダラダラしてました^^。

●1月2日(金)~4日(日)
 この3日間は、実家周辺の町内会総会の新年の挨拶。
 「アメリカのサブプライムローン問題を発端にした金融危機が、経済危機を引き起こし、その経済危機が、私たちのくらしや地域でがんばる中小零細企業に深刻な影響を及ぼしていること。また、投機マネーの『儲かればそれでよい』というバクチ経済のツケを市民の暮らしに回さないために政治のがんばり時だ!」と訴えた。最後に「今年は景気が厳しいときになる。そんな時こそ僕たち政治に携わるものががんばります!」と訴えると、どこの町内でも「おっしゃ、がんばれ!」と大きな拍手…嬉しい^^☆

 それ以外の時間は、カミさんが仕事なので娘と一緒にダラダラ。
 最近、色々な言葉を覚えてきた娘のあかりは、ヒジョーによくしゃべる^^;

●5日(月)~10日(土)
 5日を過ぎると、また忙しい日々に…
 生活相談、12月議会のビラ作り、会議、など等…
 書きだすとチョー大変なので…割愛

●11日(日)
 忙しい一日の最後に、TERRAさんの主催する新年会に参加。楽しかったっすよー^^普段は会えないような方と逢えて^^
 アピールタイムがあって、派遣切りの話をしました。「大企業が会社に巨額の儲けを溜め込みながら派遣社員を率先して切っていく」ことを批判して「こんなお金のために人の生活を壊していく社会を変えたいと共産党でがんばっています」とアピール。その後数人の若者が「大企業のやっていることはおかしい」「がんばってください!」と声をかけてきてくれた^^!嬉しい^^☆

 さてさて、一気に更新しましたが、忙しい日々はこれから毎日続きます。みなさんも体に気をつけていきましょー^^☆