Novo começo. Com esperança e música.  ~おやじの再出発ブログ~

旧・ギターとともに.おやじの再出発ブログ
大病から復帰した親父が始めたギター。家族とギターとともに歩むマイペースな人生

クラギだってライトハンド奏法 ~Moontanへの道~

2016-04-10 14:15:02 | ギターな日々
葉山・一色海岸(クリックで拡大)

さて、Moontanへの道、前回「ノイズ・・・思いがけない壁」で書いて以来、少々サボってました。
ですので、前回書いていた「演奏上のポイント」を改めて。。。

全体感~3拍子で進むテーマの軽快感と、全体のテンポ、動と静の表現
静 ~ 幻想的なアルペジオ(曲中、エンディング)
③動 ~ ライトハンド奏法
動 ~ 速弾き
静→動、動→静への切り替え、表現
動 ~ エンディングのラスゲアード

で、今日は③。
この曲の最も特徴的な部分。「動」と「静」のコントラストを際立たせる、激しい「動」を演出する軸になるパートです。

ライトハンド奏法はロックギターの専売、、、なんていったい誰が決めたんや!、と言わんばかりの弾きまくり! ライトハンドのリフと、オブリガード/速弾き/ストロークが交互に演奏される様子は、超~クールです。(笑)

譜面その1(クリックで拡大)

写真は、82小節目から始まるまず導入部です。ここから56小節に渡って展開されるライトハンド奏法による「動」のパート。曲想が大きく変わっていくこの導入部は、まずライトハンドタッピングでハーモニクスを鳴らします。左手で抑える6弦と4弦の実音とのミックス、上手いですねぇ。
81小節の4拍目、アウフタクト的に鳴らす6弦4弦のベースが、ドーンときて、そしてタッピングに入るのがため息が出るほどカッコいい。私がたまらなく好きな部分です。
ですので私の場合、このドーンを4分音符1拍ではなく、もっとタメたくなります。(笑)

奏法的には、12fを右手i指の腹で引っ叩きます。クラギは、ハーモニクスが出にくいのでどうかな、と思っていましたが、意外に心地良く鳴るもんですね。ポイントは、上のシまで鳴らすので、叩く弦は、2~6弦までになります。

譜面その2(クリックで拡大)

いよいよ85小節目から、ライトハンドが始まります。基本的には、4~6弦のベース音のみを右手i指で3本同時に引っ叩きつつ、そのままセーハで押弦して鳴らし、リフを演奏していくと。。。
ここで、6弦がD音にDropされているので、この3本を同時に鳴らすだけで、ルート+5度のパワーコードになる訳ですね。変則チューニングの好例ですね。

ポイントは、全音符が良く出てくるように、パワーコードの響きを伸ばさなくてはならないので、引っ叩いた後、そのまま押さえたままにしなくていけません。これ、やってみると良く判りますけど、単純に引っ叩くと、ギターは安定しないは、音は鳴らないは、、になってしまうので(笑)、3本同時に右手p指とi指で、ネックをつかむ、いや、つまむように(はさむように、かな?)弾くと良いようです。映像見ると木村大氏はそのように弾いてますね。

さて、あとは練習あるのみ!

しかし、これを人前でやるのは照れそうですねぇ。だって、演奏している姿もエライ派手やもん。。。
それでなくても緊張しいなのに。。。。。これは覚悟決めて思い切りやるしかないですね。
中途半端は返って変ですもん。(爆)
ヨーク本人も、思い切りファンキーに弾いてくれ、と言ってるようですし。。。


それにしても、この曲、弾くにはスベリ止めが必須です。やってみて実感!

引続き、練習です。Moontanは一日にして成らず。
次は、④速弾き、にスポットを当ててみます。

Toshi

【関連記事】
Moontan(ムーンタン)を弾いてみた。。~発表会2016~


ザ・カデンツァ17
クリエーター情報なし
ソニー・ミュージックレコーズ

最新の画像もっと見る

post a comment