山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

ニシキギ(錦木)

2013-12-23 22:39:39 | 被子植物離弁花

気が付けば今年も残すところあと僅か一週間、 「歳月は人を待たず」とは良く言ったもの・・・

今年の年頭、巳年ということで当ブログも少しは脱皮を目指したつもりなのですが

古い皮を引きずったままここまで来てしまったような気がします。

拙い写真と駄文の大量生産が続きますが、皆様、来年もどうかよろしくお願いいたします。

 

さて、反省だか愚痴だか判らない話はこれ位にして

画像は紅葉が美しいことからからその呼び名があるニシキギ(錦木)です。

残念ながらその紅葉は既に終わっていますが、熟して裂けると現れるのがこの橙赤色の

美しい仮種皮に包まれた種子。

これはこれで紅葉とは違った趣の美しさを醸し出しています。

また、葉が落ちると枝にコルク質の翼が発達しているこの植物の特徴がよく見えます。

翼があまり発達していない品種をコマユミ(小真弓)と呼ぶこともありますが、最近では

同一種として区別をしない考え方が主流になっているようです。

ニシキギ<ニシキギ科 ニシキギ属>  落葉低木 

ニシキギ















ニシキギ









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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (もと)
2013-12-26 16:58:46
こんにちは
今年も、山と自然の一味違った 画像と解説を楽しませて頂きました
来年もさらに飛躍したブログを楽しみにしています

ところで山野草の方は、葉の形などちょっと違いで、種が細分化されてきているように感じますが、
一方でニシキギとコマユミを同一種とは!
山中で自生するのはコマユミばかり、また紅葉の色も少し違うように感じたり、もするのですがね

それでは 良いお年をお迎えください
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Unknown (やまぼうし)
2013-12-28 20:10:01
もとさん 今晩は
コメントを頂き有難うございます。
植物の分類にも人それぞれの考え方の違いがあって興味深いですね。
一つの植物について個体差の大きなものが存在するのも事実ですから
ニシキギとコマユミについても柔軟な考え方もあってもいいかなぁ~と思います。

来年は画像の情緒的な面をより向上させたいと思っていますが
またまた試行錯誤、暗中模索、失敗を楽しむこととなるでしょう。
来る年もよろしくお付き合いのほどをお願いします。
それでは良いお年を


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Unknown (シロ)
2013-12-31 12:36:44
こんにちは
日頃は忙しさに惑わされスルーばかりで
申し訳ございません、今年からフェイスブックを始めましたので、こちらがリアルタイムで忙しいです(笑)

来年も、よろしくお願い申し上げます。
よい、お年をお迎えください。
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Unknown (やまぼうし)
2014-01-01 10:18:49
シロさん コメント有難うございます。
フェイスブックですか。
新しいものへのチャレンジはいいことですね。
特に若い人との交流には必要不可欠かもしれません。
私も関心はありますが中々ね~(笑)
今後ともよろしくご指導のほどお願いいたします。

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