日本祖国戦線

愛国社会主義(National Socialism)による日本及び世界の再建を模索する研究会です。

愛国社会主義研究会政策集

2015年04月10日 06時00分00秒 | 愛国社会主義/ファシズム(結束主義)
愛国社会主義研究会の政策集を紹介します。

●国体
・国号
 ・我が国の国号は「日本皇国」とする。

・国民の手による自主憲法の制定
 ・我が国は天皇陛下を元首に戴く「立憲君主国」であることを明記する。
 ・国旗は「日章旗」、国歌は「君が代」、準国歌は「海ゆかば」、国民歌は「愛国行進曲」であることを明記する。
 ・国民は「勤労」「教育」「納税」「国防」「善行」の五大義務を果たさなければならない。
 ・義務を果たした国民には「権利」が認められなければならない。

・皇室
 ・皇位は歴史的・基本的伝統に従い、男系男子によって未来永劫に渡り継承される。

・国会
 ・国民の手で選挙によって選出される「衆議院」と、見識が評価され国権から独立した委員会が選出した識者による「参議院」の二院により構成される。


・標語
 国家の標語は「八紘一宇」「仁愛・正義・勤労」とする。

●国防
国防は墨子(ぼくし)の「非攻論」に基づき、他国への攻撃を否認し、自衛戦争のみを是とする。
 
 ※非攻(ひこう)とは、春秋戦国時代の中国において、諸子百家のひとり墨子による非戦論、平和主義の主張である。兼愛交利、勤倹節約説より導き出された墨家の基本思想(墨家十論)のひとつ。
  墨子は、当時の戦争による社会の荒廃や殺戮による世の悲惨を批判し、政治の目的は人びとの幸福にあるが、戦争は略奪・盗賊的行為であり、人びとに何の利益も幸福ももたらさない。他国を奪取して利益を得たとしても、蓄積された財貨を破壊する行為であることには変わらず、多くの人命も失われると説き、戦争では失うものの方がはるかに多いとして、他国への侵攻を否定する主張を展開した。
 『墨子』は墨子による直著とみられており、そこでは「人一人を殺せば不義(正義に反する)といい、死刑になる。この説に従うなら、
  十人を殺せば十の不義で死刑十回分に相当し、百人を殺せば百の不義で死刑百回分に相当する。このことは天下の権力者は皆知っていてその非を鳴らし、不義としている。ところが、(戦争で)大いに不義を働いて他国を攻めると、それを非とすることを知らず、正義と誉める。
  それが正義に反することを知らないのだ」と訴えている。
  しかし、墨子は自衛のための戦争まで否定しているわけではない。そのため墨家は土木や冶金などの面で技術の開発と活用に力を入れ、人間観察も重視して「不落」とよばれるほどの守城術を編み出した。他国に侵攻され、助けを求める城があれば自ら助けにおもむいて防衛に参加し、撃退にも成功している。

・国防軍建軍
 ・自衛隊を発展した「日本皇国国防軍」を建軍する。国防軍は「国防陸軍」「国防海軍」「国防空軍」「国防機動軍」「国防保安軍」により構成される。
  ※国防機動軍=海兵隊 国防保安軍=憲兵
 ・国防軍の主な任務は「防衛戦争」「治安維持」「災害派遣」「海外協力」である。


・日米安全保障条約の破棄
 ・国防軍の充実を待って、日本をアメリカの属国たらしめた安保条約を破棄する。

・核武装
 ・将来的に核兵器自体は無くならなければならないが、当面の自存自衛の為に核武装を行う。
 ※核保有国と対等な立場で議論する為には核保有国でなければならない。(皮肉なことに核廃絶を訴えるためには核保有国になることが近道なのです。)
  核廃絶は全ての核保有国が同時に行わなければ意味がない。
 


●外交
・永世中立国化
 ・永久の不戦を実現するために永世中立国宣言をする。
 ・上の目標達成の為に、強固な国防体制を建設する。

・対外協力
 ・八紘一宇の理想に基づき、日本の科学技術や教育、思想を広く世界各国に提供する。
 具体的な政策を以下に示す:
 イ.今まで以上に開発途上国等に教育者・技術者を派遣し人材育成や国土開発に協力する。
 ロ.先進的農業技術を提供し、アフリカ大陸を飢餓の無い「緑の大陸」にする。
 ハ.ユーラシア大陸・アフリカ大陸を一つに繋ぐリニア鉄道建設の提唱

●経済
・国家統制・半計画経済
 ・急激なインフレ・デフレから国民生活の安定を守る為、適切な干渉を行い、経済成長を計画する。
 ・全ての上場企業は「経済計画委員会」に代表を出席させなければならない。企業代表は国家に意見提言することが出来ると共に、国家の指導・助言を会社に持ち帰り検討しなければならない。

・労働者の生活向上
 ・最低賃金は千円とする。
 ・労働保険の拡充
・夏季長期休業の導入
  →休業期間を「6月~7月」「7月~8月」「8月~9月」の三区分に分け、1年毎に交代で有給で与える。

・「業界団体」設立
建設業界の場合
・「建設報国団(仮称)」を設立し、全ての企業に参加を義務付ける。
・企業同士の競争により、技術革新や品質向上を促進する。
・競争が誤った方向に進み(手抜き工事など)国民生活を脅かすことがないように、国家が報国団を通し監督する。
・国家が指導することにより、労働者の権利保障、作業環境の改善と低コストで施主に提供することを目指す。

これを他の色々な業種で導入。
大切なポイントは、自由競争の形は残しながらも適切な指導・管理によって国民生活を守ること。
→「企業の私利は尊重するが、公共の利益を優先することを条件とする。」

また、国民の生活を支える基礎となる事業については国営化が望ましい。
ex.
電力→「電力庁」を設立
郵便→郵政公社復活
通信→電電公社復活

・ストライキの禁止
 ・前述の労働者の生活向上策の代わりに生産活動の停滞を招くストライキを禁止する。
 ・全ての雇用者は労働者の意見を聞く協議会を常設しなければならない。

・金融業の禁止と国民金融制の確立
 ・「利子」を生み出し、富者が貧者から収奪する金融業を禁止する。
 ・従来の「銀行」については、預金を運用することのみを許可し、利子をつける貸付は禁止する。(イスラム銀行化を目指す。)
  
 ※「金銭の利息であれ、食物の利息であれ、すべて利息をつけて貸すことのできるものの利息を、あなたの同胞から取ってはならない」(旧約聖書申命記23:19)
  「あなたの兄弟(中略)から利子も利息も取ってはならない」(旧約聖書レビ記25:35-37)
  「利息を貪る者は、悪魔にとりつかれて倒れたものがするような起き方しか出来ないであろう。それはかれらが『商売は利息をとるようなものだ。』と言うからである。しかしアッラーは、商売を許し、利息(高利)を禁じておられる。それで主から訓戒が下った後、止める者は、過去のことは許されよう。かれのことは、アッラー(の御手の中)にある。だが(その非を)繰り返す者は、業火の住人で、かれらは永遠にその中に住むのである。」(クルアーン2章275節)
  「貨幣が貨幣を生むことは自然に反している」(アリストテレス『政治学』1巻10章)
 
・国民金融制
 ・「国民金融税」(所得の5%)を徴収し、それを基金として「国民金融基金」を創設する。
 ・国民金融は「無利子」で貸付される。

・消費税廃止と贅沢税導入
 生活に必要な物資に掛かる消費税を廃止し、贅沢品に対して課税(10%)する。

 ex.食品は1万円以上の高級食品から
   自動車は高級車で、軽自動車などは免除

・内部留保税
 ・大企業の内部留保に課税し、公共事業・社会福祉に活用する。(後述の教育・医療無償化等)

・富裕税
 ・富裕層の総資産から総負債を差し引いた純資産に対して5%の課税を行い、救貧に活用する。(後述の教育・医療無償化等)
 
 ※イスラム圏のザカートに近い概念。
 ※ザカートは、イスラム教の五行の一つで、困窮者を助けるための義務的な喜捨を指す。制度喜捨あるいは救貧税とも訳される。本来の意味は「浄め」。
 
・サダカの導入
 ・寄付、募金を励行する他、ボランティア活動を奨励する。
 
 ※サダカ:イスラム教の五行の一つで、困窮者を助けるための自主的な喜捨を指す。自由喜捨と訳される。

・相場取引税
 不労所得である株式・為替などのマネーゲームによって得た利益に対し50%の税金を掛ける。

・住宅取得支援制度
 ・「住」は衣・食と並ぶ生存に必要な最低限の権利である。よって住宅を購入する際は、国家がその費用の5%までを支援する。

 ※先述の国民金融制と組み合わせると以下のようなことができる

 3000万円の新築住宅を購入
 【従来】 住宅ローン 8.5万×12ヶ月×35年 総返済額は3570万円
 【新体制】3000万円-住宅取得支援(5%)150万円+国民金融(無利子)2850万円 総返済額は2850万円


●資源・エネルギー
・エネルギーの自給
 ・メタンハイドレードの開発
 ・オーランチオキトリウム(石油を精製する藻)を全国の休耕田で栽培する。
 ・バイオエタノールの製造(後述のサツマイモを活用)
 ・上記によりエネルギーを完全自給し、石油・天然ガス等の輸入により失われる国富を守る。

・電力
 ・メタンハイドレード,オーランチオキトリウムによる火力発電
 ※オーランチオキトリウムは石油を精製する過程で二酸化炭素を食べるため、火力発電に使用しても±0
 ・既存のダムによる大規模水力発電と河川を利用した小型水力発電
 ・効率の良い地域で太陽光発電・風力発電・波力発電・潮力発電・地熱発電を推進
 ・原子力発電については、原発を廃止し大規模利用を禁止し、大学・研究施設等で小型炉を利用した研究活動に止める。

●農林水産業・食糧政策
・食糧自給
 食糧自給は国民生活安定の最大の基礎であり完全自給しなければならない。(最低でも80%以上まで引き上げる必要がある)

・食糧自給率の指標のカロリーベース指標を廃止し、収穫量ベースを採用する。
 
・農業効率の向上
 ・二毛作を推進し農作物収量を増やす。
 ・野菜工場の推進

・サツマイモ栽培の奨励
 サツマイモは痩せた土地でも成長するため、全国の遊んでいる土地でサツマイモを栽培する。
 収穫した芋は災害用の備蓄に活用する。
 長期保管で食事に適さなくなった芋は、前述のバイオエタノール製造に回す。

・水産業の振興
 ・養殖業を拡大し国産魚介類の割合を増やす。
 ・遠洋漁業漁師の教育を国家が推進する。

・脱肉食
 ・教育や政府宣伝を通して肉食を減らす。
 ・減肉食により食糧供給効率が向上する(肉食は家畜への飼料が大量に必要なので効率が悪い)

●林業
・木材自給
 林業の活性化、東南アジアや南米における森林破壊の低減のために国産木材の自給率を向上する。

●教育
・義務教育の大規模改革(普通科)
 0~5歳:幼稚園・保育園
 5~11歳:小学校(6年制)
 11~15歳:中学校(4年制)
 15~19歳:高等学校(4年制)
 
 1年引き下げて5歳から学校教育を開始、中学・高校は1年増やし、高校を義務教育化する。
 14年間できめ細かい教育を行う。

・実業専門教育の強化
 農業・工業・商業高校などを普通の高校とは異なる「実科高校」とし、中学生時(11歳から)入学し、高校卒業(19歳まで)の8年制として、
 専門的知識、技能に特化した人材を育成する。

・義務教育完全無償化
 必要な費用は全て国家・地方自治体が負担する。

・愛国教育
 ・皇室の歴史や日本神話の授業を行う。
 ・「愛国心」「郷土愛」の精神を養う。

・道徳教育
 ・「修身」の復活
 ・神道、仏教、儒教、キリスト教、イスラム教等の道徳的教義を紹介
 
 ※神道の「自然への畏敬・愛好」、儒教の「仁義礼智信」など
 
 ・「八紘一宇」の精神を紹介
 ※八紘一宇:原文「兼六合以開都 掩八紘而為宇」 訓読「六合(りくごう)を兼ねて以って都を開き八紘を掩(おお)いて而(しこう)して宇と為す」
       要約「全世界を都とし、家とする。」 意味「世界は一家、人類は皆兄弟」

・品質管理教育
 品質管理の概念は工業以外の様々な分野(日常生活に至るまで)に応用可能で、全体的な国力増進の基礎となる学問である。
 高校卒業までに品質管理検定1級の取得を目指し、小学生時から教育を行う。

・自動車教習
 高等教育の課程で無償で自動車教習を行い、20万円~30万円もの授業料による経済負担を無くす。
 また、きめ細かい指導を行い、交通事故を絶対に起こさせないような教育を行う。

●医療
・医療完全無償化
 医療に掛かる費用は全て無償とする。

・健康診断(無償)の義務化
 年に2回(春季・秋季)の健康診断を義務化し、無償で提供する。

●暴力団対策
 国防軍,警察を総動員して全ての暴力団組織を殲滅

●性風俗対策
 女性を「商品」にして人権を侵害する風俗産業を厳罰化

 ・風俗店は操業停止、全員逮捕
 ・所謂、AV・アダルト雑誌は所持・売買を禁止し、市場のものは全て焼却処分とする。
 ・アダルトサイトは全て閉鎖。運営者は逮捕。

●カルト宗教
 創価学会・統一教会・幸福の科学・立正佼成会・アレフetc(例を挙げればキリがない)全てのカルト宗教の根絶

●情報機関
・内閣府情報部の設置
 内閣情報調査室を発展させた情報機関を設置し国内外の情勢を調査する。

●市街美化
・路上投棄禁止法(ポイ捨て禁止法)の制定
 違反者は1万円以下の罰金

・半径100m以内にゴミ箱設置

・毎月1回(月最終日)の「清掃の日」制定
 全国民に街頭に出て清掃を行うことを推奨する。

●煙草
・煙草取締法制定
 煙草の扱いを麻薬と同等にする。

●賭博
・競馬、競輪、競艇の廃止
 ギャンブル要素を無くし、純粋なスポーツにする。

・パチンコの禁止
 電力の無駄が解消され、駅前の一等地が有効活用できる。


以上、これも討論会のテーマにしたいなと思っています。

第1回愛国社会主義研究会自由討論会

【日時】
平成27年4月11日土曜日 20時~23時

【討論会用掲示板】
http://jbbs.shitaraba.net/news/6188/

【テーマ】
愛国社会主義に関するテーマはもちろん、それ以外の話題も大歓迎です。

【参加】
参加される方は第1回愛国社会主義研究会自由討論会のお知らせのコメント欄にてお知らせください。
その際、掲示板で用いるハンドルネームも教えて下さると助かります。

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