列車の車窓は心の窓

我が家の住人は電車がとても好きなので、車がありません。電車とバスで出かける日本の旅

由利高原鉄道(2)

2006年09月23日 | 北海道&東日本パスの旅


18年4月4日(火曜日 曇りのち晴れ) (その28)

 (その27)のつづき


 (25・26) 由利高原鉄道 鳥海山ろく線 普通17D・普通22D 
  羽後本荘
 16:45 ⇒ 17:23 矢島
  矢島 17:37 ⇒ 18:16 羽後本荘

   YR - 1505


 由利高原鉄道の沿線は、ほとんど平坦で、のんびりとした田園風景でした。鮎川駅の手前で車窓に高い木々が姿を現し、ちょっと「高原鉄道」らしくなってくるなと思ったら、すぐにもとの車窓風景に戻ります。雪はあまり残ってなく、日陰でなかなか溶けない場所に少し残雪があるのみです。

 前郷駅で上下列車の交換。タブレット交換をしています。

 終点から1つ前の川辺駅で、1人乗ってきたのは意外でした。終点へ1駅だけの区間でこの列車を使おうにも、本数が少なくて利用しづらいのではと思います。終点の矢島駅手前に、トンネルがあったのも、ここまでの車窓風景からすると少々意外でした。
 矢島駅周辺の集落は、由利高原鉄道沿線の集落の中では最も大きいのではないかと思います。終点で降りた客は7人でした。

 美しい木造の駅舎は、東北の駅100選に選ばれているほどです。木目がとても美しいと思いました。中には「由利高原鉄道旅行センター」がある他、「ホットコーヒー(100円)、抹茶(菓子付き・200円)」のセルフサービスもあります。が、お金をどこに払ってどこで品物を受け取るのかよく分かりませんでした。パソコンも2台あり、使用前に名前をノートに書いて使うようにとあります。いろいろ揃っています。

 あまり時間はなく、14分先の羽後本荘行きに乗らないと、明日の朝までに東京へ帰れません。折り返しの列車には、矢島駅での勤務を終えて仕事帰りの人も乗っていましたが、乗客のほとんどは学生のようです。
 が、高校生の多く乗る車内座席の広告は、「品質本位のうまい酒 銘酒 出羽の冨士」か、「この酒で百歳まで 美酒 天壽」しかありませんでした。

            タブレットの交換(前郷駅)

 つづく



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