↓上の赤字「7000万人(韓国+北朝鮮の人口)をスッキリさせる」 翻訳 by日テレ
↑ちなみにここでおじぎしている人々は日本の官僚とのこと(首相は入っているのだろうか)。韓国政府に謝罪しているそうな。
フジ「スーパーニュース」、日テレ「真相報道バンキシャ!」、テレ朝「スクランブル」などで知った方も多いだろう。今韓国であの「パイレーツ・オブ・カリビアン」を上回る大ヒットの、『韓半島』という映画である。
どのくらいヒットしているかというと…
【ソウル18日聯合】カン・ウソク監督の新作映画「韓半島(原題)」が13日に全国520の劇場で封切られ、15日からの3連休の間にはソウルだけで31 万7000人を動員した。同時期封切のハリウッド映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」を約2万人上回る記録。 5月の初めに封切られた「ミッション・インポッシブル3」以来、10週間にわたりハリウッド映画が占めていた興行成績トップの座を韓国作品が制したことになり、韓国映画の復活なるかが注目されている。「韓半島」とともにこの夏一番の話題作とされる「グエムル~漢江の怪物」も、封切を27日に控えている。 06.07.18 ヤフーエンターテインメントニュース |
さらにその後のニュースでは…
韓国映画が、8月第1週末(4~6日)の映画興行成績の1位から4位を独占した。 06.08.09 朝鮮日報 |
韓国の人口は5000万人弱なので、公開4週目で、韓国の総人口の13.5人に一人が見ているくらいのヒットとなっている。日本の人口に置き換えると、日本は韓国の約2倍の人口であるから、約700万人の観客動員数となっている。これは、このページによると、「マトリックス」や「ロード・オブ・ザ・リング」の、日本での累積観客動員数を上回っている。しかもこれは公開4週目であるから、これから観客動員数はさらに増えることが予想される。
さて。韓国でこれだけヒットしているにもかかわらず、この映画は今のところ日本での上演予定はないらしい。えっ?「グエムル」の方は最近日本でも盛んにCMを入れているのになぜ?不思議でならない。
you tube(大文字めんどくさい)のここを見ていただければ、みなさんにもこの映画の魅力の一端がおわかりいただけよう。
日本の新聞でも、以下のように紹介されている。地方紙だが、これが読んだ中では一番くわしい。
大ヒット!?究極の反日映画 「韓半島」にドッと観客 日韓武力衝突シーンが話題 「日韓武力衝突」の仮想シーンを扱い、公開前から何かと話題を呼んだ韓国映画「韓半島(ハンバンド)」が13日、同国内500余の映画館で封切られた。初日だけで約23万人、週末にはさらに多くの観客を集めたことから上映館を増やす予定という。韓国メディアが「究極の反日映画」と評するこの超大作、制作・配給側は竹島(韓国名・独島(トクド))領有権やミサイルを連射した北朝鮮への対応をめぐる日韓対立を背景に大ヒット間違いなしとみている。 (ソウル・原田正隆) 近未来の朝鮮半島で南北統一が近づくものの、日本の妨害で半島が危機に陥る、というストーリー。「シルミド」を大ヒットさせたカン・ウソク監督が手掛け、演じるのもチェ・ジョヒョン、チョ・インビョ、アン・ソンギら豪華キャスト。制作費は約100億ウォン(約12億円)が投じられた。 さらに前評判を呼んだのが国防省の側面支援。日本海を渡ってくる海上自衛隊に対抗、韓国海軍が出撃するスペクタクルシーンで本物の軍艦や戦闘機の撮影を商業映画として初めて許可したのだ。 公開前のマスコミ試写会で、カン監督は日本の歴史認識を厳しく批判しながら「個人的に日本を映画の中でぎゃふんと言わせたかった」と“反日宣言”。多くのメディアは「民族主義の商業化」「感情的な反日映画」「未来の歪曲(わいきょく)」「観客のレベルを甘くみている」と酷評したものの、前売りは韓国映画史上第3位の観客(1108万人)を動員した「シルミド」並みの人気だった。 観客は特に、「反日教育」の影響を強く受けている10代、20代の若者や女性が多い。映画の中で韓国大統領が「日本を世界の法廷に立たせる」と強い意志をみせるシーンにナショナリズムを刺激されているというが、実際に感想を聞いてみると「映画としての完成度は低い」「あまりにありえない話で幼稚」「イデオロギー色がこうも強すぎると拒絶反応が出てくる」と評判は芳しくない。 あるメディアは、最近の竹島周辺海洋調査をめぐる日韓摩擦を受けて「日本が挑発してきたときに利益より損害が大きいと(日本が)思えるほど防御的対応能力を備えることが重要」と発言した盧武鉉大統領と映画の「日本海海戦」シーンを重ね、「映画は現政権に迎合している」と批判する。 ただ、映画関係者は「険悪化した現実の韓日関係とオーバーラップして評判を広げており、過激な反日デモが影を潜めたとはいえ、なお反日感情を内に秘めている韓国の一般大衆が一度は見てみたい映画」と、観客1000万人動員を予測している。当初、「この映画を日本に輸出するのは無理」と考えたらしいが、9月2日からの日本公開が決まったという。 =2006/07/17付 西日本新聞朝刊= 2006年07月18日12時46分 |
…あら?この記事が掲載された7月17日の時点では、「9月2日からの日本公開?」なのに、先ほどのyou tubeのリンク先では「日本での公開予定はない(この番組は8月13日)」って言ってたけど…。
もしかして、日本人に見られたら都合が悪いから、日本での上演中止を決めたの?
だってこの映画、「反日映画」じゃないんでしょう?監督も言ってるよ。
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あ。ごめん。記事を読み間違えた。
「『韓半島』を反日映画とばかり受けとめるならば、きちんと映画を理解できていないもの」と監督自身が言うということは、監督自身にとっても、「『韓半島』には反日映画という側面がある」ことをお認めになっているのですね。「この映画は反日映画ではない」と言い切れないところに、この監督インタビューの痛々しさがある。
あの朝日さんでも、そこだけは正確に報道している。
「反日とだけで見ないで」 「韓半島」のカン・ウソク監督「この映画を反日という視点でのみ捉えたとすれば、本質を理解できなかったということだ」
「韓半島」のカン・ウソク監督が、日本のメディアとのインタビューを通じて映画の演出意図を明らかにした。 日本のテレビ局のインタビューで、カン監督は「映画の中の感情は、韓国が100年間抱いていた悲しみの感情だ。韓国人なら誰も胸の中に持っている微妙な感情を映画の中で表現した」と語った。また「日本は文化的、社会的に近い国だが、その間正確に知ることのなかった韓国人の悲しみの感情を理解してくれるよう望む」として「映画1本で反日感情が助長されるほど韓国人と韓国社会は画一的ではない」と強調した。 さらに「『韓半島』は3年前から企画されていた作品で、現在の国内外の政治状況とは全く無関係」と説明した。 「韓半島」には日本が「悪役」として登場しており、過去の歴史への日本の公式謝罪などが含まれ、封切り前から日本のメディアの注目を集め、読売新聞は「日本が悪役として登場する『韓半島』の興行の成否が注目される」、共同通信は「過度の反日と愛国心に訴えていて論争となっている」と評した。 06.08.20 朝日経由 東亜ドットコム |
へえ。3年前からの企画かぁ。2002年の日韓共催のサッカーワールドカップは、日韓友好に役立っていなかったんだね。少なくともこの監督や制作スタッフにとっては。
日韓友好には、少なくとも民間交流は意味がない、それが言い過ぎであるならば、少なくとも、その友好を吹き飛ばすような映画が韓国ではしつこく作り続けられているということか。なるほどねぇ。φ(.. )メモメモ
率直な疑問であるが、韓国では、映画監督が観客に対し「こういう視点でこの映画を見たら、この映画の本質を理解していない」などと、「解釈のしかた」関してあれこれと指示を出す文化があるのかしら?だとしたら、靖国問題の「解釈のしかた」にもきわめて傲慢な態度をとり続ける中韓人ときれいに重なる。
ちなみに
>観客は特に、「反日教育」の影響を強く受けている10代、20代の若者や女性が多い。(西日本新聞の記事)
やっぱり韓国では「反日教育」をやってるわけね(笑)。
(中編に続く)