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言わんこっちゃない…<JRへの暴行の報告件数が激増

2005-05-13 11:20:53 | Weblog
嫌がらせエスカレート JR西、暴行や罵声160件超す(産経)

(引用ここから)
 兵庫県尼崎市のJR脱線事故の後、JR西日本の乗務員に対する嫌がらせが相次いでいることが、十一日までに明らかになった。西日本旅客鉄道労働組合(JR西労組)など三労組のまとめによると、今月七日までに、同社の乗務員が暴行を受けたケースは四件あり、「人殺し」などという暴言を浴びせられたケースも百六十件以上にのぼるという。

 西労組の森正暁中央執行委員長は「事故直後のボウリング大会など、労組としても襟を正さなければならない部分はあるが、安全輸送のためにも妨害行為を慎んでほしい」と、利用客に理解と協力を呼びかけている。

 調査は、西労組や国鉄労働組合西日本本部(国労西日本)、建交労西日本鉄道本部(建交労西日本)が実施。四月二十八日から今月九日まで、各労組の地方本部に対する聞き取りやJR西に対する調査でまとめた。

 乗務員に対する暴行の例としては、三ノ宮駅(神戸市)で停車中の電車の車掌室に乗り込もうとした男性二人を車掌が止めようとしたところ、男性らが「人殺し」といいながら車掌の左太ももをけった(四月三十日)▽大阪駅のホームで電車を見送っていた運転士が後ろからいきなり右足をけられた(五月五日)-などのケースがあった。

 また、運転中に「JRは人殺しや」と後ろから男性数人に大声で叫ばれたり、駅で停車中に事故電車の救出活動の様子を掲載した新聞を運転室横の窓にわざと掲げられるなどの嫌がらせを受けて、乗務ができなくなった女性運転士もいたという。

 一方、線路への置き石や自転車の放置なども十八件あり、建交労西日本の山本恵三執行委員長は「置き石などは放置するとエスカレートすることが考えられる。再度、痛ましい状況になる可能性もあるので、やめてほしい」と話している。
(引用ここまで)


 以前の報道では「60件(9日月曜報道の段階)」だったが、一気に160件までふくれあがった。嘆くだけではあまり意味がないとはわかっていながらも、嘆いてしまう。「お前らは、JR職員の全員がウンコだと思っているのか?」と。この短慮浅薄さたるや、被害者感情を気取り、単に日頃のストレスを解消したいだけにしか見えない。

 関西人のレベルの低さがよくわかる。そんなにJR職員が信用ならないのなら、自分で電車を運転しろ。自分で電車を運転できないのなら、電車運転を他人に「委託」していることの重要性を認識し、少なくとも電車運転を邪魔することはやめろ。以前の社説批判で「自覚」だけではだめだ!という主張をしたのだが、今のサル化した、みのもんた並の関西人の暴挙を見ていると、安全のためには、電車の運転を邪魔してはならないという認識レベルのことができていないことを痛感する。

 はっきり言って、JRもJRなら、マスゴミに煽られてJRを攻撃して義憤を晴らした気になっているサルもサルである。


 話は変わるが、JRの労働組合は複数あるのか。これが、私たち「情報の受け手」にとって、新たな混乱を引き起こしているようである。あの(剃ったが)チョビヒゲ記者に関する記事を書いた、昨日発売の週刊新潮で知った。機会があればまた書くが、ここ数日は忙しいからなぁ…いつ書けるか何とも言えない。勘弁。m(_ _)m


 記者会見でJR職員に罵声を浴びせ続けたチョビヒゲ記者については、以下のブログが実名をすっぱ抜いた。これが真実なら、ブログが、重要事件について一次データをスクープした特筆すべき事例となるだろう。

JR西日本記者会見で罵声を浴びせたヒゲ記者の[正体] 読売新聞大阪本社社会部遊軍 竹村文之

(引用ここから)
以前このブログでも取りあげた、JR西日本の記者会見
 「遺族の前で泣いたようなふりをして、心の中でべろ出しとるんやろ」
 「あんたらみんなクビや」
と息巻いていた記者に関する「『記者会見で罵声』を浴びせた『ヒゲの傲慢記者』の社名」という記事が週刊新潮5月19日号に掲載されており、その記者の写真も公表されています。
 記事によるとこの記者は読売新聞大阪本社社会部の遊軍のT記者、とイニシャルで書かれていました。

 で、早速、読売新聞東京本社の読者センターに訪ねたところ、名前は教えられないとのことでした。ぼくらのようなフリーランスのジャーナリストは常に名前を出して署名原稿を書いているわけです。なんで大きな組織に所属している記者が氏名を公表できなんでしょうか。同社の社長で主筆の渡辺恒雄氏だって本名で原稿を書いているでしょうに。
 そういう意味では日本の新聞記者はジャーナリストじゃありませんね。

 まあ読売としては、よほどバツが悪かったわけですね。で、人の噂も75日と、フェードアウトを狙っていたのでしょう。名前を出して恥ずかしい、後ろめたい、ないしは保身のため名前を出したくない。そういう人はこの商売に向いていません。ところがこの手合いが多いのが日本の新聞やらテレビやらの「報道関係者」です。

 そうなると意地になるのがぼくの性分です。で、ネットで検索して色々と資料があつまったのですが、決定的な証拠はできませんでした。ですが、どうも竹村文之記者なる人物らしいことがわかりました。

 そこで読売新聞大阪本社の読者相談センターに電話をし、件の記者は竹村文之氏では、と問い合わせたら一発でその通りです、と回答してくれました。

JR西日本の記者会見で罵声を浴び出ていた傲岸不遜な記者の名前は
竹 村 文 之
氏です。

 これでは、頭隠して尻隠さず。危機管理体制がなっていないぞ、読売新聞。
 竹村文之氏は常識的に考えてジャーナリストにあるまじき非礼を行ったわけですから、先手を打ってお詫びの記者会見でもすればこんな大騒ぎにならなかったんですよ。

 これじゃ反日暴動で絶対に謝らない中国を批判できないでしょう。
 まあ、ナベツネ氏自身、元共産党員ですからねえ。雀百まで踊り忘れずですか。

本ブログ5月7日にも関連記事を掲載しています。
(引用ここまで)


 当ブログもそうだが、独特の「毒」が日本のブログの文化となりそうだな。

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