今月の朝生、何だったの・・・

ついさっきまでやってた朝生のテーマ。

「激論！出でよ！平成の龍馬　～ 平成鎖国・日本を打破するのは誰か ～」


・・・普天間問題や、鳩山内閣支持率急落、あるいは郵政民営化問題や子ども手当問題など、いくらでも危急の問題はあるだろうに。ここでNHK大河の乗っかりネタですか朝日さん。


出演者。

藤末健三（民主党・参議院議員）
今井雅人（民主党・衆議院議員）
山本一太（自民党・参議院議員）
浅尾慶一郎（みんなの党・衆議院議員）
斎藤弘（日本創新党政策委員長、前山形県知事）

荒パスカル（通訳・翻訳家）
猪子寿之（チームラボ(株)代表取締役社長）
勝間和代（経済評論家）
高橋洋一（元財務官僚）
歳川隆雄（ジャーナリスト）
堀江貴文（元(株)ライブドア社長）
渡部恒雄（東京財団上席研究員）

こんな所に堀江さんが出てきてまた「ホリエモン」などともてはやされるのはもはや失笑するしかない。番組中でも、「平成の龍馬は誰だ！」というコーナーがあり、それぞれが考える平成の坂本龍馬をパネルに書いて出していたが、民主の素人上がり末端議員が「堀江貴文さん」と書いて必死に持ち上げていたのが滑稽だった。

民主さん、あんたらは、理由もわからずひたすら叩いている小泉竹中改革の申し子であった堀江を、ここに来てなぜおだてようとするのかね。まさか、彼が亀井静香への刺客として、広島の選挙区で戦ったことを忘れたわけではあるまいに。


その他の内容も、各パネリストがただダラダラと持論を語ってCMが空けたらいきなり話題が変わるといういつもの展開。経済問題にしても、日銀券を刷ってインフレ覚悟で（というかインフレを目指して）通貨供給量を増やすのか、そんなのは景気には関係ないのかについての話は出たが全く深まらず。民主の素人末端議員も、消費税アップについて民主党の方針を語るわけでもなし、まったく意味のない討論ばかりであった。


最初の勝間の話だけ笑った。田原の、「なぜ今の日本は元気がないのかね？」というツッコミに対し、

「それを討論するのに、ここにこんなジジイしかいないからですよ。４０代以上の男性ばかり。若い人が、さまざまなレベルの競争に参加できないってことですよ。」

そういえば、勝間あたりが競争の話をしても、ネットサヨは「競争の話すんなー！それが小泉竹中改革の害悪だー！」などというツッコミはなぜかしないんだよな。同じ話をしていても、勝間なら叩かずに、自民党の政治家ならそれこそ必死にしつこく叩く。ネットサヨって、どんだけ頭が悪ければ気が済むのだろう。そりゃルーピー鳩山に親近感を感じるわけだよな（笑）。