サードウェイ(第三の道) ~白井信雄のサスティナブル・スタイル

地域の足もとから、持続可能な自立共生社会を目指して

私たち一人ひとりは、気候変動にどのように適応したらいいのか。

2014年04月02日 | 気候変動適応

気候変動の影響に対して、一人ひとりは何ができるのでしょうか。一人ひとりができる、とるべき行動を列挙してみました。



(1)気候変動の影響を知る・自分事にする

 既に発生している気候変動の影響を知る。自分への影響、地域への影響を知る。

 

(2)現在及び将来の猛暑や水災害から身を守る

 熱中症や水災害の被害から身を守る。将来的に影響が深刻になることを考えて、家族と話し合って、住宅の整備や避難経路等の確保等の備えをする。

 

(3)食料やエネルギーの自給自足を図る

 食料やエネルギーの供給停止を考えて、自宅でのエネルギー備蓄や自給自足を考える。

 

(4)コミュニティで対応する・近隣関係を高める

 隣近所で、猛暑時や水災害の際の高齢者等の支援や助け合い等について、話合い、準備をしておく。

 

(5)外出時に気をつける

  外出時の熱中症、水災害に常に備えておく。外出する時間や経路、外出先を選ぶようにする。

 

(6)住まいを選ぶとき、家を建てる時、気候変動の影響を考えて、選ぶようにする

  水災害等の被害拡大、風通しのよさやクールスポットとの隣接等を考慮して、住処を選ぶ。猛暑や暴風、浸水等に対応する住宅設計とする。

 

(7)気候変動の影響から被害を受けた被災者や農家を支える

  水災害の被害を受けた人を支援する。気候変動の被害を受けた農家を支える。

 

(8)自然の変化を知る・情報を得る

 豪雨や熱中症等の警報や予報を常に得るようにする。行政に問い合わせて、気候変動に関する影響や適応策に関する情報を得るようにする。

 

(9)自然と謙虚につきあう・自然と共生する暮らしを考えてみる

 気候変動を起こした原因である人間の自己中心さ、自然の猛威に対する謙虚さ、など、自然と人間とのつきあい方、距離の置き方について、考える・話し合う。

 

 

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